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血の配達屋さん(出航)
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血の配達屋さん(出航)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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クトゥルフ要素が下敷きになっており、私はその方面に無知な為、この作品の本質は理解できていないと思われます。 それを抜きにした感想を述べさせていただくと、主人公の性格・喋り方があまり好感を持てなかったので、うまく没入できませんでした。 ただストーリー自体は面白く、展開自体は好きです。 非常に心に残る作品ではありました。一生忘れないと思います。 | ||||
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おどろおどろしさを味わえます。文庫もあるよ~ | ||||
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ホラー系は好きなんだけど、血の配達云々から宇宙船まで話が飛ぶとついていけない。 「屍鬼」やバンパイアに近いものかと思ってたら、とんだ期待ハズレでした。読んで損した。 | ||||
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目に浮かんだ、ゾンゲリアみたいな光景、死霊のしたたり1,2で生首でも生きてるヒル博士と被る団長さん。猫が大量虐殺されたウルタールや、主人公の家族の気弱なティンダロス犬。 呪いの書籍が、読み初めでは「エイボンの書」かとも思いました、それが「根腐れミカン」とは。(笑) あの村は、ダンウィッチ、インスマス、レッドフックが政令合併したようなものか。。 読み逃ししたかもですが、この名セリフは、出てきましたっけ? 「バカめ、ーーーーーは死んだぞ!!」 | ||||
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母親を訪ねてきた息子が母親の故郷である村に滞在していく中でなぜ母親が家を出たのかを知る話ではあるものの、クトゥルフ神話がたぶんモチーフにあるようでだんだん人外な感じになる過程が私には分かりにくい。クトゥルフ神話が好きな人は楽しく読めるのではないかな。 | ||||
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帯にはノンストップホラーとあるが、どちらかといえばシュールギャグホラーといった内容であり、グロテスクな描写はあれど怖さの方が先行するような場面は少ない。 こういった創作物に〇〇みたい、というのは失礼かつナンセンスであるとは思うのだが失礼を承知であえていうと『諸星大二郎作品を小説にしたみたい』である。 クリーチャーの造形や戦闘描写、ネーミングセンス等々影響を受けていないと言うには無理があるレベルなのだ。 諸星大二郎好きならかなり楽しめると思う。 気になったのは主人公の性格で、前半部分においての主人公は結構クズで、偏見まみれかつ自分勝手で失礼極まりなく、心のなかで他者を馬鹿にしていることも多い。 特にどんな状況でも『自分の方がマトモな人間』だと思っているのがまたなんとも。 平気で他者を見かけで毛嫌いし始めたりもするので読んでいて何だこいつという気分になる。 作者の筆が乗り始め物語が加速し始める中盤以降は多少マシになるが、これは場面描写に文量を割いて内面描写が減ったためであり性格が改善したわけではないのが…。 主人公がもう少しマトモだったら★4をつけたんですが…… | ||||
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少し読んだだけで、クトゥルフを感じました。 暗く陰鬱な北海道の田舎町、独鈷路戸(とっころと)。塩と錆と悪臭に塗れた町。 そこで、怪異現象が次々に起こる。 自立して蠢く腸。半身で襲い掛かってくる黒猫など。作者独特の奇想が凝らされていて、楽しい。 終盤へ向かって、どんどんエスカレートしていく怪異も、広大な外海へ飛び出すスケールの大きいラストも私は好きだ。 根腐れ蜜柑=ネクロノミコンの言葉遊びも嫌いじゃない。 けれど、致命的と思われる欠点が一つ。 他の方もレビューで指摘していたが、それは、主人公がマヌケすぎるということ。 立ちしょんをしているところを町民に咎められたり、坂を馬鹿みたいに転げ落ちたり、母親に会ったときに聞くべきことを全然聞かなかったり、ケータイをフリフリして海に落としたり。 主人公とはエンタメ小説の場合、自己同一化する対象である。しかし、こんなマヌケに感情移入したくない、と没入感に不必要なブレーキがかかってしまっている。実にもったいない。 怪異に襲われるシーンにもこのマヌケっぷりが顔を出していて、文章はさながら、怪異の実況中継みたいな感を醸し出していて、萎える。 たとえば、どんな怖いシーンでも古舘伊知郎が熱っぽく実況中継をしたら、まったく怖くなくなると言えば、未読の方にも通じるだろうか。通じないか。 好意的に解釈すれば、きれいな主人公できれいにシーンを進めることの拒否、とりもなおさずそれは、汚すことの不快感=ホラーを意識してのことかもしれないが、同じ汚すにしても、もっと別のやり方をしてほしいものだ。 シーンの繋ぎなども雑で、全体的に素人臭がする。雑さが作品の質を下げ、大賞を逃した要因だと思われる。 とはいえ、その分、素人らしい勢いがあり、無難さやこじんまりとまとめました、というのとは無縁であり、そこがこの作品の最大のストロングポイントだと思う。 よって、評価としては、グロが苦手な人は☆1つ。 グロ好きは☆3。 クトゥルフが好きな人は☆4。 個人的には、4です。 作者さん、楽しい小説をありがとうございました。 | ||||
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読み進めていくと、表現が細かいのはまあ良いとしても、今ひとつ作者の伝えたいものがピンと来ない。 | ||||
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まだ半分しか読んでいないが、主人公のアホらしさとウザさに耐え難く、途中で投げ出しそうになる。恐らく著者は恣意的にそうしているかもしれないが、その主人公への好感の持てられない具合は映画のへレディタリーに似ている。 | ||||
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