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怪物の木こり
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怪物の木こりの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全90件 81~90 5/5ページ
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とても面白かったです! 本格的ミステリーがお好きな方はもしかしたら、こういう設定などはあまり好きではないかなぁとも思いましたが、ストーリー展開がもう気になり気がついたら一気に読み終えてました! | ||||
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人を殺すことに何のためらいもないサイコパスと、人を殺害して脳味噌を持ち去る脳泥棒とが対決する話。 エイリアンvsプレデターとか、貞子vs伽椰子みたいな展開になるんかな? とか思ってたら、とにかく人が死にまくるという点では結構その通りだった。 もーとにかく死ぬ。 ページめくったら人が死んでるんじゃね? ってくらい人が死んでいる。 あまりにも死んでいくから、途中で「あ、これは人物の名前をいちいち覚えなくていいヤツだ!」と気がついた。 しかも頭部破壊をして脳味噌を盗ったりぐちゃぐちゃにしてたりするから、想像するとかなり猟奇的な物語である。 それでも、別に気持ち悪くもならずに読み進められたのは、書きぶりがだいぶライトよりだからだろう。 文章は会話文を中心にして、描写や説明は必要最低限に抑えられているため、グロ描写はあっさりしている。 その代わり人物描写や状況描写もかなりあっさりめであるが……。 この軽さについては賛否両論ありそうだが、展開のスピードは抜群で、サクサク誰かが殺されてサクサク話が進んでいく。これはこれでドライヴ感があってアリ。 そして、そんなジェットコースター的展開の中でも伏線はしっかり張られていて、終盤ではいろんなことが綺麗に腑に落ちて「おお!」と驚いた。 特に、主人公が変化するきっかけとなったある出来事は、なかなかアイロニーが効いていてニヤリとなった。 さすが「このミス」大賞を受賞しているだけはある。 というかこれだけ実直にミステリをしてる作品というのは「このミス」にしては珍しいんじゃないかな?w 他の方のレビューにも散見される意見だが、コミックやドラマにしたらもっと面白くなりそうだ。 著者は同じ年の江戸川乱歩賞でも最終選考にまで残っている実力者。 このミス大賞の受賞コメントにて乱歩賞受賞の『到達不能極』に挑戦状を叩きつけていたが(笑) 私はこちらの『怪物の木こり』に軍配を上げる。 | ||||
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「このミス」大賞受賞作品。あまり内容を詳しくは書けませんが、悪くはないけれど、うーんという読後感でした。 良い意味では展開が早く、サイコパス弁護士や脳泥棒と呼ばれる殺人鬼等のキャラも作り出し、それなりの説明もなされていると思います。 但し、物語にリアリティは全く無く、物語全体が軽過ぎる印象は拭えません。それをエンターテインメント小説に求めるかどうかは別にしても、またそこに重きを置いていないとしても、連続猟奇殺人事件の警察の捜査なのに安易で、事件の展開に無理があると思えました。 | ||||
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連続殺人鬼の「脳泥棒」とサイコパス弁護士の戦いという設定が、まずは惹きつけられる。 基本的にはサイコパス弁護士の二宮が物語の中心になっているが、女性刑事の視点からも、ストーリーが進んでいく。 登場人物が多いので、はたして「脳泥棒」が誰なのかといった謎解きも、最後まで楽しめる。 なかなか楽しめました。 | ||||
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ここ何年も本を読む事もなかった私が、一気読みしてしまいました。 斬新なタイトルと、展開の速さにページがどんどん進み、小説の面白さを実感しました。 | ||||
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やっちまったよ。 どこかで立ち読みしとけば良かった。 これはまともなミステリー小説ではない。 きちんとした小説ではない何か。 漫画の原作としてなら評価できたかもしれない。 この作品の良かった点は…。 ……。……。…医療の知識?くらい? あ、あと最後のミスリードは良かった。 悪い点はもう…大量にある。 簡単にだけど挙げていくよ。 この作品は ①常に2~3ページで人物と場面が切り替わる。物語の最初から最後までその繰り返し。 つまり、せっかく頭の中で想像・構築された情景が数分で使い捨てにされる。この作業がとにかく疲れる。疲れるから世界に没頭できない。入り込めず現実に引き戻される。個人的にはこれが何より致命的だった。吉田修一の『怒り』を読んだことがある方は、あんな感じを想像してもらうと分かりやすいが、本作はあらゆる点で(悪い意味で)その比ではない。 これが原因で、各エピソードに対する印象が弱い。読み進めていくうちに伏線は回収されていくが、そもそもその伏線自体の印象が薄いので、感動も驚きもほとんど感じられない。「ああ、そんなことあったっけか」程度。 ②登場人物が多すぎる。実際この本を開いてみれば分かることだが、本作は文字数が少ない。文章が少ないくせに、やたら人物が多く煩雑。理解不能な範囲ではないが、下手な文章を読んで疲れた脳にそんなつまらないことで追い討ちをかけてくる。 ③登場人物のキャラクターがチープ。およそ深みもリアリティーもないキャラクターのオンパレード。これが漫画然としている最大の理由だが、さらにこれら人物の吐く台詞がまたチープ。テレビの2時間サスペンスの茶番さながら、どこかで見た、聞いたような台詞ばかり。失笑レベル。そこにまた萎える。 ④地の文が少な過ぎる。会話文と地の文の比率がおかしい。人物描写や風景描写があまりに乏しく、ほとんどが会話。会話で物語が進んでいく。それも質問と受け答えばかり。「~なのか?」「~だよ。」の連続。素人作家が陥りがちのパターン。語彙力なし。表現力なし。要するに文章に魅力なし。作者のミスではないかもしれないが誤字もあった(P248)。 というわけで、普段あまり活字を読まない方やライトな作品を求めている方には「刺さる」ものがあるのかもしれないが、普段から読書を嗜み、様々なミステリーを漁ってきたそれなりに目の肥えた方は全く以て読む必要なし。期待外れに終わる可能性大。時間の無駄。金の無駄。自分は「最後まで読まない限り、評価を下す資格はない」と思い頑張って読了したが、本当に苦痛だった。 『このミス』も落ちたもんだね。デビューでここまで書けたことは確かに評価に値するけど、これが大賞? 正気ですか? 選考委員の目を疑わざるを得ない。三日くらい徹夜して錯乱して選んだの? そんなに不作の回だったわけ? 他がもっと酷いってこと? だったら「該当作品なし」で締めれば良かったんじゃないの? この物語の設定は「奇抜」とか「斬新」とか そういう評価が与えられるものではないよ。 小説以外ではよくあるパターン。脳チップ? ハハ。「安易」「ありがち」がぴったり。倫理も崩壊してるし稚拙過ぎて共感できない。この作家はアニメ、ゲーム、漫画から多大な影響を受けたことを容易に想像させられる。作家としては素人に毛が生えた程度。自分はそれらゲーム等を否定する人間ではない(むしろ好む)が、ライトノベルではない小説にはそれなりの情緒や雰囲気を求めている。小説は、その作者が選ぶ言い回しや語調が大事であって、読者が言葉の世界に没入できるかどうかの鍵はそれらが握っている。この作者には話を作る力はあっても、それを物語るための言語センス、独特の感性がない。だから会話文に逃げるわけ。言葉にオリジナリティがなければ当然「安っぽい」という印象にしかならない。 いや、この作品が全然無名でね、書店で軽く手に取って読んだものなら星2つくらいつけてもいいかもしれないけどさ、『このミステリーがすごい!』の大賞でしょ? そういう目で見たら星1は当然だよ。過去に選ばれた名作と比べ物にならない。せめて新人賞とかならこんなにハードル上がらなかったのに。 中高生ならまだしも、大学生や社会人にもなってこの作品を面白いとか言って人に勧めたら恥をかく危険性あるよ。相手が読書家ならなおさら。あれだよ、『お前の膵臓がなんちゃら』なんかと同じ類い。俺は今まで自分が買ってきた小説のコレクションと一緒にコイツは並べられない。これはそんな程度の本。話題にした奴らのレベルが知れる。帯に紹介されている書評家のセンセイ方、大丈夫ですか? 次回以降選考から消えてくれてもいいですよ。 そのうち漫画化かアニメ化されるんじゃないのこれ? それか映画化か。ほんとそれ向きだから。そういう媒体なら高評価でも全然頷ける。むしろ漫画で読みたかった。とにかく本格的なミステリー小説としてはほぼ無価値。 いい大人なら読まなくていい。 | ||||
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ほどよくグロくて、ほどよく謎めいていて、ほどよく感動する 良くできたストーリーだと思います。とても楽しいです。 途中途中出てくる木こりの絵本が本当にあったら そちらも読んでみたいと思いました。 | ||||
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サイコパスが主人公な設定は斬新で、過去を紐解いて進むストーリー展開は定石…という印象。 自分は展開がぶっ飛んでるものの方が好みなので星2ですが、万人が読みやすい作品だと思います。 | ||||
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文章は荒削りで展開も突っ込みどころが多いのですが、 「サイコパスVS殺人鬼」「殺人鬼VS刑事」という 2つの物語が絡み合う展開に勢いがあり、一気に読了しました。 女刑事が「ふつうの刑事」で、特にこの人じゃなければいけない理由がなさそうだったのと 弁護士がサイコパスから普通の人に戻っていく描写が少なかったのが残念だったかな。 | ||||
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面白かったです。人間は普通であることが一番幸せだなと改めて感じました | ||||
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