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散り椿
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散り椿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 41~43 3/3ページ
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私の住まいの近所には本屋がありません、大きな本屋までは車で15分ほどかかります。時には目的の本が入荷していないことが多く、無駄足になります。そのため、amazon様の利用が多くなります、今回も楽しみにしていた本が即入手でき嬉しく思います。ありがとうございました。 | ||||
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葉室麟の『散り椿』を読みました。同氏の作品では『蜩の記』や『銀漢の賦』も泣けますが、わたしとしては一番泣けましたね。私は知らなかったのですが、椿の中には散り椿と言う種類があって、普通椿は花ごとポトリと落ちることから首が落ちる様も思わせるとして武士には嫌われていたのですですが、この散り椿は花びらが一片一片散って行くという種類だそうです。 かつて一刀流道場の四天王一人と謳われた瓜生新兵衛は、上役の不正を訴えたが、逆に藩を追われた。18年後、妻・篠と死に別れて帰藩した新兵衛が目の当りにしたのは藩主台替わりに伴う家老の企みだった。という話なのですが、一番泣かされたのは次の一節です。 「私はそなたに苦労ばかりさせて一度もよい思いをさせたことがなかった。そなたの頼みを果たせたら褒めてくれるか」 「お褒めいたしますとも」 妻の目には、いつ知れず涙が滲んでいた。 この一節は、本書の中で4回出てきます。それだけ著者の思い入れも大きいものがあるのでしょうが、いいセリフですね。現実の夫婦生活ではなかなか出てきませんがね。 小説の難を敢えてあげれば、意外に話が複雑で追っかけるのが大変ですね。篠の頼みがなんであったかも含めて。少しわかりにくい点ですね。 | ||||
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映像化したらさど面白いのになーと思える筋書き、チャンバラ時代劇の傑作。 | ||||
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