わたしの名は赤

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評判

わたしの名は赤の評価:

4.28/5点 レビュー 40件。 A ランク

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平均点4.28pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全33件 1〜20 1/2ページ
No.33
(4pt)

暗く、色彩豊かで、独特の世界

ノーベル文学賞受賞者の代表作と知り、読んでみました。イスタンブルの街並みや風俗、工房の様子が色彩豊かに描かれ、オスマン時代に迷い込んだような感覚を味わえます。細密画に関する物語や説話、当時の絵画に対する考え方等が物語と交差して織り込まれ、長く、ぎっしり詰まった印象で、こうした語り口はアラビアンナイトなど中東の物語のスタイルなのかもしれないと思いました。
暗く、むき出しの感情、性的な描写も少々グロテスクで、確かに価値のある本ではあるのだけれども私には読み続けられず、上巻で脱落しました。
わたしの名は赤〔新訳版〕 (上) (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしの名は赤〔新訳版〕 (上) (ハヤカワepi文庫)より
4151200665
No.32
(5pt)

読書家必須の本

ノーベル賞作家のオルハンパムクにもっともっと注目してほしい。本屋の店頭扱いがひどい!もっとアピールしてほしい。世界情勢の中でトルコは東西の重要な国。彼の出版本を読むことで、トルコの社会がわかります。
わたしの名は「紅」 Amazon書評・レビュー: わたしの名は「紅」より
4894344092
No.31
(5pt)

素晴らしい!

全く未知の世界を知ることの出来た作品でした。イスタンブルを旅行するよりももっと近くに感じられました。
わたしの名は赤〔新訳版〕 (下) (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしの名は赤〔新訳版〕 (下) (ハヤカワepi文庫)より
4151200673
No.30
(5pt)

訳語の素晴らしさ

宮下先生の訳が素晴らしいです
わたしの名は赤〔新訳版〕 (上) (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしの名は赤〔新訳版〕 (上) (ハヤカワepi文庫)より
4151200665
No.29
(5pt)

このようないい本にはあまりめぐり合ったことがない

著者がノーベル賞を取った時から読みたいと思っていた本だった。今まで、本屋や図書館では見つけられずにうっちゃっていた。コロナ禍での自粛生活をきっかけにアマゾン生活を始め、ネットでの購入を活発化した際に、ようやくたどり着いた。
期待に違わず名著である、というのが素直な読書感。
感想をメモしながら読んだのだが、そのほとんどが訳者の後書きに全てが書かれていたので、それを述べることはしないが、少し加えておく。
芸術の在り方についての葛藤と、著者の古典物語についての豊富な知識をベースにミステリーを構築するという一冊(上下だから二冊か?)で何倍も楽しめるものになっている。
それと、今もこのコロナ禍の中でまさに問われている「芸術と権力との関係」というのは永遠の課題に見える。
直前に、瀬戸内寂聴氏の「秘花」を読んでいたのだが、これも能役者と権力者の庇護が主題になっていて、さらに、男色についても同じような文化があったのは驚いた。
わたしの名は赤〔新訳版〕 (上) (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしの名は赤〔新訳版〕 (上) (ハヤカワepi文庫)より
4151200665
No.28
(5pt)

面白かった

ある細密画師が殺害されたところから話しが始まるが、その犯人探しのミステリーというよりも
各章の語りが純粋に文学として楽しかった。
章ごとに語り手が変化するという、芥川龍之介の藪の中とか、児童書のWonderみたいなスタイル。
ただし、語るのは人間もいれば、細密画の中の木や馬、無機物のコイン、絵の具の赤だったり、死者のこともある。

さらに「細密画の中の木」などの語りは、物語の舞台の一つであるカフェの噺家が語っているという二重構造だったりする。その噺家も下巻の最後のほうでは殺されてしまう。
主要な登場人物の一人である若い未亡人が、自分のことを「頭がいい」とか「美しい」とするような一見、自惚れたような独白があらわれる理由もエピローグで軽く種明かしされる。

時代は16世紀後半、場所は主にオスマン朝トルコ。黒羊朝・白羊朝やサファビー朝ペルシャからインドのムガール帝国も言及される。
日本だと戦国時代ごろ。
世界史で習った地名や王朝が色々でてくる。
当時のイスラム皇帝たちは、最高の細密画師に最高の絵を完成させた後、その技術を他の人間や国に奪われることをおそれて目をつぶしてしまったという伝説もあるそうな。
それほどに、上等の細密画をコレクションすることがステータスだったようだ。
日本で戦国時代に茶の湯が流行し、秀吉や武将たちが高価な茶道具を集めたのと通じるかもしれない。
わたしの名は赤〔新訳版〕 (上) (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしの名は赤〔新訳版〕 (上) (ハヤカワepi文庫)より
4151200665
No.27
(5pt)

すごく好き

すごく好き。
自分の想像力の限界を知った。
そんなにコミットしてないぜ、ふふんと思ってても、生まれ育った文化は結構根深く自分の考え方の枷というか枠組みとして存在している。
それが見えるようになる。
これだから、他の国の文物に深く入り込んだ本を読むのは面白いのだ。自分の頭の使ったことのない部分ががんがん刺激される。
遠近法は人を中心に置いた傲慢な描き方で、異端である、とかこんなの考えたこともなかったよ。
「人間の視点」に過ぎないものは、錯覚である…なるほどなあ。確かにそういう考え方はできる。あまりに自明のことに疑いをはさむと、その瞬間自分の思考がぐらっと揺り動かされる。

こういった小説を読むと、自分の文化で縛られた精神で、外側から、他国をジャッジするのが、たいへん不遜で無謀というのがよく分かる。
隣の国のことだって我々は表層しか知らないのだ。言葉を知って(これ大事だと思う)小説を読んで絵を観て映画を見て音楽を聴いて…そうやって初めて、その国の人の心のありようというものに近づけるのだろう。
たとえ、現代というムーブメントが全ての文化を画一化する方向にゆっくりと進んでいるとしても、その土地の地層としての文化を軽視するのはまだ早すぎる。

ところで、絵(絵描き)をテーマにした作品として、ぱっと頭に思い浮かぶのは、モームの『月と六ペンス』、リョサの『楽園への道』、
辻邦夫の『嵯峨野明月記』、最近だと『騎士団長殺し』もそうだった。
少し近い気持ちを覚えたのは『嵯峨野』かな。宗達が角倉与一から絵巻物の下絵を頼まれて、初めて巻物に挑戦するとき、合戦の絵巻などを見て時間も忘れて見入って、そのあと初めて筆を入れるときの緊張感、これまでと全く異なる構図への試行錯誤などをふと思い出した。
わたしの名は赤〔新訳版〕 (上) (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしの名は赤〔新訳版〕 (上) (ハヤカワepi文庫)より
4151200665
No.26
(4pt)

死体の独白から始まる、イスラーム文化の歴史ミステリ

現代トルコを代表する作家の一冊。
16世紀イスタンブルが舞台。細密画家が殺され、死体の独白から物語が始まるというユニークな幕開け。イスラーム文化や美術についても知られる本です。
私の偏愛本。

藤原書店の読みやすい訳ですが、ところどころ誤字脱字ありました笑
ハヤカワepi文庫でも新訳出てます。ハヤカワの方が小難しいけど、丁寧かつ精確です。
わたしの名は「紅」 Amazon書評・レビュー: わたしの名は「紅」より
4894344092
No.25
(5pt)

緻密に織られた傑作!

色んな人や物が喋ります。屍までが喋ります。ミステリー風に書かれていますが、犯人捜しより緻密な綻びのない文章が楽しめます。イスラム社会、ちょっとだけ覗き見ることができましたが、まるで異質の世界ですね。遠近法が悪魔の視点とか思いもよりませんでした。
とんでもない才能のある作家ですね。
わたしの名は「紅」 Amazon書評・レビュー: わたしの名は「紅」より
4894344092
No.24
(5pt)

さすがノーベル賞受賞作家の代表作。

「罪と罰」のように、犯人が初めから分かっている推理小説の形態を取るが、各章ごとに語り手が変わるのが鮮やかで刺激的。恋愛小説の要素もあり、何と言っても舞台である1591年のイスタンブールの街の描写が魅力的で、色彩と音と匂いさえ伝わってくるように思う。
 複数の友人から彼の小説は面白いと聞いていたが、なるほど、本を読むと、なぜこの作家がノーベル賞を受賞したか良くわかる。私は西洋人ではないが、西洋側の社会に慣れた者としてこの小説を読むと、ヨーロッパ人のことを「あの異国の異教徒達」と書いてあるので、外から自分を見つめる視点に立ててるのだ。また、当時のトルコ人の絵師達が、イタリアルネサンスの絵画技法に憧れと尊敬を抱きつつも、恐れと嫉妬心を抱いてしまう、その心理もリアリスティックに描写されていて共感する。明治時代の日本も、西洋文明に同様の感情はあったし、アメリカ文学など、「ヨーロッパに対して歴史も文化も浅い」という劣等感から、全てが始まっているんじゃないか?と感じることさえある。「私の名は赤」の殺人犯は劣等感で狂人となり身を滅ぼすが、劣等感は人を成長させもする。人も文明も、どちらを選ぶかは自分次第だろう。中東イスラム圏に、まだ見ぬこのような豊かな文学がたくさんあると知り、その世界の扉を開けられたことを光栄に思う。
わたしの名は「紅」 Amazon書評・レビュー: わたしの名は「紅」より
4894344092
No.23
(5pt)

細密画師

トルコ語原文が長く書かれている為、日本語も少し長めで慣れるのに少し時間が係った。 話手が順々に替わっていくスタイルで描かれていて面白い。 細密画、細密画師が少し理解出来るようになり、次回のトルコ訪問時は美術館の細密画を念入りに見たい。
わたしの名は「紅」 Amazon書評・レビュー: わたしの名は「紅」より
4894344092
No.22
(4pt)

なかなか珍しい日本語版です。

この小説は凄く面白いと思います。国で結構有名で、簡単に買える物なんですが、日本の友人を紹介したくて、色々な本屋さんで探して見つかれなかったのです。こういう世界で有名な小説をもっと日本語に翻訳して出版したらよかったなっと、思っています。
わたしの名は「紅」 Amazon書評・レビュー: わたしの名は「紅」より
4894344092
No.21
(5pt)

言葉の波に心地よく打たれる

600ページ余りの大作。それに見合うだけの濃密さ、と言うだけでは済まされない程の恐るべき、あるいは魔力的とも形容してもいいだろう文章力。しかし未読の方は御安心を。決して難解さや晦渋さは感じさせない。溢れ出すような言葉でもって描かれるのは、絵師同士の殺人事件、それを主軸として、当時のオスマン・トルコ時代の細密画工房の人間模様、ベネチア経由で伝え知らされる近代遠近法の手法が彼らの心技共に及ぼすただならない影響、絵師の1人カラのある婦人に対する恋心、当時のイスタンブールの市井の人達の暮らし振り、スルタン等貴人高官達の立ち居振る舞い等々、それぞれの登場人物、いやそれどころか、樹木や犬、金貨、絵の中の馬、そしてタイトルの如く「紅」という色にまで59の章でもってそれぞれに語らせていく。事件の行方を追いながら、生活から芸術観に至るまで、まさしく細密画の如き文章力で描き尽くされているのは圧巻と言う他無い。しかし繰り返すが、ノーベル賞作家の肩書き、作品の分量等に怯む必要は無い。読了するまで何日かかっても構わない。その作品世界にどっぷりと浸って頂きたい。(くれぐれも速読、抜き読みは厳禁)
わたしの名は「紅」 Amazon書評・レビュー: わたしの名は「紅」より
4894344092
No.20
(4pt)

細密画家の葛藤

物語が殺人事件で始まり、ミステリー仕立てになっているが、普通の感覚で謎解きしようと思っても、犯人はわからないのでは?私はなぜか早い段階で某が犯人であると思い込んで読み進めてしまい、ちょっと損したような。なぜ勘違いしたのかと、読み返したもののどうしても思い出せない。
それはともかく、物語の主題でもある細密画家の葛藤は、東洋と西洋の文化の結節点であるトルコのまさに宿命なのであろう。写実に惹かれる画家としての本能と、見てはいけないというイスラムの教え。その葛藤から殺人事件さえ起こる。
エキゾチックな気分を楽しみつつ、トルコという国、イスラムの文化について思いを巡らせた。
わたしの名は「紅」 Amazon書評・レビュー: わたしの名は「紅」より
4894344092
No.19
(5pt)

もしも、イスタンブールに憧憬があり、トルコの歴史と美術に知識があるなら、読み応えのある本。

原文のせいなのか、翻訳のせいなのか、とにかく読みにくい本との印象を受けた。しかしその読みにくさ、内容のある種の不可解さ(例えば、当時の細密画の在り様)は、エキゾチシズムの源泉としての機能も併せ持っているのかも知れない。

 本書の愉しむには、イスタンブールの歴史、イスラムと西洋世界価値観の違い、またトルコ芸術についての、ある程度の知識が必要だろう。文化的背景を共通する日本人作家が書く分り易いミステリーを読む感覚では、到底最後まで読み通すことは出来ない一冊である。

 しかし、訳者の能力も高いのだろうか、随所に素晴らしい文章が散りばめられてもいる。イスタンブールに興味のある人は、一度はチャレンジしても良い本だろう。
わたしの名は「紅」 Amazon書評・レビュー: わたしの名は「紅」より
4894344092
No.18
(5pt)

きわめて知的でありながら、単純に楽しめる娯楽大作

通俗的なミステリーの鉄則として、
「いきなり死体を出せ!」というのがあるそうで、
それを地で行くかのように、冒頭で一人の細密画師が殺され、
容疑者を限定した上で犯人探しがおこなわれるのだが、
犯人は明かされないまま第二の殺人が起こり、
事件はスルタンの宮廷をも巻き込んでいく。

カラとシェキュレの恋愛模様を一方の興味の焦点に据えながら、
語り手(人間ではないこともある)が頻繁に交替する手法を取ることで、
覗き趣味的な興味も交えつつゆるやかに進む物語は、
臆面も無く「娯楽大作」しているのだが、
それを綴る文章はあくまで緻密で香気高いものだし、
(「訳文が読みにくい」との評もあるようで、
 たしかに主語の省略がやや多過ぎるような気もしたが、
 16世紀末のイスタンブルを舞台とする本書には、
 どこか細密画を思わせるような浮世離れした感じを与える訳文が、
 むしろふさわしいと言えるかもしれない。)
犯人探しの手がかりと密接に絡み合うかたちで
裏の主題としての細密画論が展開される点も深く考え抜かれており、
全体としてはきわめて知的で密度の濃い作品に仕上がっている。

あえて欠点を挙げるなら、
・三人の細密画師がじゅうぶんに描き分けられていないように思えること、
(もっともこれは、ある程度までは意図的なものかもしれない)
・クライマックスに至る過程で、登場人物のセリフがやや冗長に思われたこと、
などがあるし、個人的な好みを言わせてもらえば、
・最後までエンターテイメントとしての枠組みを破らず
そつなくまとめているところが逆に物足りない、
という気もしないではなかったが、
とりあえず上質なミステリーを楽しみたいという方には
自信を持って勧められる第一級の作品だと思う。
わたしの名は「紅」 Amazon書評・レビュー: わたしの名は「紅」より
4894344092
No.17
(4pt)

わたしの名はギャモン

紅ってなに? それだけでも読む価値がある。展開のテンポがよく、ページをめくるのが楽しい、自分が属さない時代、世界への旅って感じ。でもそういうことが読む人すべてに起こらない事がわかるので、少し読んでみてタイトルの紅を確かめてみたくなったらってことで。
わたしの名は「紅」 Amazon書評・レビュー: わたしの名は「紅」より
4894344092
No.16
(5pt)

東西文明の交流をめぐる傑作

絵画とは我々にとって何なのだろうか。我々は絵画に何を求めているのだろうか。この小説の真の主人公は、そんな絵画を巡る問いである。
伝統的な様式に従って美しい絵を描くことを良しとしてきた社会に、西洋近代美術の個人主義と写実主義が入ってくる。そこで起こる葛藤は、明治以来急速な西洋化を成し遂げた日本人にも親しいものだ。ただ、偶像崇拝を厳しく禁じるイスラム世界では、肖像画はもちろん、それ以外の絵画を描くこと自体、考えようによっては罪深い行為である。そのため、個人を表現する西洋近代美術は冒涜的で恐ろしく見えるとともに、悪の魅力も放っていたのだった。
作者はこれを単なる「東西対立」のお話にはしていない。イスラム世界の絵画といってもそもそも一様ではなく、各地にそれぞれの様式があり、国の興亡に従って栄えたり廃れたり、影響しあったりしている。一方、西洋の肖像画は像主を忠実に再現するはずのものだが、トルコの使節としてヴェネツィアに赴いた「エニシテ」は、ある人物の肖像画を見て、容貌が全く似ていないにも関わらず、自分自身であるかのように感じる。これは、肖像画が「個」の表現を通して、人間の普遍的なものを描き出していたからに他ならないだろう。作者の立場は、「ここにいて、混じり合え」というカラのせりふに表れているが、それが一朝一夕に成果を生むとは限らないことは、「オリーブ」の体験を通して描き出されている。
訳文がこなれていなくてやや読みづらいが、それがあまり気にならないほど、重厚で読み応えがある傑作だ。
わたしの名は「紅」 Amazon書評・レビュー: わたしの名は「紅」より
4894344092
No.15
(4pt)

難解だけど、面白い

西欧文明が流入しだしたころのトルコを舞台に、細密画師の間でおきた殺人事件を描く。犯人は誰か、というミステリーの要素のみならず、文明間対立、恋愛、当時の風俗など様々な要素が入り乱れており、内容はかなり面白い。とりわけ、肖像画を残したいという欲求は鬼気迫るものがある。
 ただし、スタイルだの色彩だのといったことについての解説がなかなかに難しく読みやすい本とはいえない。加えて、背景知識がないと、若干ややこしい。
 よって、一つ減点の星4つ
わたしの名は「紅」 Amazon書評・レビュー: わたしの名は「紅」より
4894344092
No.14
(4pt)

わたしの名は・・・

語り手が次々と変わる手法に戸惑い、これで最後まで行くの?と不安になったが、なかなか良い。
決して読みやすい内容ではないが、文化的背景の深さに舌を巻く。
西がウンベルト・エーコなら、東はオルハン・パムクと言っては大げさか。
わたしの名は赤〔新訳版〕 (下) (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしの名は赤〔新訳版〕 (下) (ハヤカワepi文庫)より
4151200673