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狭小邸宅
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狭小邸宅の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 21~24 2/2ページ
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住宅業界、なかでも建売業界はブラック企業が多い。この小説の舞台になっている企業は、そのなかでも、相当に酷いレベルのブラック企業といえる。 主人公が、心を病みながら、そこに埋没していく姿は、テーマの選定として、優れている。 しかし、今のブラック企業は、採用経費の問題から、この小説のように、やみくもにヒトをやめさせたりはしない。 寧ろ、現実のブラック企業は、一度入ったら、辞められないところに問題がある。 その意味で、ブラック企業の取材が甘いと言える。また、最後のシーンは、完全に尻切れとなっている。 取材の甘さ、技法に、疑問がある一冊。 | ||||
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首都圏の狭小住宅に需要がある業界実情と(いまだ)土地神話に踊らされている首都圏のお話。 高学歴&ゆとり世代の青年が体育会系の営業を通じて成長?していくのかな。。 家を買えば幸せになれるの?とかテーマがあるわけでない。 最終的な上司の課長がなぜ商社から転職してきたのかふれずにプッツリ終了。 住宅販売事情にうとい読者は1読できる。さすがに2回読む気になれない。 | ||||
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さらっと読む分には悪くはないかもしれない。でも読んだ後に何か残るわけでもないし、例えば電車にのっていて別にやることがないときに暇つぶしになる程度の内容だと思う。最後も「あれ、これでおしまいなの?」という拍子抜けの結末で完成度が高いとは言いがたい。一時間もあれば十分読めるので、興味があれば図書館で借りて、あるいはその場で読めば十分であろう。このレベルですばる文学賞を受賞したというのは理解に苦しむが、私の感性が低いのか、審査員がおかしいのか。他の皆さんのレビューもほとんどがほめているようなので、多分、前者なのだろうが、単純に不思議である。 | ||||
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新聞広告のレビューを読んで、自分も読みたくなりました。じつは私自身住宅が好きで、住宅や不動産関係の雑誌・フリーペーパーや本を読んでいます。WEBサイトで自宅沿線の物件動向を見るのも結構面白いものです。そんな私からすると、残念ながらもう一歩踏み込んでほしいと感じました。不動産屋のテクニックは、まだまだたくさんあります。 しかし本書は、「不動産屋のこわーい話」といったネタ本ではなく小説です。では、小説として評価するならどうか。わりと単調で、さらっとしているので、読み応えもイマイチでした。かさ高の紙を使い、巻末まで一気に読める工夫をしたかったのかもしれませんが、税込み1,260円は、私には少々高かったです。これくらいのキズ物件(?)はザラにあるし、売れそうで売れず、もの凄く苦労してやっと売れた!というストーリーの盛り上がりがもっと欲しかったと思います。主人公の内面の描き方も、もっと深くできたと思います。 悪い事ばかり書きましたが、こういう新星の著者はものすごく応援したくなります。練りに練った濃い小説を期待しています。 | ||||
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