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卑弥呼の葬祭: 天照暗殺



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【この小説が収録されている参考書籍】
卑弥呼の葬祭: 天照暗殺
卑弥呼の葬祭 :―天照暗殺― (新潮文庫)

卑弥呼の葬祭: 天照暗殺の評価: 3.58/5点 レビュー 12件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.58pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(5pt)

面白かった

邪馬台国や卑弥呼に関する解釈は色々あって何が真実なのか?現時点では分からないが、one of them の説として理解できた。
兎にも角にも、過去の天皇が伊勢神宮には殆ど参拝した事がなかったと言う事実をどう解釈すれば良いのか?明らかに公開して欲しいものです。
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No.6:
(5pt)

高田節

いつもの高田さんの小説です。
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No.5:
(5pt)

面白い!

全シリーズ購読のファンです。
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4101200734
No.4:
(5pt)

なぜ天皇家が祭祀を重んじてきたのか。ようやく腑に落ちたぞ

小説の筋立ては、大胆な仮説を読者の前に提示するためにあったのだなと、私は読んだ。おそらく、古代史の謎を、研究的に書かれていたら、読む者は細部に迷い込み、結局、核心を摑み得なかっただろう。ただでさえ神様の名前は覚えにくい。しかし、物語を媒介にすれば、「霊祀り」「霊鎮め」という天皇家祭祀の本質に、容易に辿りつくことができる。その証拠に、本書のラストにおいて、「だからこそ、天皇家が重要なんです」というセリフが登場する。これは当然、単純な礼賛ではない。礼賛どころかむしろ、糾弾、ではあるまいか。なぜなら、著者はおそらく、まつろわぬ者たちの側に、立っているだろうからである。そしてこの目線こそ、「歴史を知る」ということなのかと、思った読書であった。
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4101200734
No.3:
(4pt)

ストーリーは…

宇佐神宮と卑弥呼の関係は良く扱われますが妻籠神社も出てきて大分が地元の私は興味深かったです。歴史の謎の部分は面白かったですが、ストーリーは最後の盛り上がりに欠ける気がしました。
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No.2:
(5pt)

一気に読みました。

高田崇史氏の本はほとんど読んでいます。QEDシリーズもカンナシリーズもすべて読んでいます。高田氏の歴史観に染まっているかも。
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No.1:
(5pt)

歴史は覚えるものではなく考えるもの

「神話は単なる空想の物語ではない」
高田崇史さんの作品を読むたびに、そう思わされます。
もちろん、私も「神が海を矛でかきまぜて日本列島を創った」のが史実だなんて考えていませんし、日本武尊が単身、蛮族を征討したとも思っていません。ただ、これらの下地になる何らかの出来事はあったのではないか、それをファンタジックに、あるいはデフォルメして、そして真実を糊塗するために朝廷に都合よく改竄しつつ編まれたのが神話ではないか、と感じさせられるのです。
本作「卑弥呼の葬祭-天照暗殺-」では、有名な「岩戸隠れ」にスポットが当てられます。これまでにも天岩戸と日蝕、さらには卑弥呼の死を関連付けた小説はいくつかありましたが、本作ではもう一、二歩踏み込んだ(あるいはひねりを加えた)考察がなされています。ネタバレになるので詳しくは書きませんが、日本の成り立ちに話が広がっていきます。
作中で展開される「歴史の真実(?)」も充分なサプライズですが、本作で一番のサプライズは高田作品のファンにとってはジョーカー(もしくはドル箱)的なキャラクターである桑原崇が出版社の枠を超えて登場していることかもしれません。しかも、ゲスト出演レベルではなく、メインキャラの一人として。「講談社さん、太っ腹だなぁ」と思う一方、崇がさり気なく(?)講談社作品を宣伝するのを許している「新潮社さんも律儀だなぁ」などと、作品とは関係のないところでホッコリさせられました。とはいえ、響子さん、漣君、頑張らないとタタル君に乗っ取られてしまいますよ!次回作では成長した姿を見せてください。
「打ち砕かれる既成概念」、「覆される思い込み」、「逆転する常識」。これらを体験することは私にとって最高のエンターテインメントのひとつであり、それが楽しみで新作が出るたびに毎回、書店に走っています。今回も期待に違わず、楽しませていただきました。
脳科学でいうところの「アハ体験(日本では茂木先生が有名ですが、提唱者はドイツの心理学者らしい)」を何度も味わっている者の言葉なので、やや肯定的に過ぎるレビューかもしれませんが、同じ体験をなさりたい方には、是非手に取っていただきたい一冊です。
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4103393335

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