錆びた太陽

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評判

錆びた太陽の評価:

3.69/5点 レビュー 13件。 D ランク

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平均点3.69pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 21〜26 2/2ページ
No.6
(2pt)

何と評したら、良いのか…。

原発事故、さらに原発廃止を求める団体による原発破壊のため、
日本の2割が立ち入り制限区域になってしまった!
それから数十年、立ち入り禁止区域を管理する人工頭脳のチーム
「ウルトラエイト」に突然、生身の20代の女性が訪れた。
忘れ去られたチームに刺激を与えた女性の真の目的とは !?
原発をテーマに描く近未来ファンタジー。

人間は訪れない管理区域に突然やってきた徳子。
良くしゃべり、読者に説明をしてくれるのは読者サービスかもしれないが
やや過剰かもしれない。
昔、流行ったあれこれ。
ねずみはアルジャーノンだし、トラばさみやナマハゲ、数十年先のこと
ながら軽自動車が走っているし !?

年長の読者を意識しているのだろうか。
いろいろなくすぐりは面白いが、なんだかなぁ…。
「蜜蜂と遠雷」の著者を意識して読む人には、申し訳ないが「はずれ」
だと思う。
錆びた太陽 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 錆びた太陽 (朝日文庫)より
4022649399
No.5
(2pt)

何と評したら、良いのか…。

原発事故、さらに原発廃止を求める団体による原発破壊のため、
日本の2割が立ち入り制限区域になってしまった!
それから数十年、立ち入り禁止区域を管理する人工頭脳のチーム
「ウルトラエイト」に突然、生身の20代の女性が訪れた。
忘れ去られたチームに刺激を与えた女性の真の目的とは !?
原発をテーマに描く近未来ファンタジー。

人間は訪れない管理区域に突然やってきた徳子。
良くしゃべり、読者に説明をしてくれるのは読者サービスかもしれないが
やや過剰かもしれない。
昔、流行ったあれこれ。
ねずみはアルジャーノンだし、トラばさみやナマハゲ、数十年先のこと
ながら軽自動車が走っているし !?

年長の読者を意識しているのだろうか。
いろいろなくすぐりは面白いが、なんだかなぁ…。
「蜜蜂と遠雷」の著者を意識して読む人には、申し訳ないが「はずれ」
だと思う。
錆びた太陽 Amazon書評・レビュー: 錆びた太陽より
4022514655
No.4
(4pt)

とにかく楽しめる1作。恩田陸の幅広さを感じました。

とにかく楽しめる1作。
恩田陸の幅広さを感じました。

原発事故後、ロボットたちが、状況管理している地帯での話。
ウルトラ兄弟たちを模しているようなロボット。
ロボットの名前は、「太陽にほえろ」リスペクト。

管理システムのトンボもいい。
読後、
今一つ理解できていないのは、
マルピーたちがなぜ、ボスたちを襲ったのかということ。
シンコはどうなったんだろうかということ。

続きが書かれますように!
財護徳子の今後も興味深いので、ぜひ。
錆びた太陽 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 錆びた太陽 (朝日文庫)より
4022649399
No.3
(4pt)

とにかく楽しめる1作。恩田陸の幅広さを感じました。

とにかく楽しめる1作。
恩田陸の幅広さを感じました。

原発事故後、ロボットたちが、状況管理している地帯での話。
ウルトラ兄弟たちを模しているようなロボット。
ロボットの名前は、「太陽にほえろ」リスペクト。

管理システムのトンボもいい。
読後、
今一つ理解できていないのは、
マルピーたちがなぜ、ボスたちを襲ったのかということ。
シンコはどうなったんだろうかということ。

続きが書かれますように!
財護徳子の今後も興味深いので、ぜひ。
錆びた太陽 Amazon書評・レビュー: 錆びた太陽より
4022514655
No.2
(5pt)

人類は一度でも神を畏れたことがあったと思うか?

表紙には原発、汚染、ロボットというキーワードが踊る。
これは近代SFかな?と読み始めたが、そこはやはり天才・恩田陸。
簡単にはジャンル分けをさせてくれない。

額面の近代SFを中心に据えながら、ミステリー、ホラーの要素を含ませ、
経済、政治、果ては宗教観、戦争論にも触れる…
本当にこの作家は知識と興味の幅が凄いなと改めて感じる。

ここまで書くと、恩田女史の過去作をご存知の読者は、
「ちゃんと広げた風呂敷を畳めるのか?」と疑問を持つかも知れないが、
今作はしっかりと着地し、なおかつ広げようと思えば続編も作ることの出来る
見事な手腕で物語を収束させている。

「人間に使役されるロボット」が大きなキーワードという事もあり、
当然のようにアシモフの「ロボット三原則」に触れるわけだが、
女史は作中でこれをさらに昇華し、「M(モラル)三原則」として定義した。
この定義が「彼ら」の活動原理や葛藤に繋がるわけで、非常に興味深い定義。

直木賞を受賞した「蜜蜂と遠雷」以降では、恐らく今作が起承転結もしっかりし最も読み易い。
年明けから精力的に刊行される女史、こんなに嬉しいことはない。良い作品に出会えた。
読み応えあり、考えらさせられる描写も多い、お見事と膝を叩く快作でした。

蛇足だが、今作にも「おかまキャラ」が登場します。
先月発売の「失われた地図」にもおかまは登場…なんだかここ最近多いですね笑

「だからって―――よくもまあ。神をも畏れぬ行為とはまさにこのことじゃないですか」
「ざっとここ数百年ばかりの歴史を見ただけでも、我が国、いや、人類は一度でも神を畏れたことがあったと思うか?」
文中311ページより。
錆びた太陽 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 錆びた太陽 (朝日文庫)より
4022649399
No.1
(5pt)

人類は一度でも神を畏れたことがあったと思うか?

表紙には原発、汚染、ロボットというキーワードが踊る。
これは近代SFかな?と読み始めたが、そこはやはり天才・恩田陸。
簡単にはジャンル分けをさせてくれない。

額面の近代SFを中心に据えながら、ミステリー、ホラーの要素を含ませ、
経済、政治、果ては宗教観、戦争論にも触れる…
本当にこの作家は知識と興味の幅が凄いなと改めて感じる。

ここまで書くと、恩田女史の過去作をご存知の読者は、
「ちゃんと広げた風呂敷を畳めるのか?」と疑問を持つかも知れないが、
今作はしっかりと着地し、なおかつ広げようと思えば続編も作ることの出来る
見事な手腕で物語を収束させている。

「人間に使役されるロボット」が大きなキーワードという事もあり、
当然のようにアシモフの「ロボット三原則」に触れるわけだが、
女史は作中でこれをさらに昇華し、「M(モラル)三原則」として定義した。
この定義が「彼ら」の活動原理や葛藤に繋がるわけで、非常に興味深い定義。

直木賞を受賞した「蜜蜂と遠雷」以降では、恐らく今作が起承転結もしっかりし最も読み易い。
年明けから精力的に刊行される女史、こんなに嬉しいことはない。良い作品に出会えた。
読み応えあり、考えらさせられる描写も多い、お見事と膝を叩く快作でした。

蛇足だが、今作にも「おかまキャラ」が登場します。
先月発売の「失われた地図」にもおかまは登場…なんだかここ最近多いですね笑

「だからって―――よくもまあ。神をも畏れぬ行為とはまさにこのことじゃないですか」
「ざっとここ数百年ばかりの歴史を見ただけでも、我が国、いや、人類は一度でも神を畏れたことがあったと思うか?」
文中311ページより。
錆びた太陽 Amazon書評・レビュー: 錆びた太陽より
4022514655