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夏へのトンネル、さよならの出口
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夏へのトンネル、さよならの出口の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全59件 21~40 2/3ページ
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中学生の読書感想文みたいな文章だった。 不要で冗長な文章。 臭くて、直接的な表現。 編集はこういうの指摘しないの? いや、中学生向けならいいのか。 大人が読むもんじゃないな。 | ||||
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不満なし | ||||
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タイトルにしましたが、この一言に尽きます。 中高生の頃って、それこそいろいろなものに感情が揺れに揺れ動くものだと思うし、どこかプライドというか意地になることが多いと勝手に思っているのですが。それに対しての主人公たちの回答が自分にとってはとてもすっきりと納得できるものでした。それぞれの感情の揺れが穏やかだったのも好きでした。 | ||||
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映画公開で知り、そちらを先に観た。まず原作を読んでからと思っていたが、なかなか入手できず映画が先になった。しかし今回に限ってはそれで正解だった。原作が先だったら、映画は期待しなかったと思う。 本の詳細なレビューは書けないが、登場人物は原作と映画でかなり印象が違う。ヒロインは最後まで芯の通った子だったし、主人公も控えめだが誰より優しくて勇敢という印象を受けた。個人的には映画版の主人公は大好きである。 キャラクター像の他に、傘や向日葵を渡すシーンが映画オリジナルと知って仰天した。ここの描写が物語全体にも活きていたし、傘や向日葵を通しての会話に大変感動したので、これが原作になかったのは意外だったしショックだった。 映画を見てから原作を読むと、もしかしたら多少肩透かしをくらうかもしれない。私はもう別物と解釈しつつあるし、私が好きなのは間違いなく映画の方だ。何事も原作ありきだと思っていたが、初めて映像化など再解釈された方を面白いと思った。そういう意味で印象に残った。 | ||||
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あんずのキャラクター造形であっと思わせてウラシマトンネルを切っ掛けにどんどん二人が親密になっていくのは良いけど ウラシマトンネルと現実空間の相対時間を気にしながらあーだこーだやってる中盤までは面白かったが 終盤肩透かしな感じ 幽霊?亡者?妹のカレンと再会して「愛する資格」を手に入れる。 いや、別にオカルトファンタジーとしては良くある展開だが妹カレンが塔野に赦しを与える代わりに13年の時間を持っていかれた、みたいな 妹は契約の代償を要求する悪魔かよ SFじゃなくて少し不思議かな あんずは漫画家としてのキャリアを捨てかけて何時までも塔野のことを想い続け、トンネルに入って追いかけてくる 塔野カオル、高校中退30歳職歴なしですが理解ある彼女くんのお陰で幸せです ハッピーエンドへの持って行き方がちと強引かな 序盤は本当にワクワクさせられるんだけど | ||||
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主人公の男の子が欲望に溺れ、日常を捨ててしまうどうしようもなさに引き込まれます。 しかし、一番幸せだった過去の日々への回帰、愛する人を取り戻すための逃避というのが切ないです。 過去をそのままの形で今に取り戻すことは絶対的に不可能なのですが、それを成し遂げようともがく主人公がせつない。 カオルとあんずが徐々に心を通わす前半の描写と、一人孤独にトンネルを駆ける後半の、対比的な描写も良いです。走れ、の章は圧巻でした。 アニメ映画を観た後に、原作も手に取ったのですが、著者の他の作品も読みたくなりました。 | ||||
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タイムパラドクス物で大いに期待をしたがサラリとかわされた感じだ。主題から言えばもっと重厚な物に仕上がっていたかもしれず残念だ。お父さんとの関係もあのような背景があるのならもっとドロドロすべきところこれまたサラリとかわされた。この親父との関係だけで1本小説ができそうなのに。ライトノベルってこう言う物なの? | ||||
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あまり著名でない(失礼)作家の本をよくよみますが、久しぶりに一気によみました。皆さんが書いていますように、凡庸になりそうに思えそうになるところは、すこしあるかもしれませんが、全体としてはおもしろく詠ませていいただきました。 | ||||
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どこかで見たことあるような展開や、途中で急にヒロインの性格が変わったように感じるなど、少し気になる点がいくつかあった。 おそらく今の自分がこの小説に点数をつけるなら☆3、良くて☆4だろうと思う。 ☆5にするには足りない部分が多く感じた。 しかし、どこかで見たことあるような展開という感想は、 今までそれなりに多くの作品に触れてきたから出てくるものであって、 もし15年前の中学生の自分が読んでいたら☆5をつけていたんじゃないかと思う。 ライトノベルは本来中高生が対象の読み物であり、自分のような大人がでしゃばってあれこれ理屈をこねて評価するのは違う気がする。 私がありがちと思うような展開も、中高生にとっては始めて出会うものであり、 とても新鮮に感じるのだろう。少し羨ましい。 そんなことを思い出させてくれたので☆5をつけておく。 少なくとも通勤時間や休み時間を使って1日で読み終えるくらいには熱中できる重力があった。 | ||||
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青春 | ||||
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スラスラ読めます。 内容は普通でした。 | ||||
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普通や特別なんて区別はなくて、自分が見ている世界や芯があるかないか、そういった違いが今の自分に不満を与えるのかと感じた。 特別なように見える少女は特別を夢見る普通の少女で、特別に見える少年は前に進みきれていなかった普通の少年だった。 特別になれたかはわからないけど、ウラシマトンネルという特別な存在が、2人を変えるきっかけになった。 それは読者の僕にとっても同じで、この本を読むことで特別な経験を少し味わうことができた。 各人物の過去や行動動機、周りの言動による変化や成長など、見ていて楽しい物語だった。 適当なラノベだと、ベルトコンベアーに乗った主人公が周りで起きている事象に首を突っ込む程度で、人物そのものに変化がないなんてことがある。 ドラえもんみたいに毎回新しい道具が出てきてその時々ワクワクするのもいいけど、加賀じゃないけど人の変化や機微を見ることができる本作は楽しい。 | ||||
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最近のガガガの意識高い側はいきなりオタクを叩きに来る場合が多いし、そんな物語を評価するドえむなオタクも増えたが、そう、こういうのでいいんだよ。と思った。 | ||||
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お話そのものはひと夏の青春系で意外性はないものの、読みやすい文体に小気味いい描写、完璧に整ったストーリー構成に秀逸な演出、そしてなにより少年少女の等身大を描いた人物設定のよさなど、とてもクオリティの高い小説だと感じた。デビュー作でこれを書けるとは末恐ろしい。ライトノベルにしておくのがもったいないくらいの傑作。 | ||||
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本の世界観に引き込まれ、読む手が止められずに 気づけば最後のページだった。 | ||||
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それぞれに悩みを持った主人公とヒロインが出会い、不思議なトンネルで願いを叶えようとする話。 カラーページのイラストが素晴らしく、興味を持ち購入した。 主人公とヒロインが出会い、それまでの惰性で生きているような生活から互いの生活が宝石のように輝いていく描写が良く書かれており、引き込まれるような魅力を感じた。 一方で、カラーページで主人公たちと一緒に書かれていたキャラクターが重要なキャラかと思えば、それほど話に関わってこなかったり、ヒロインの心情の移り変わりがかなり急な部分等があり、1冊にまとめるためにかなりページ数を削られたのではないかと感じた。 終章部分は個人の感じ方もあるだろうが、私には必要ないように思う。主人公たちと久々に会った人々の態度などに違和感を感じた。 全体として、夏に少年と少女が出会い、恋に落ちるというテンプレートな内容ではあるが、表現がうまく、引き込まれる作品だった。一方で、物足りないと思う部分も少なくはなく、ページ数を1.5倍くらいにしてそういった部分もしっかり書かれていればと感じた。 | ||||
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いわゆるキャラクターの魅力を伝えることを目的とした作劇をライトノベルとするなら、この作品はライトノベルというよりもむしろ御伽噺的な舞台設定で少年少女の青春群像を見事に描いた、ライトSFの入ったかなりまっとうな青春文学と呼ぶべきでしょう。 桐島、部活〜といった現代文学と並べ、もっと広い読者層に評価されるべき優れた作品です。 | ||||
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夏の怪談と、青春を足して2で割ったような作品。 鳥肌がブワッと立つシーンだったり、ニヤニヤしてしまう甘いシーンの使い分けがほんとに上手。 感受性の強いひとはきっとブンブン振り回される。 | ||||
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昔、ハナミズキという映画を見て感じた違和感をそのまま思い出した。 最後のシーン、主人公がヒロインを求めて戻ってくるのはいいのですが、外では数年経っている訳で。 もしヒロインが他の人と結ばれていたら、主人公が悲惨すぎる。 お話だからといえばそこまでですが、作中でヒロインは普通の女の子だからという理由で置いていかれたのなら、普通の女の子らしく別の誰かと付き合っている方が違和感はなかったかなと感じました。 作品自体は田舎の情緒も感じられて楽しめました。 | ||||
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文体や展開は好みで、一気に読み終わりました。 ただ他レビューで書かれている粗があったのも事実かな。 プッツン系美少女ヒロインのデレは大好物ですが、段階を踏まなかったので好感度上がりっぷりに「いつの間に?」となりましたし。 主人公がウラシマトンネルで過去と向き合った流れやオチはあれで良いと思います。 むしろ他の展開では、奇をてらって後味悪くなっただけでしょう。 今作がデビュー作とのことなので、次回作も期待しています。 | ||||
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