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サイレント・ブルー
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サイレント・ブルーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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いろいろなことを考えさせる小説でした。企業が個人に対する影響を個人はどう考えればよいか、また政治にどう向き合うのか。水以外でも考えられる課題かなと思いました。 | ||||
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水はただの時代は終わったが天然水を謳っている商品が人々の日常にも影響を及ぼすかもしれないということに気づかされる1冊です。これは水だけの問題じゃないのかもしれません。 そういえば最近温泉の枯渇がニュースになっていましたね。 | ||||
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繰り返しになりますが僕は樋口さんのファンです。が、今作からは景色や人物があまり見えてこなかったので辛口の点数に。 おそらく僕が地元民で移住者視点になれなかったのが原因だと思います。 テーマは良いし、おそらく作者自身が抑えてはいますが同様の危機感を身近に感じているが故の筆圧なのでしょうがどこかスッキリしない読後感。 | ||||
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全体的には面白かったです!ミステリというより企業や社会的問題もの。水の問題が生まれてそれを解決していく過程で生まれる感動もあった。ただ、カタカナの名前がやたら長く使用されている。ハンドルをステアリング。村の名前は長いカタカナ名がいちいち出てくる。水をボトルウォーター。それがなければもっとページ数が少なかっただろうと思う。 | ||||
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日本の水資源問題は深刻になってきたかも知れませんね。 | ||||
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図書館本 ウォータービジネス(水商売)をめぐる地域のごたごた。 まるで〇梨県の事のようだ。 筆者はしっかり水問題の現状を読み込み、橋本淳司さんらの書籍を参考文献に挙げている。 地下水は誰のものか? ミネラルウォーター税とは? 常に選挙には金が絡む地域、土木利権や他の利権に絡み取られる政治。 メガソーラーや南アルプスの地下を通るリニア新幹線もまさに同じ構図である。 小説として読むのも良し、ノンフィクションと妄想して読むのも良しである。 私はもちろん後者として郷土を愛する者として読んだのは言うまでも無い。 社会的共通資本としての水、そんな文脈で読んでみてください。 | ||||
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とてもタイムリーなテーマ。他国資本による水源地の買い占めが進む現在、日本人は水が宝であることを再認識すべき。 | ||||
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舞台は八ヶ岳高原ですから、風光明媚、空気も水も美味しく、山の恵みは大切にされているはず。求められる観光資源でもあるから・・でも案外その美点は経済至上主義には軽く後回しのように扱われているように感じる。日照時間が多いからと山野はソーラーパネルで覆われているし、売れるからと地下水も商品化が激しい。そのことをフィクションの形で、現実すれすれに樋口さんは描いて見せた。森と水を知る古老が主人公を案内する八ヶ岳の奥は、水の恵みの源、最初の一滴は、味わったことのない甘露だと読む者をうらやましがらせる場面も、みずみずしい。 | ||||
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地下水にまつわるお話です。 八ヶ岳山麓の新規居住者部落で、地下水が濁りはじめ、ついには出なくなる。 部落の者は、近くで地下水を大量に汲み上げているミネラルウォーター企業と戦おうとするが……。 魅力的な出だしで、グイグイと引き込まれていきました。 しかし、主人公たちが企業と対決することをあきらめ、別の戦いを始めるあたりから、急激に失速する印象を受けました。 その別の戦いのなかで、 「水は有限なんだ。みんな、地球の水を大切にしようじゃないか」 みたいなメッセージが強く前面に出てきて、読んでいて楽しくありませんでした。 これは個人的な好みの問題ですが、私は啓蒙書を読もうと思って小説を読んでいるわけではありません。 楽しさを求めて読んでいるのです。 したがって、出だしは星5つのエンタメだったのですが、読み終わるころには、星3つのただの小説になってしまった、というのが私の評価です。 あとひとつ。 主人公の男性のキャラが、無色透明で、いまひとつ顔が思い浮かばない、というのも、私としてはマイナスポイントでした。 | ||||
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ここから読み取れるものは多い。 ここから何も読み取れない人がいたとしたら、蛇口をひねれば飲める水が出てくるのを当たり前と思う鈍さと傲慢さを何とかしたほうがいいと思う。 今の日本人すべてに読んでいただきたい。 | ||||
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パニック・エンタテインメントでも骨太の社会派小説でもない。つまらない選挙運動小説。 | ||||
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〈この地球という惑星にいる生きとし生けるものすべてが、水の一滴から作られている。〉 わたしたちの命に直結しているのにあまりに身近であるために、ついその大切さを忘れがちな「水」の隠された危機を穿つ、社会派エンタテインメント。重厚な主題でもキャラクターの魅力でテンポよく展開する。全国で水源林の保全が叫ばれている今、広く読まれてほしい。 | ||||
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