傲慢と善良

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

傲慢と善良の評価:

3.53/5点 レビュー 895件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.53pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,549件 41〜60 3/78ページ
No.1509
(4pt)

結局は引っ付くんかーい

「ストーカー」だの言ってるけど特に大した事件が起こるわけでもなく、ただ弱い事件(ストーカー被害)と婚約者の失踪から物語が始まります
そこから長い考察が始まって正直だる、、と思いながら読み進めていきましたが、結婚相談所のおばあさんが鋭い意見の持ち主でそこから少し面白くなってきました
あとは一章の終わりですかね
主人公の周りの女友達が言いたい放題言うシーンでやっと動いたか、っていう
一章は真実という女性の輪郭を描き直してるような感じでした
主人公が思ってたのは真実にそう見せられてる輪郭で、主人公のこころの中の真実の輪郭を描き直してるような

二章になってようやく真実が登場し、いろいろな心境の変化があったんだなと気づきます
うーん。全体的なペースはめっちゃ遅いです
でもその分丁寧に人物を描いてるとも言えます

で、結局はおさまるんかい笑
ってなりました笑
たぶん主人公周りの女友達も同じ気持ちだったと思う
まぁありそうだけど、本人達以外からすればどうでもいい話
もちろん当事者からすれば大事件で大恋愛なんだろうど
傲慢と善良 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 傲慢と善良 (朝日文庫)より
4022650591
No.1508
(5pt)

辻村深月さんの「毒」

地方都市で30歳くらいまで親元で大事に育てられた「いい子」のマミが、婚活で出会ったカケルと結婚目前?にしてストーカーに誘拐されてしまう。マミの足取りをたどるなかで徐々に明かされていくマミの過去。地方都市や子離れできない親との閉塞感がとても緻密に、毒気を効かせて描かれています。
地方のデパートによくいるDQN夫婦や、リア充女子たちに関する表現は、辻村さんの実体験なの?ってぐらいリアルです。
終盤で石巻に舞台が移るんだけど、きっちり取材されたんだろうなーって思います。地元民なのでめっちゃ嬉しい。この本で町おこしとか聖地巡礼とかやればいいのに。
傲慢と善良 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 傲慢と善良 (朝日文庫)より
4022650591
No.1507
(5pt)

読後の清涼感が圧倒的

最後まで読むと、「あぁ、良かったなぁ」としみじみ思えます。

婚活を通したこじらせ大人の成長物語。
主人公は30代後半の架と、30代半ばの真実。
序盤読んでて2人とも年齢通りに見えず、まじで20代前半やと思いました。笑
成長を感じさせるため、もしくは人として未熟と見せるための描かれ方なのか。

30過ぎても群馬の親と同居して、まさに温室の野菜のような真実にイライラします。笑
ルックスだけで選んで中身を見ようとしない正に傲慢な女。
まぁそりゃ、まずは見かけから入るけども。
本人の人生経験がペラペラ過ぎて、もちろん婚活も苦労します。
しかし、ルックスが好みの架と出会い結婚間近となるが、そううまくはいかず、、

後半の真実のパートの不格好ながら成長していく姿に頼もしく思えます。
それでようやく彼女は人と結婚できる次元に近づけたんです。

最後まで周りにとやかく言われますが、これは僕ら2人の問題なんで、と押し切れる架もかっこいい。

結局、守られたままの善良さじゃ生きていけないし、自分の意思でぶつかって生きていかないと傲慢な視点は崩せない。

楽しめました。
傲慢と善良 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 傲慢と善良 (朝日文庫)より
4022650591
No.1506
(4pt)

主人公の女性

ここまで過剰に過保護な親はちょっと珍しいかもしれないけど、遠からず似たような親子関係を続ける母娘は意外と多いいのかもしれないと思いました。親の敷いたレールに乗ることに各段不自由さも感じず、自ら行動を起こすのも面倒、何もかも決めてくれる環境が返って居心地がよいと思える人は、同世代と比べて劣等感を感じることもあるにせよ、なかなか一歩を踏み出せない。主人公の女性も、すでに30歳を過ぎ、さすがにこのままではいけないと都会での一人暮らしという大きな一歩を踏み出したのでしょう。それはよいとしても、何も告げずに3か月の失踪はいただけない。男性の女友達の言い分も的外れではないと思いました。最後のシーンは一件落着の終わりではなく、やっと始まる自立へのスタートなのかもしれません。
傲慢と善良 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 傲慢と善良 (朝日文庫)より
4022650591
No.1505
(5pt)

大切な人との間に苦しいことがある人、あった人におすすめ

よかった。とてもよかった。
ミステリとして最初、ぐいぐい引き込まれていく。
そして途中から、なんだかこれはただのミステリじゃないだろ…という雰囲気が漂ってくる。主人公架(かける)が失踪した婚約者真実との関係性に気が付き始めたあたりからざわざわが止まらない。二人の関係にざわつくというより、自分もリアルでこういうことやってないかというざわつき。
結婚ってタイミングだよね。自分も田舎の出身だから、無言の周囲のプレッシャーってわかるな。嗚呼、読んでてつらかった。自分の人生振り返ってしまったわ。
こういう本を読むと思う。どこにも完全な悪人なんていなくて、完全な善人なんていないんだよね。
読後感はとてもいい。それは保証する。大切な人との間に苦しい時期があったひと、いまある人におすすめ。
傲慢と善良 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 傲慢と善良 (朝日文庫)より
4022650591
No.1504
(5pt)

今どきの結婚事情が分かる本

マッチングアプリを使って結婚しようとする場合にどういう点で苦労するかが分かり、とてもおもしろかったです。
結婚相手を決める際に重要なことは、相手とフィーリングが合うことで、今も昔も変わらないと思いました。
傲慢と善良 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 傲慢と善良 (朝日文庫)より
4022650591
No.1503
(1pt)

少女マンガ風、女性小説。女性都合が過ぎる。

読み終わったあとのもやもや感を払拭したくレビューを漁りました。どなたかのレビューを読んで、ああこれは少女マンガの小説版なのか、と納得しました。

こんな世間知らず、お花畑な女。その嘘にも気づいたのに、最後追いかけてきて、挙げ句の果てにそれを責め立てず、指輪を渡す男。

幸せそうな2人。

そんなわけあるか!と感じていました。
が、女性の夢物語を描く少女(女性)マンガだと思えば納得。世界の中心は、"わたし"であり、その"わたし"はお姫様なのである。なにも悪くない。全てが思い通りにいくのが、少女マンガだとすれば、これはまさにそれである。

好きな人は好きでしょうから、それは否定しません。ジャンルとしては成り立っています。

ただ、もう読むことはなさそうです…。
傲慢と善良 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 傲慢と善良 (朝日文庫)より
4022650591
No.1502
(4pt)

面白かった

前情報なしに読み始めたんだけど、面白くて3日ぐらい、暇さえあればKindle開いて読み終えた。
傲慢と善良、タイトルも秀逸。
傲慢と善良 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 傲慢と善良 (朝日文庫)より
4022650591
No.1501
(2pt)

説明的すぎる

30代になるまでなんとなく親の言うように生きてきて、このままではまともに異性と付き合うことも出来ず結婚もやばいと気づいた女性が婚活に目覚める話。
この女性がペラペラすぎて感情移入できるところが一つもなく、ペラペラの割に自意識だけはエベレスト並に高く読んでて辟易した。
こんな女性を追いかける経験豊富な相手男性も、何がそんなにハマったのか説明は書いてあるがよくわからないまま最後はくっつくので不思議なラストだった。
全てが説明的すぎて、何でも理屈を説明されたい人にはいいのかもしれないが、理屈を説明されればされるほど好きになった言い訳を聞かされてる気分になり、よかったねとは全くならない。
傲慢と善良 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 傲慢と善良 (朝日文庫)より
4022650591
No.1500
(3pt)

自意識過剰な主人公たち

過去に話題作だったということで読みました。最初は緊迫感があって面白かったです。しかしだんだん、「あれ。実は違ったのか・・」ということが示唆され、そのくらいからだれて感じるようになりました。2章のボランティアの部分はさらっと終わってもよいかと思いました。(ページ数を長くするために書いたのでしょうかね?)
またこれでもかというほど、婚活中の、パートナーや友人関係における主人公たちの自意識過剰の様子が描写されていて、私(50代)も「若い頃そういえばそんなこともあったなあ・・(遠い目)」と忘れていた感情を思い出しました。くどすぎるように思いましたが、そういうことを知らない人には、新鮮なのかもしれません。
傲慢と善良 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 傲慢と善良 (朝日文庫)より
4022650591
No.1499
(5pt)

カースト制

学生時代のカースト制を思い出しました
失踪した彼女の気持ちを思うといたたまれないというか
最後は丸く収まりホッコリでジエンド
面白かったです
傲慢と善良 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 傲慢と善良 (朝日文庫)より
4022650591
No.1498
(5pt)

読んでよかった。

男女2人が出会ってから結婚するまでの恋愛小説。

私がこの本で好きなところは2つある。
1つ目はまずストーリー構成の良さ。この本は冒頭、彼女がストーカー被害に会い、行方不明になるところから始まる。彼女はどこへ行ったのか、ストーカーは誰なのか。彼氏が探偵さながら探す展開になっている。読み手も彼氏と一緒にあれこれ考えながら読み進められるところが楽しい。
加えて、本の前半は彼氏視点、後半は彼女視点となっており、さまざまな出来事に対する2人の思考の対比も楽しめる。
分厚い小説だが最後まで飽きずに読めるストーリー構成だった。

2つ目に好きなところは、思考の解像度が高いところだ。解説で朝井リョウさんも言及している。
偏見っぽいが、土地柄や育て親により、こういう人間が生まれる、というのは傾向としてやはりあると思う。それを踏まえた上で、一人ひとりの登場人物が現実に居そうだった。クセの強いキャラ作りなどしていないのに、あまりに解像度が高くて引き込まれるものがあった。私は人付き合いが苦手なので、この本を通して色んなジャンルの人間の思考回路が覗けたような気分になり楽しかった。解像度の高さと、それを表現する文章力が光っていると思う。

そして最後に、この小説は私の中にある善良と傲慢に気づかせてくれた。私は彼女に少し似ている。親の言うことを聞く素直さ=善良と、箱入り娘ゆえの世間知らず=傲慢にシンパシーを覚えた。善良であることが必ずしも良いことではないと学べた。傲慢になるのを防ぐために、人付き合いが苦手でもできる範囲で人と関わりを持ち、偏見を捨てて人の中身を知ろうとする姿勢を持ちたい。
傲慢と善良 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 傲慢と善良 (朝日文庫)より
4022650591
No.1497
(1pt)

みんな中途半端に性格悪いよ

全部読みました。

登場人物の全員に魅力がない。
この小説が高評価を受けていることが、現代日本の闇を表していると感じました。
傲慢と善良 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 傲慢と善良 (朝日文庫)より
4022650591
No.1496
(1pt)

お子様向けライトノベル

Not for meと言えばそれまでですが小学生から高校生ぐらい、いっても大学生ぐらいまでが対象の小説かと思います。
作者と編集者もおそらくその辺ターゲットにしたのではないかと。

普段読まないタイプの小説ですがふと出来心で手に取り失望しながらも超頑張って最後まで読んでみました。

とにかく内容が薄すぎるしミステリーとしても青春小説?純文学としても恋愛小説としてもただただ無。タイトルも大風呂敷広げ過ぎでむしろ笑う。
人間にとって怠慢とは?善良とは?なにも描けてない。あったとしても薄すぎて凄い。
失踪後被災地へ出向き人々と交流を重ねて…の展開も安直かつ安すぎて謎だし

こんなにもつまらない小説が存在することにただただ驚愕。
傲慢と善良 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 傲慢と善良 (朝日文庫)より
4022650591
No.1495
(5pt)

一番好きな本です。

2人の内面が成長していくのと共に、私も成長させられました。
傲慢と善良 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 傲慢と善良 (朝日文庫)より
4022650591
No.1494
(4pt)

女は怖い!

しみじみと思わされた。
真美の母親や、架の女友達が何といやらしく描かれていることか。
ああ、男で良かった!
傲慢と善良 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 傲慢と善良 (朝日文庫)より
4022650591
No.1493
(3pt)

期待しているものではなかった

朝井リョウさんが解説を書かれていると言うことで興味を持ちましたが、普通の視点から書かれた普通の恋愛小説でした。
傲慢と善良 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 傲慢と善良 (朝日文庫)より
4022650591
No.1492
(5pt)

衝撃的でした

親になったすべての人に読んでほしい一冊。高校生の息子がいる私には刺さりすぎて、これまで読んだどんな子育て本や教育本よりもタメになりました。登場人物たちはみんな人間らしく、泥臭くて、とてもリアルでした。
傲慢と善良 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 傲慢と善良 (朝日文庫)より
4022650591
No.1491
(5pt)

大事な教訓を得た

教訓:男にとって,女友達は百害あって一利なし!
傲慢と善良 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 傲慢と善良 (朝日文庫)より
4022650591
No.1490
(5pt)

『傲慢と善良』 自分が自分であるテーマなのかもしれない

『傲慢と善良』というタイトルの通り、人の中にある二つの側面を丁寧に描いた小説でした。

婚活で出会った30代後半の男女・カケルとマミ。付き合って2年、同棲から婚約へと順調に見えた二人の関係は、彼女の突然の失踪によって大きく揺らぎます。

カケルの視点から彼女の行方を追う中で、信じて疑わなかった「善良な彼女」の知らなかった一面、そして自分自身の中に潜む「傲慢さ」に気づかされていきます。

私自身、これまでの人生で「生きづらいな」と感じる瞬間がありましたが、この作品はその理由に気づくヒントをくれたように思います。真面目なだけでは生きていけない。けれども、自分らしさを追求していくことも大切。その中で――“どこまで傲慢に生きるのか”――その割合を自分で決めきれる人こそが、自分の人生を生きているのだと感じました。

自分の成長を望むなら、心地よい環境から一歩離れ、自らチャンスを掴み、困難に立ち向かう。地に足をつけて考えられる人間でありたい。そして、自分の子どもにも価値観を押し付けすぎず、相手を尊重できる親でありたい――そんな気づきを与えてくれた作品です。
傲慢と善良 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 傲慢と善良 (朝日文庫)より
4022650591