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珈琲城のキネマと事件



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【この小説が収録されている参考書籍】
珈琲城のキネマと事件 (光文社文庫)

珈琲城のキネマと事件の評価: 3.33/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

謎解きとクラシック映画を楽しむおとぎ話

現役刑事の春夫と文化欄担当新聞記者の秋乃が主人公。
2人が時に通うお屋敷のような謎めいた洋館は、以前は名画座で今はとびきりおいしい珈琲を飲ませる喫茶店。
持ち込まれた謎や事件を、いろんな職業を持つ映画好きの常連たちが専門家の目で解いていくという設定です。

解決のヒントになる映画は井上氏らしくホラー怪奇系統が多いです。が、チャップリンの「モダン・タイムス」とか「ロッキー」や「ウルトラマン」、「座頭一」まで登場します。1920~2005年までの映画なので、なつかしく感じるのは昭和世代でしょう。
何気なく見ていた映画の撮影時に、裏でそんな工夫がこらされていたのかとびっくりしたものもありました。映画ファンにもおもしろいと思います。
ただ、事件や真相が現実離れしすぎているのが難でしょうか。しゃれたおとぎ話として読むのがいいと思います。
珈琲城のキネマと事件 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:珈琲城のキネマと事件 (光文社文庫)より
4334779387

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