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夏の終わりに君が死ねば完璧だったから
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夏の終わりに君が死ねば完璧だったからの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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現実の人間ではなく、アニメの人間を書いているように思った。文章もくどく感じる。 マフラーを見て「マフラーだ」みたいなこと口に出して言う人いるの? 10代〜20代前半で、まだ読書経験が浅い人には分かりやすくていいのかも。 | ||||
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ここ数年で、最も面白いと思った作品です。 | ||||
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体が金に変化するというトンデモ設定をのぞけば、若さゆえの一途な思いが描かれた純愛ものの青春ファンタジー。「奇病」のヒロインの強さ・明るさと、内に秘めた大きな悲しみの対比が心に染み、感動的な物語となっている。もう一人の主人公の少年の一途さもとてもかわいい。トンデモ設定がなくとも十分すばらしい物語になったとは思うが、この辺は好みの問題かとも思う。ただ、個人的にはそこがちょっと残念。 | ||||
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本書の核心にあるのは「死」と「生」のテーマ。 タイトルにもある通り、「君が死ねば」というフレーズが示すように、作品全体を通じて死に対する独特の視点が描かれている。 それは、単なる悲劇としてではなく、生きることの意味や人間関係の儚さを考えさせる深いテーマ。 斜線堂有紀の文体は読みやすく、それでいて詩的で美しい表現が随所に見られる。 これにより、物語の持つ哀愁や登場人物の心情がより一層引き立っている。 『夏の終わりに君が死ねば完璧だったから』は、感動的なストーリーと巧妙なミステリ要素が融合した秀逸な作品。 読者は、夏の終わりという時期特有の切なさと共に、深い感動を味わうことができる。 心に残るミステリを求めるすべての読者にお勧めしたい一冊。 | ||||
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1番好きな小説です | ||||
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とてもいい物語。 月並みだけど、儚いと言う言葉がぴったりな話でした。 | ||||
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人の死に値段が付けられてしまったら私はどうするだろうか。主人公の葛藤が手に取るようにわかる。お金のために一緒にいるのでは無い。愛情や愛着が湧いているから共にいるのだ。それを証明出来ない。「言葉にする度に全部が嘘くさくなってしまうのは何故だろう?そこの気持ちに嘘は無いのに、金に至る病は言葉の価値すら蝕んでしまう。」まさにそう思う。 | ||||
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自分に抱えられないようなものを、持ち上げようとしたとき、いつも以上の力が出ることもあるだろうし、潰れてしまうこともあるんでしょう。最後の終わり方は予想とは違って、物足りない気もしましたが、自然であとを想像しやすいもので良かったんだと思いました。 | ||||
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現実では有り得ないような想定ですが、読み進めると人間くささが中心となり違和感がなくなります。 結末も予想外でしたが良かったです。 | ||||
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普段あまり本は読みませんが、面白かったです | ||||
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ラノベを余り見てない人には良いんでしょうが 少しでも読み慣れてる人が見るとうーん…と思うのが正直な所じゃないかと思います。 王道というかよくあるストーリーなんですが ヒロインもあっさり終わってしまって主人公の思いも浅い気がして結局主人公の周りの元々クズだった母親も、まだマシだと思ってた人も金目当てで自分を利用するクズな救い様のない環境だったって事しか記憶に残らなかった。 これで話題とはTikTokの程度も…笑 | ||||
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面白かった | ||||
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一気に読んでしまいました。 | ||||
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素敵なタイトル、素敵な表紙絵、文体読みやすい、 独特な世界観が物語の中に流れている。 内容が伴ってない 雰囲気小説、ただそれだけ。 読みやすい物語と文体なのに非常によみにくく 読むのに3日もかかってしまった。 内容とタイトルが一致しない。 タイトルの印象で釣られた気がする。 ヒロインを通しての結末の余韻も感慨も何か 尾を引く感じなども読了後皆無。 評価が高いのも謎。 | ||||
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個人的にはめっちゃ好きな作品でした | ||||
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余命僅かなヒロインとの恋愛。それだけなら、よくある王道の物語です。 しかしこの作品で描かれる病は「死後、肉体が金に変わる」奇病で、価値は三億。 つまりヒロインが死ねば主人公には莫大なお金が手に入り、困窮した日々から解放される…其処に果たして愛はあるのか?あるとして、本当に金目当てじゃないと証明できるのか? そんな主人公の煩悶や三億円という金額に振り回される人々の様子が丁寧に描かれている作品でした。 チェッカーやサナトリウムの塀に描かれた落書きなどの要素も上手くちりばめられており、それらが見事に絡み合う後半の展開には引き込まれます。 甘くほろ苦い恋愛ものが好きな方に是非お勧めしたい良作。 | ||||
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面白い!! これは価値観の物語。 客観的に考えて、自分の価値が3億より高いと考える人は稀だろう。どんな自惚れ屋さんだよ。 それなのに、どうしても失いたくない、かけがえの無い人は値段が付けられない。 何なんだw 終わり方には評価が分かれますが、これでいいんだと思います。 自分の人生の正解は、自分で見つける事に意味があるのですから。 . | ||||
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タイトルで気になり購入しました。 よくある難病ものと違うのは、彼女の死体には、生きている彼女よりも価値があるということ。 なかなか考えさせられる作品でした。 登場人物の役割が明確なので、読み手の感情がぶれることなく読み進められると思います。 | ||||
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なかなか深い 本です。読んだら、気になる内容です。 | ||||
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分かりやすい文章や構成、登場人物たちなどからすんなりと読める。 二人の選んだ『正解』や『証明』の方法、考え方にも引き込まれ、読後感はとても爽やかだった。 ただ個人的にはタイトルなどからもう少し曖昧さのようなものを期待していたので、少しイメージと違っていた。 たぶん作中としてもそういう曖昧さを残す要素が込められていると思うのだけど、そのわりに登場人物の動き方がくっきりしすぎているというか、負った役割が明確に過ぎていてあっさりした印象を受けてしまう。 あとがきにもある「証明できるのか」というテーマについて、本質的にそれを否定しうるものが存在しないように感じるのが、物語がはっきりし過ぎているようにも感じてしまう理由だと思う。 弥子とエトの関係性についてそれを否定しているものがモブであるマスコミ程度しかなく、大まかの人物たちがそれを肯定している動きをしているのと、なにより当人同士にそうした要素はなく、きれいに通じ合っている印象が強いためテーマ的には証明できている、正解できている……ように思えてしまう。 エトという「少年」の物語なのだとすればその分かりやすい構図というか世界観のようなものは好感が持てるが、エトを視点とする「証明」の物語なのだとすれば、彼の家族や遊川のエピソードなどにはもう少し別の役割を持たせてもよかったように思う。 きれいな物語ではあるしそれ自体は好きだったが、タイトルなどからイメージする深く考えさせられるようなものはあまり受け取れなかった。 少なくとも三億円という要素が二人の間にそれほど強い影響を落としている印象はあまりなく、なんなら金塊病という病でなくともそれは「遺産相続などで急に大金が手に入る(入った)」のような題材で多くの映画や小説、果ては漫画などでも大なり小なり主なり副なり描かれてきたある意味お決まりのテーマだともいえる。あえてその価値と想いの部分に焦点を当てた物語としては、それら以上の解答や、あるいは問いかけを与えるものではなかったと感じた。 過度の期待がなければこのきれいなお話にも、もっと感動できたと思う。 あとこれは細かい部分というか編集さんの仕事だと思うけれど、冒頭から中盤にかけて行頭の空白忘れがあったり、北海道の方言が地の文に使われていて耳慣れない響きに困惑することがあった。 | ||||
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