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限界集落株式会社
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限界集落株式会社の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全48件 21~40 2/3ページ
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ドラマ化されたんですね。 どうやら美穂からの視点のようですが、原作は優から見た世界観です。 美穂から見た優は、うさんくさい経営コンサル、優から見た美穂は生意気な頑固娘といったところでしょうか。 地域再生のお手本というより、エンターテイメントとして楽しんだほうがいいかもしれません。リアルに捉えるには、たしかにツッコミどころが多い感はあり。 でも、楽しめます。 | ||||
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【内容】 廃れた農村を外銀出身の主人公が現地の若い娘と喧嘩しながらあれこれ改善していく流れは、イライラも少なく読み進めやすいです。ただ、限界集落とは言えず、初期値で頭脳(主人公)も農業知識(村の若い娘)も労働力(都会より来た若者たち)も揃ってるなんて、とんだチート限界集落集落という初期設定です。 農村の後継問題や都会での若者の疎外感など、一筋縄でな行かない課題も沢山あるはずですが、(作者の力量で)これらの課題が「村おこし」を通して解消とは行かない間でもドンドン改善して行っちゃうんですね。 【感想】 敢えて言えば、現実的に村おこしを成功させようと思ったら、これくらいの要素は必要ということでしょうか?それはそれで考えさせられるものです。 (小説ですからね。)最後に、活き活きと皆んな生活できるようになるなど後味も良いです。書名から渋い抹茶かと思いましたが、とんだストレートティーでした。 | ||||
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個性豊かな登場人物が見事にドラマを盛り立てています。少々劇画的なシナリオですが。 | ||||
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どっぷりと田舎につかって、漫然と生きている自分に刺激をくれた。 そりゃそうだ。変わろうと思えば、一歩も二歩も踏み出さなきゃいけない。 誰かが、勝手に変えてくれるなんて “幻~” です。 という意味で、いい刺激を頂きました。 確かに、話が薄っぺらいとか、現実はこうじゃないとか、ないない節を言い出したらきりが無い内容かもしれないけど、いいじゃないの、その気になってみても言いと思う。 あっ、その話っていいね~成功するかも。なんて話、してても、実際にやるやつは居ない。 この話が、まさにそうだ。 そのまんまとはいかないかもしれないけど、これをバイブルに “どんでん返し” するやつが居てもおかしくないぞ。 後半の浪花節だって、涙が出たよ。それでいいじゃん。 2015年1月のNHKのドラマ10で5回放送されるみたいだけど、ストーリーも原作とはちょっとアレンジされてるみたい。 「紙の月」みたいに映画を期待してます。 | ||||
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衰退してしまった村を都会でキャリアを積んで成功してきた青年が村の人と一丸となって立て直していく物語です。 既成概念を打ち破り行動することや、人々がが自分の得意とする分野で生き生きと村の再生にかかわっていく姿は読者に勇気と希望を与えてくれます。 TVドラマ化決定となったようですが、ドラマではどんなキャストでどのようにストーリーが描かれていくのか、今から楽しみです。 | ||||
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本の厚さの割には読みやすかった。 物語は単純な内容であり、それを読み手が明確であると観るか、薄いものと観るか別れると思われる。 私はこの本を読み、ふと故郷を思い出した。どうやらやるべきことが見つかったようだ。 この本を「ただの物語」と観るか、「現実にある問題」と観るか。 私が思うに、この本は私達に今の田舎の問題を提起していると思う。 | ||||
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私は以前農業関係の仕事で農家や農村地帯に接する環境にいましたし、実家も田舎なので分かりますので村人の会話の内容とかうわさ好きなところは田舎独特のものでなかなかリアルな描写だと思いました。 小説ですからもちろんストーリー自体はフィクションな訳ですがJAについての批判や日本の取り巻く自給率が低いと言われているが本当に低いのか?と皮肉を織り交ぜてあるところ、田舎独特のありそうな陰湿な嫌がらせ、若者の就農支援についての実態はなかなか現実的なところなので著者はその点の事情をある程度詳しいか勉強しているのだなと思いました。 話自体もユーモアもあり、危機もあり、恋もありでなかなか面白いのですが残念なのは後半のスキャンダラスなある事件で話が展開してくる点。こういう話の方が人間くさくて生々しいのかも分かりませんが、元々が限界集落に農業法人を設立してそのあといろいろ頑張っていくというサクセスストリーという設定にこの展開はなんか下品というかくだらない気がするんですよね。その点もっと構想を練って欲しかったです。 あと解説でも正登は「根無し草のような存在」と表現されていましたが、、一見しっかり者の中年のようで実は女性関係で問題がある過去を持っている男と言うことで終盤の「愛してる」とかはちょっとこの作風からずれてんじゃねと興ざめしました。 まぁいろいろ不満も書きましたが話としては面白いのでお勧めできます。それこそ限界集落と呼ばれているところの農業法人や住民に読んでもらえれば何かが変わるきっかけになるのかも知れないですね。 | ||||
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黒野伸一氏の本はデビュー作から全部読んでますが、アマゾンでレビューがダントツに多いのが本作です。 レビューしたくなる内容なのが分かります。 「限界集落」という言葉の意味をこの本でよく理解できました。 こういうのが日本の現実の姿なんだなぁ。私は農業関係者ですが、JAの実態とか、とてもよく取材していると思います。 なぜこんな事になったのか、構造的な問題がさらりと描写されている。「そうなんだよなぁ・・・」と頷く事しばし。 (そこを弾劾するのがこの小説の主旨ではないのでサラリなのがまた良いです) それを株式会社という資本主義のシンボルを「正しく駆使して」解決を図る、という構図が良いです。 分かりやすい。基本的な枠組みはこれだろう。難しい事は一般人には分からないが希望が見える事は確かです。 そもそも日本は株式会社とか資本主義とかが誤って運用されているからこういうことになった。 そのことを作者はよく知っている人なのだと思う。 (株式会社で本当に一番エラいのは社長だと多くの日本人が思ってる。これは間違い。正しいのは「株主」) 問題を高校生にも、いや中学生にも分かりやすく説明して、具体的な解決策の道筋を示した作品です。 テレビドラマにして多くのフツーの人に見せてあげたい。そういう作品です。 2015年2月追記 NHKのドラマになった!やはりか。 JAが解体されることに!大臣もこの作品を読んだのかな。そうに違いないと思う。作者には先見の明があった。 | ||||
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これからの日本のあり得そうな場面を面白く切り取ったストーリーです。 登場人物がそれぞれ個性的に描かれていますが、それぞれがもつ才能にちょっと無理矢理感が無きにしもあらず、です。 | ||||
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限界集落という社会問題をテーマにしているので、 かなりシリアスかつ経済的な知的好奇心を満たすものと期待すると肩透かしをくらいます。 登場人物もストーリー展開も軽く、ライトノベルな感じです。 ではつまらないのかと言われるとそんな事はありません。 元気になる、楽しくなるという意味ではエンターテイメントとして十分です。 限界集落問題にはインテリの知識よりも この小説のようなライトな楽しさが必要なのかもしれません。 | ||||
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限界集落のイミも知らないまま、ウラの説明を見て農業がいっぱい出てくる話なら面白そうと思って買いました。 全体的なバランスとしては、思っていたよりは作物を育てたりする描写が出てこず、それよりは農業をとりまく色々な問題や経営・地域活性化などに主眼が置かれている印象です。 なので、タイトルが内容と雰囲気を良く表しているんじゃないかと思います。 お腹を抱えて大笑いすることはなかったですが、穏やかなユーモアが漂っていると思いました。 読んでいて作品にのめりこんでいくというよりは、客観的に上から俯瞰しているイメージです。 なんとなく方向性は見えてしまうのですが、最後のほうだけは展開が読めませんでした、一本とられました。。。 最後はちょっとハラハラするけど、後味は良いです。 一般人は純粋に楽しめ色々な問題を考えるきっかけになりましたが、農業関係者がこれを読んだらどんな風に感じるのか、とても興味があります。 菜の花が食べられるの、知りませんでした。 ベジタ坊とか野菜のくず、すごいセンスです…。 | ||||
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現実的であり、少し飛躍はあるが、序盤の農村描写は山間僻地を彷彿とさせます。 | ||||
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現実的な小説です。そしてテーマが限界集落という日本のど真ん中の社会問題。参考にもなりました。 | ||||
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期待せずに読んだら、意外と楽しめました。 過疎化が進む限界集落を株式会社化して、再生するというテーマが なかなか興味深かったのと、人間関係とかがリアルに描かれていたのが面白かったです。 一方で、物語の展開が結構速いのが非現実的ではありますが、 そこは小説ということで仕方ないのでしょう。 田舎暮らしや過疎化について興味がある方にはお勧めの一冊です。 | ||||
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軽い! 読みやすい! 笑った! ほろっときた(/_;) この先はこうなる、という期待をはずしません。 世の中、すべてこうなればいいのに。 | ||||
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閉鎖的な農村には外部の人を入れないと変わっていかないわけで、しかも変革するためにはやはり地元のの人の意識が変わり その人が変えていかなければいけないと実感しました。 | ||||
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限界集落にあった祖父の家。主人公はここにしばらくの間休養をとるためにやってきます。しかしそこにあったのは、都会とは全く違う近所づきあい。うるさいくらいのジジババに野放図な子供たち。やる気のない農業研修生に、先の見えない農業になんとなくやっている農家。 けれどみんな自分の育ったこの土地が好きで、ここにいたいと思っている。そんな思いとは裏腹に町はここを「限界」なんだから廃村にして新しいところへと移住してほしいと思っている。 主人公は休養をとりに来たはずなんだけど・・・。 意外と面白かったです。 こんなにうまくいくはずないよと思いながら。それでも読んでいきます。うまくいきすぎだ(笑)。 でも、みんなココがすきなんだというのは伝わります。 この本を読んでどうこうしようというのはなく、あくまでも読み物だけど。 それでいいよね。2時間ドラマだとおもしろんじゃないかな。 | ||||
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前半面白いですよ、ただ後半がスカスカ。 後半の農家の建て直しがもうちょっと綺麗に描けていれば よかったのに、スキャンダルと金策の話しに持っていったのは残念 これ題材にして、ドラマもしくは映画にすれば 面白いと思いますけど、脚本とシナリオは大幅に修正ですね | ||||
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里山再生に取り組んでいるか関係で購入しました。 こんなにうまくはできないと思いますが、挑戦は必要だと思いました。 ストーリーも面白かったです。 | ||||
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書店で面だしで並んでいて、「かかってこいTPP」というポップが面白そうだったので読んでみた。 黒野伸一という作家は読んだことがなかったので、どうだろうと思ったけど、すごく面白かった。 読んでいて思ったことがいくつかあるが、一番強く思ったことは、「この小説はあと何十年か後の日本の縮図ではないだろうか?」ということだ。 何かの番組で「このペースでいったらあと何百年後には日本人はいなくなる」みたいなことを聞いたことがある。 まあ、それは遠すぎる話だけら置いておくとして、人口が減っていることは確かだ。 その問題は、政治に任せておいて、一般の私たちは関係ないのだろうか? いや、それでは、衰退を続けるばかりだ、とこの小説は教えてくれている。 行政頼みで生活を続けているとどうなるのか、そこから脱却するためにはどうしたらいいか、それを登場人物たちは、中でも多岐川優や大内美穂からは学ぶことができると思う。 ぜひ多くの人に読んでもらって、物語や登場人物たちの声を聴いて、いろんなことを学んでほしい。 | ||||
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