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狭小邸宅
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狭小邸宅の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全88件 21~40 2/5ページ
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勉強になり、面白い本でした。 あっという間に読み終えました! | ||||
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ブラック会社の実態を、まざまざと描く。 この筆力は大したものだ。 パワハラあり、暴力もありの上司に、 ただひたすら耐えて、ついていく。 なぜ不動産会社の社員になったのか、はっきりしない。 でも、なかなか売れない。 お前は、能力がなく、売れないから、やめろと言われる。 それでも、続ける 大学卒の松尾。 同期の同僚は、多くはやめてしまった。 そして、本社から、移動させられる。 その上司は、前と違って、実に冷静で、 やめたほうがいいと言われるだけだった。 「自意識が強く、観念的で、理想や言い訳ばかり並べ立てる。 それでいて、肝心の目の前にある現実を舐める。 腹のなかでは、拝金主義だなんだと言って不動産屋を見下している。 家一つまともに売れないくせに、不動産屋のことを わかったような気になってそれらしい顔をする。 お前、自分のこと特別だと思ってるだろ。 自分には大きな可能性が残されていて、 いつかは何者かになるとどこかで、思っている。」 と上司は、ズバリと言ってのける。 蒲田の売れないペンシルハウスを売ることで、 やっと、松尾は変わる。 上司は、的確なアドバイスをする。 そして、売ろうとする家を決めさせるテクニックも使えるようになる。 一人前の 不動産屋になるのだった。 | ||||
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途中は立ち直ってよかったと思ってたが、徐々に壊れていくさまが空しかった。 この先仮に自分が同じ境遇に陥ったら、なりふり構わず壊れる前に逃げないとダメだと痛感した。 小説だから身近に物わかりの良い女性がいるけど、現実はそこまで甘くないともw | ||||
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青春小説…なのかは疑問ですが、面白かった。 テンポもいいし、一気読みしました。不動産業界の人が書いたのかと思うくらい、凄くリアルで生々しい。 人間性が壊れていくと見るか、営業マンとして成熟していくと見るか…。 業界の方、精神病まない程度にがんばってください。 | ||||
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(できれば良い)大学を出て、(できれば良い)会社に就職をして、(できれば良い)家を買って…という人生。 多くの人は何となくこんな感じの人生を送っているでしょう。 この小説は、そんな『人生の歪み』を生々しく描写している良作です。 主人公は有名大学を出るも、なんとなくブラックな不動産会社に就職。 まったく結果を出せず、罵倒され人格否定されるけど、辞められない… そんな中、どこかミステリアスな課長に出会い、成長(?)をしていくけども…という話ですが、 多くの人は、自分の人生に被る部分があるのではないでしょうか? 話はあえて中途半端な感じで終わりますが、だからこそ様々なことを考えさせられました。 | ||||
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目標を見つけられず大学を出て、なんとなく不動産屋に就職した主人公の話です。 分譲物件の販売に苦悩し追い詰められ、辞める覚悟で取り組んだ案件で活路を見い出し、 そこから加速度的に成長して行くのが、読者を爽快にさせると思います。 不動産営業の手法にも触れていますが、私が住宅購入する際に心当たりのある展開でした。 個人的には、苦悩してる時に出会った真智子との恋愛が成就して欲しかった。 作者・新庄耕氏の他の作品も読んでみたくなりました。 | ||||
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買ってすぐ一気読みしました。 松尾の葛藤と苦悩、そこからの成長と虚無感。 営業をしてきた人ならわかるあの思い。 是非読んで頂きたい作品です。 | ||||
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不動産に限らず、営業マンであれば感じるところのある一冊かと思います。すべてを見透かすような課長の一言にはハッとさせられました。営業経験がある方には刺さる本ではないでしょうか。 | ||||
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新米社会人をゆっくりむしばんでいく不動産営業の狂気 特にラストにかけての疾走感が秀逸 | ||||
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良い本だと思います。営業しているならば、共感する内容が沢山あると思います。泣けてきます。 | ||||
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実需の売子でコレなら投資用は…。営業担当者の心理面、テクニカル面面白かったです。 | ||||
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不動産という超高級商品を売る側と買う側の攻防に手に汗を握りました。営業技術に加え、地図を把握する力、忍耐力が求められる業界に生きる不動産営業マンならではの苦労を知ることで、社会人の苦労を知ることができる一冊だと思いました。 | ||||
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kindle 日替わりで、なんとなく購入。文章が読みやすいこともあり、ブラック(?)な不動産屋に務める主人公と周りのキャラクターに引き込まれて、一気読み!おすすめです!! | ||||
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プロットの甘いところがあるものの、どろどろした嫌な感情が読後感に残る文章の迫力は大したものだと思う(褒めてます)。名作というより怪作。一読を勧める。 | ||||
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新庄先生のファンになりました。 売ればOK、売れなきゃOUTの営業の論理で追い込んで読者を追い込んでいく。 面白かったです。 | ||||
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ちょっと甘めの評価にしてみました。 ダメな部分はブラック企業や不動産営業の表現がやや類型的に過ぎる感じ。 これで出来る仕事なら簡単だわと感じないではなかった。 無個性な主人公が無個性であるが故になんとなく選んだ会社を辞めることをしない。 一旦その会社の色に染まってみると、それまで何もしてこなかった故にその仕事を馬鹿にしながらも同じくらいプライドを持って醜態を演じてしまうという感じ、この感情はやっぱり文学だし現代を斬ってると感じた。 社畜と一言で類型化されるような人物の心の襞を掘り下げていく様はやっぱりこれも文学だよと思う。 | ||||
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会社に行くのが楽しくてたまらない人には良いかも知れないが、そうで無い人は通勤途中や仕事中に読むのはお勧めしない。自分も仕事の休憩時間に読んで、読む時間を間違えたと思った。 実際に、不動産業界と言うのはこれほどまでにパワハラの嵐なのだろうか?著者の年齢や本書の発行年度を考えても、ちょっと古い話なのか、あくまでも物語の設定なのか。 本書で良かったのは、主人公を叱る上司のセリフ。このセリフだけでも本書を読んだ価値があった。 言い換えると、恐ろしいまでのパワハラや同僚の冷たさには物語とは言え嫌な思いをした。また、 何故売れなかった鎌田の物件が駄目営業マンの主人公に売る事が出来たのか? 何故会社がその物件を売るためだけの時間を主人公に与えたのか? 何故冷たかった上司が鎌田の案件を売ったからと言って、同行までしてくれるようになったのか? 何故初出勤の女性が主人公に連絡先を教えたのか? など小説として詰めが甘い部分が多く、最後のオチも無く、小説全体としてはレベルが低いと感じた。 | ||||
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モデルの会社に内定が決まったので買ってみました。 文章はあまり上手くないし、小説としてはそれほど評価できないかもしれません。 内容は一昔前(上場前)のこの会社でのエピソードをフィクションを交えながらつらつらと書いていたように感じました。モデルの会社に関しては正直、目新しさはなかったです。 ただ、営業で評価される人はこういう人だよなと主人公に深く共感できました。 地獄のように厳しい環境の会社で、仕事は仕事として本気でやれる気持ちを持つ。ただそれだけのことを身をもって知ったことは、表彰されるにたる素晴らしいもの体験談になるのだと勉強になりました。 | ||||
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中小の不動産業に勤める主人公(中田)が転勤先の上司に厳しい言葉を浴びせられながら鍛えられていく様がえがかれる。 感想。 (1)ところどころ印象的な言葉がある。 *お客には「検討してください」「お願いします」などと核心を避け、婉曲的に言うではなく・・・・ *不動産を売るには、物件に辿りつく幹線道路でなく、細かな路地を覚える必要がある、その理由は・・・ (2)読ませる。それも一気に! (3)終り方がやや唐突。 (4)やたら難しい単語が登場するのは流れを止めてしまうので、チョット私には合わない。 仕事上のことを「合わない」などと文句が先に来る人にはぜひお勧めしたい。 | ||||
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ノルマの生々しい詰め、作者は実働経験があるのでしょうか。無しでこの描写はすごい。経験者でもここまで緻密に描けるのは凄いと感服。割り切り始めた後の快進撃に胸がすく思いです。 夢を汚く売る、虚業とも違った猥雑さがここにあります。 | ||||
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