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怪物の木こり
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怪物の木こりの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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やたら脳チップ脳チップとやかましい くどすぎる 単に作者がそのネタを使いたかっただけでは? いっそタイトルを「脳チップ」にすればよかったのでは・・・ しかしストーリー自体はまあまあ面白かったので☆3つ | ||||
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サイコパスVS連続殺人犯の展開を期待してましたが、思った以上に普通で、スリリングな展開はあまり感じませんでした。 | ||||
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脳チップというぶっ飛んだ設定ではあるが、サイコパスが人間の心を取り戻していく様は、これから生きていく上で、何か重要なことを示しているようにも思う。 犯人は誰かというよりも、凶悪で卑劣なサイコパスの感情の変化に読み応えがあった | ||||
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図書館で借りました。 久しぶりの読書だったけれど読みやすかったので早々に読了。 ミステリーの割にハラハラしないしストーリー性もあるのかないのかよく分からなかった。わざわざ予約(購入)してまで読むほどではなかったかなぁ。 ネタバレになるといけないので詳しく書けませんが、登場人物の過去や脳チップを埋める経緯をもう少し深く掘り下げてほしかったです。 その為、全体的に薄いというかアッサリした内容に感じました。 | ||||
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なんか賞取ってるし、装丁が良かったので買った おもしろかったのか忘れた 犯人も忘れた サイコパスがいっぱいいた | ||||
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自分と同じ年齢の作者、同じ時代を生きてきた共通点をもちながら読んだ。 事前に、ミステリー大賞を取るために、戦略的に書いたときいていた。だから、本心で描きたいものではなく、審査員を意識して書いたものと作者も豪語しているそうだ。 サイコパスである主人公が、意図的にサイコパスにされていた。つまり、元々は普通の人間だったのに、脳チップで脳の電気回路を操作され、感情とりわけ共感する能力をなくされてしまった。 ある事件をきっかけに、脳チップが壊れて人としての感情を取り戻していく姿に苦悩する。 感情があるってなんともいえない気分になる。めんどくさいことも多いけど、大事だなって気付かされる作品です。 テーマが、感情、サイコパス、AI時代を背景にした切り口でこれからの時代を占うかのような内容です。 | ||||
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サイコパスと言われら、そうなのかと思うが、それほどヒヤヒヤするところがない。 | ||||
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大賞を受賞した作品なのでそれなりに面白いです。一見エグそうな印象はあったものの気軽に読めました。 | ||||
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文末の解説で評者は「現実味の乏しい部分が見受けられる」と言っているが、まさにそのとおり。 第17回「このミステリーがすごい!」で大賞を取ったということで、多分エンターテインメント性を重視した作品で あるとは思うが、深みのないサスペンスになっていることは否めない。筋そのものにはそれなりの工夫が されており、テンポもいいのだが、何せ連続殺人鬼のサイコパスという人間がやたらと登場して、そいつらが 結構明るくて、また都合よく人間らしい心を取り戻したりするため、なかなかのめり込んで読むことが 難しかった。いくら、脳チップを幼いころに入れ込まれたサイコパスという前提であっても、ちょっと鼻白む 筋運びであったと言わざるを得ない。 | ||||
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「このミステリーがすごい」大賞を受賞したというラベルから手にとってみたこの本。サイコパス 対 連続殺人鬼という設定にも興味があった。著者の処女作ということもあるのだろうか、小説の人物、情景描写に奥行きがなく、リアリティまでに今一つ欠ける物足りなさがずっとあった。特に刑事同士の会話などは他の横山秀夫とかが書いた刑事小説に比べると薄っぺらいので、推理小説としてのめり込むというよりは、単純にサイコパスの言語行動が新鮮だったのでそれを追うような感じで本を読んでいた。 (以下ネタバレあり) 主人公であるサイコパス二宮は、全体的にクールなキャラクターであり、脳内チップの故障で、今まで感じてこなかった共感感情などにパニックなる時もありながらも、最後は脳泥棒を迎え撃っている。二宮はサイコパスなのに、好感を持てる。 小説も全体的にポテトチップスを咀嚼するような、悪くいうと安っぽさ、よく言えば軽妙さがあり、サクサクと読み進めていけるが、サイコパスが普通の人間の感覚をちょっとづつ取り戻し過程には、心が温まるような場面もあり読み終えた今も余韻がある。結末で剣持が実は草間からの虐待を守ってた少年だったと思い出す所で、二宮が涙するのも心が動かされる場面だった。剣持も、二宮も誘拐事件の被害者であり人工的にサイコパスの脳内構造へと改造された。剣持を想うにも、自分を改変するにもあまりにも沢山の人殺めすぎてしまったサイコパスの悩み。二宮は、思いはどのように馳せていくのだろう。 個人的には映美との関係をもっと発展して欲しかった気がする。映美との恋愛感情を通して、サイコパスはもっと苦悩し、幸せをもっと堪能できるはずだから。そうすることでこの小説も奥行がもっと出てきたのではないだろうか。 | ||||
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第17回このミス大賞受賞作。近未来が舞台のSFとホラーの要素があるミステリー。 (あらすじ:ネタバレはなし) 視点人物となる主人公は二人いて、一人は、サイコパスであり殺人を何とも思わない二宮彰。もう一 人は、警視庁の女刑事城戸嵐子。この二人を中心にして、二つの時系列で交互に物語が進行する。その 際、切り替わる毎に、二宮彰◯◯日目、城戸嵐子◯◯日目と示される。 二宮彰は有能な法律家という表の顔とは裏腹に、何人もの人を殺してきた。冒頭でいきなり殺人シー ンがある。その二宮は、怪物のマスクをかぶった男性から斧で襲われ負傷するが、間一髪逃れる。その 男を自分で殺そうと誓った二宮は、警察よりも先に見つけて殺すため、単なる強盗だとウソをつく。 一方、連続殺人事件が起き、城戸らが捜査を担当する。被害者は皆、後頭部が破壊されて脳が持ち去 られる。そこから犯人は「脳泥棒」と呼ばれる。捜査を進める内に、被害者は皆、養護施設の出身で、 しかも捨て子として引き取られたという過去があることが分かる。被害者は五人にも上る。 暴漢に襲われた二宮を診察すると、頭蓋骨の一部が骨折していたが、CT検査により、脳チップが入 れられていることが判明する。実は二宮を含めて被害者らは、プロローグで語られる事件によって誘拐 されて脳チップを植え付けられた幼児達だった。そしてまた、二宮もその一人だった……。 (感想:多少ネタバレ気味の部分あり) ・サイコパスを取り上げた発想は斬新で、今後の「伸びしろ」を期待させる。 ・殺人被害者の脳が持ち去られるという設定はインパクトがあり、次を読みたくさせる力がある。 ・長編としてはやや短い作品に仕上げられていて一気に読める。 ・二つの時系列は一見同時進行のようにみえて実はズレがある。これが良い意味でのミスリードになっ ているが、本格推理として見た場合、◯◯日目という表示はフェアな情報提示といえる。 ・読点の位置が不自然だったり、「のであった」等のくどい表現もあり、文章はやや稚拙な部類。 ・本格推理として見た場合、推定でしかないサイコパスの特性を根拠としている部分が多く、ロジック 的に納得しにくい。 ・脳泥棒の殺人動機が不自然。彼らを殺すことも、後頭部を割ってチップを持ち去ることも動機が弱い。 衝撃的な死体を示してインパクトを出すための手段に過ぎないように思える。 ・サイコパスだから人を殺せるはずなのに、脳泥棒は、普通の人間に戻ってから更に平気で連続殺人を するのは不自然。 ・二宮と彼女の映美は「共に怪物のマスクに襲われた」となっているが、二宮は自分を襲った相手のこ とを警察にも秘匿していたはずなのに、最後の部分で何事もなかったかのように語るのはおかしい。 (まとめ) インパクトも大きく読みやすい作品ではあるが、瑕疵も多い。したがって☆の数は3とした。 | ||||
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読んでいて展開がワクワクします | ||||
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「このミス」大賞受賞作品。あまり内容を詳しくは書けませんが、悪くはないけれど、うーんという読後感でした。 良い意味では展開が早く、サイコパス弁護士や脳泥棒と呼ばれる殺人鬼等のキャラも作り出し、それなりの説明もなされていると思います。 但し、物語にリアリティは全く無く、物語全体が軽過ぎる印象は拭えません。それをエンターテインメント小説に求めるかどうかは別にしても、またそこに重きを置いていないとしても、連続猟奇殺人事件の警察の捜査なのに安易で、事件の展開に無理があると思えました。 | ||||
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文章は荒削りで展開も突っ込みどころが多いのですが、 「サイコパスVS殺人鬼」「殺人鬼VS刑事」という 2つの物語が絡み合う展開に勢いがあり、一気に読了しました。 女刑事が「ふつうの刑事」で、特にこの人じゃなければいけない理由がなさそうだったのと 弁護士がサイコパスから普通の人に戻っていく描写が少なかったのが残念だったかな。 | ||||
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