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高校事変
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高校事変の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全61件 41~60 3/4ページ
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息をつかせぬスリリングな展開、そしてどんでん返し。一気に読んでしまいました。 そして現代日本のさまざまな問題を考えさせられました。 続編が楽しみです。 | ||||
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最後まで、ワクワクしながら読みました。 7月に、続編出るのが楽しみですね。 | ||||
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一旦やめようとか区切りのいいところまでとかって気持ちを超えて次を知りたくなる | ||||
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著者は大藪春彦賞候補作にエントリーされたこともあり、本書も大藪作品を彷彿とさせるような文体であり、内容です。 その意味では大藪作品である野獣シリーズへの擬視感が全体的に漂うのですが、逆に、それ故に馴染み易いというか、おもしろみがあるというか、といった感覚があります。 それはないだろ、さすがに無理だろというようなことも、なんとかリアリティを保てる理由を用意し、読者が退いてしまわないように配慮があるし、悪の側の人間性を描くことでキャラクターを明確にして、空想の悪ではなく実在性を感じさせる悪としての肉感を持たせています。 大藪作品ではおなじみの、モラルや常識を超えた嫌悪感を覚えるほどの非人道性も、躊躇なく織り込まれているので、そのあたりにも著者の潔さが感じられます。(それ故に生理的に物語を受け付けない方もいるでしょうが) また、半世紀前の大藪作品ではタフガイの主人公が銀座や新宿を舞台としていたものが、本作では女子高生が主人公であり、武蔵小杉という再開発された街が舞台として選ばれていることも、時代性を比較する妙であるともいえます。 大藪ハードボイルドが好きなオールドファンであれば、食わず嫌いで敬遠する前に一読をお勧めします。 | ||||
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ひたすらにかっこいい女子高生をご堪能できます。 | ||||
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大好きな勧善懲悪?最強ヒロインアクション小説です。特にミリタリーマニア、サバゲーやアクション好きの人は楽しめる要素が満載です。どんどん読ませる今後が楽しみな作家だと思います。もし映画になったらR15かなと思って購入する必要があると思いました。 | ||||
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謎解きになると嫌な感覚の部分もあり、読後感悪かった。 | ||||
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強くて頭のいい暗い出自をもつ女子高生を主役に据えた松岡圭祐先生の新シリーズ。 あまり深く考えずに一気読みで楽しみたい痛快な一冊です。 確かな知見に裏付けられた銃器や戦術は説得力があり、「ダイハード」等往年の映画をもちだして「映画じゃないんだから」とあり得ない展開を新たなる知恵やギミックでアップデートしているような部分も面白く感じました。 割とドライで残虐な描写や展開が数多ですがそれも味です。 主人公が荒唐無稽な強さですが、それが一番良いところです。だってエンターテインメントですから。 綺麗に完結していますが驚いたのが既に続編がスタンバイしているとのこと。楽しみです。 | ||||
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大量の死人、女子高生たちが犯人に身体を売るなどショッキングなストーリー、最近の松岡作品にはない特徴があります。これらが苦にならない方であれば、いつものエンターテインメント性の高い松岡作品としてお勧めです。 | ||||
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この方は現代の大藪春彦とでも称するべきかと思います。 エンターテイメントとしての小説はこういうのを言うのだろうなと毎回思わされて楽しんでいます。 再読するか?といえば、おそらくしないだろうな。 でも面白い。 こういう種類の文学も世の中には必要なので、自分は素直に楽しみます。 *** 追記です。 主人公の女子高生、殺人を快楽として楽しんでいる自分というのを自覚している。 そういう主人公設定ってどうかなと個人的には思う。 悪になりきれないけど悪が主人公? 昔の(今もかもしれない)ヤクザ映画も同じような感性があふれているのかなあ。 この小説、分別のある大人は楽しんで読んでもいいけど、子供には読ませたくないな。 | ||||
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こういう小説はまた映画化を目指しているのか?というような冷めた視点で見ることもできるのですが、 キャッチにもある通り現代の縮図、象徴、写しとしての登場人物や背景、各人の策略や意図というものが嫌な気分させればさせるほど意味があると思います。小説上であらためて認識することで本当に嫌なことは何か、許してならないのは何かということを別の形で理解する布石になるからです。いつだってこういったあまりにも馬鹿げだ社会情勢を気持ちよく壊し散々暴れてくれるヒーローが描かれるわけですが、この小説でもそうです。本当にステレオタイプ、ワンパターン、けれども大事なことです。現実はこのように気持ちよくいかないことばかりですが、ヒーローの行動を通して描き出されるものは誰もが胸のすく思いを少なからず抱くはずです。総理大臣の冒頭から察することができるように、現代的文脈においてもっとも気持ちが悪い象徴となっている政治の世界や、そこで展開される浅はかでくだらない策略の数々。これらが如何に描かれ、如何にそれらを打破してくか。 | ||||
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若い女性を主人公にした作品。 「探偵の探偵」よりさらにハードです。 ハードすぎて、映像化はちょっと無理でしょうね。 ハードなので、読むペースがあまり上がりません。 物語は、今(2019年6月)から数か月後の出来事です。 とはいえ、テロ集団に高校が占拠される話ですが、ちょっと弱いかなぁと。 犯人たちの目的も結構ショボイし、占拠してすぐに「慰安所」と言われても…。 身近にある材料と知恵で、テロ集団に反撃するのは面白かった(実生活で役に立つ情報は…ないかも?)。 この作品以降、毎月何かしらを発表されるようです。 常々、筆の速さはすごいし、有り難いと思っています。 「高校事変2」は7月末に出るようですが、帯の予告に書かれていたことは、本作から直接つながります。 とても楽しみです。 | ||||
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「セーラー服と機関銃」ではヒロインの女子高生がヤクザの娘だったが、 本作品ではヒロインの女子高生がテロリストの娘。 プロットはとても面白いのだが、なぜこの高校を総理が訪問することになったのかという前提で、 この高校の学生で国民栄誉賞の候補に挙がりながらも落選した高校生がいて、それに対する野党の批判をかわすためという筋になっている。しかしなぜその高校性が国民栄誉賞の候補になったかというと、ベトナムから日本に帰化してバドミントンの全国高校選抜大会で彼の活躍で優勝をおさめたというのだ。実際には、これくらいのことで国民栄誉賞の候補に上ることは絶対にありえない。このあたりを読んでいて一気に熱がさめる感があった。 それと戦闘シーンの描写が事次第の詳細を書くのはよいのだが、クダクダすぎる。 設定はとても良いと思うが、描写にスピード感が欠ける感がぬぐえないのが残念。 | ||||
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千里眼シリーズの度を超えた荒唐無稽さにはついていけなかったが、この作品で また筆者を見直すことに。相変わらずSFチックではあるものの、伏線がよく練られていて、ツッコミどころはこの筆者の特徴でもあるがヒロインが強すぎることぐらい。そのいきさつも次巻以降で解き明かされることを期待して、7月に刊行予定の新巻が待ち遠しい。 | ||||
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皆さんが大好きなグロックは女子高生受けが良くなかった… 残念です 何だったら受けるねん! | ||||
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本書は文庫本書き下ろしだそうで、作中に令和が出るなど、現在進行形で読める。 話の展開もテンポがいいため、読みだすと一気に読める。退屈はしなかった。 | ||||
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この方の歴史モノを読みましたが、同時点の複数の人物に視点が 切替わる描き方です。登場人物は安倍首相をモチーフにしているのが随所に わかります。設定はほぼ2019年までの時事ネタに元に架空の設定にしていますが すぐに分かります。色々着想を得たのだろうことは読めば分かります。 読み物としては面白いですが、ちょっと強引な筋書きだなぁと思ったのは テロ組織の侵入経路・黒幕かなと。まぁ一教師がそんな大それたことするかな?と 思えます。ただ細かいことを言い出せばキリがないですが、まぁ物語なので。 ただ人権というものに風刺が効いてるセリフが所々にあります。 言いたくても言えない世の中を皮肉ってるのかなと思えます。 タイトル、高校事変もいいですが、主人公が万能なので JK無双でもいいような活躍本です(笑) | ||||
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結構、俗的な話から始まってどうなることかと読み進みましたが、その危惧は見事に打ち破られました。 高校を巡るテロ事件。次から次へと舞い降りる危険。 ハラハラしながらもその危険を乗り超えていく痛快さ。 続編が出るそうですが、今から楽しみです。 | ||||
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久しぶりに熱中、イッキ読みしてしまいました!! 深く作られた魅力的で最高にかっこいい「ダーク」ヒロイン、絶妙な敵役、緻密なストーリー…陳腐化しやすいこの種の小説ですが、これはめちゃくちゃ上質で面白いです! 随所に「ダイ・ハード」「ザ・ロック」「トイ・ソルジャー」など洋画へのオマージュが効いているのも楽しめました! 続編の刊行楽しみにしています! | ||||
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時は2019年 つまり今年です。 首相は名前こそ違いますが、安倍晋三首相その人です。 過去の総理大臣などは小泉純一郎などと思い切り実名 働き方改革の会議などが会話に出てくるあたりも まるで現代のサブストーリーという展開です。 そもそも作中に登場するかつての犯罪集団はオウム真理教です。 麻原彰晃の娘をアレンジして主人公としています。 話の内容もバックボーンにそれがあるので、ある意味理解しやすいと思いました。 最初の60ページくらいまでが首相や主人公の優莉結衣の言ってみれば”起”の部分です。 これ以降で、首相が高校を訪問し事件になっていくわけですが。。。 これはあのことだななどと、最初は冷めた感じで読みましたが 一気に最終ページまで行きました。 さすが角川文庫で出すだけのことはあります。 2019年最初の没頭できる一冊 そう思いました。作中の登場人物を誰にしようか次々と頭の中で配役が決まって ホントに楽しかった! 練り込んだ作品です。期待して読み始めてOkな一冊です。 | ||||
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