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沈黙のパレード
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沈黙のパレードの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全188件 161~180 9/10ページ
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今作には対照的な沈黙する人物が登場します。 この両者(複数)は全くの対極にありますがある意味においては 実に人間らしいと感じました。 但し非現実的だと思う部分もありました。 又、読み進めていくうちに「容疑者Xの献身」や 先日購入した「ブルータスの心臓」を思い出しました。 最終盤、要注目です。 | ||||
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東野圭吾独特の2つの事件と過去が渦巻く内容でした。 一人の少女のために様々な人間が関わり、事件に関心を寄せる。 しかし、隠し事から事件は思わぬ展開に進むところが面白かったです。 | ||||
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面白かったです。一気に読めてしまう話の展開作りはさすがです。二転三転は当たり前、今回は人間性に少し変化があった?湯川先生の立ち振る舞いが相変わらず楽しいです。 中盤までは被害者家族やその仲間たちに対する感情移入が働くのか、草薙や内海のその方々への接し方が気になりました。イライラというかハラハラというか。特に内海の取り調べ方、詰問ぶりというか、追い詰め方が冷徹だなぁと。こんな感じの刑事だったっけ(笑)それとも刑事として成長したのか。 あと、湯川と内海の対峙場面だけ、内海を「薫」として文中で表現してましたね。これは二人を特別な関係に見させる為なのか、これもまた気になりました。 個人的にはガリレオシリーズとしてはXの献身を完璧支持し最高作と思っています。面白かったけれど、本作も真夏の方程式もそれには及ばないなというのが正直な感想です。 もう一つ言うなれば、なんとなく映像化を見据えた作り方のような気も読後にしました。もちろん映像化は映像化で楽しみですが。 | ||||
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非常に面白かった。 犯人が分かった後の部分もしっかりしていて読み応えがあった。 人物一人一人の描写も良かった。 ただ、今までのガリレオシリーズを超えることはなかったので星4つ。 | ||||
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さすが、ガリレオ先生!今回はかなり、乗り気な湯川。それに、6年ぶりなので流行りの物が出で来る出てくる。新たに内海薫なる女性刑事が活躍するのも時代を反映してます。本嫌いな私が唯一、読んでいるガリレオシリーズ。懐かしのあの名作の一部も出てきます。3日で読みました。 | ||||
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過去の作品の方がよかったという人がいるが、本作品をけなすほど過去の作品はすばらしかったですか。作者が誰かを気にすることなく読むとけっこう面白いですよ。 | ||||
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久々のガリレオシリーズ。 帯から出オチというか、犯人像は想定されていましたね。 そこに至るまでの経緯の説明から、「復讐」に至るまでの、「犯人達」の動きが描かれます。 しばらく読み進めて、なんとなくまったりした印象を受け、「これは東野圭吾作品のあかんやつ系やろうか・・」とひやっとしかけていました。 しかしそうではありませんでした。 シリーズ初期は、トリッキーを前面に押し出し、テンポよく話が進行する、良い意味でとんがった作品だった。 そして、本作では、科学トリックというコンセプトはそのままに、複雑に絡む人間模様や人情味をじっくりと描かれていました。 登場人物達をとりまく状況も変化しており、時間が流れていることを感じさせてくれますね。 まさか我らが湯川先生が、夜な夜な町の定食屋に通い、常連客と相席飲みを楽しむなんて、誰が想像したでしょうか笑 何より印象的だったのは、最後の謎を解き明かしに動いた時の、湯川先生の言葉でした。 天才科学者も、これまでの経験をへて、変わって行くんですね。 しかし蓮沼という男が、心底からクズでしたね・・・・やってしまいたい!やってしまえ!と、心から思うクズ。 蓮沼が生み出した悲劇に巻き込まれた「普通の人たち」が、愛や、哀しみや、弱さや、それでも善き人であろうとする葛藤など、さまざまな想いを抱く、群像劇が描かれていました。 結果、何度もどんでん返しが起こり、人の心そのままに、シンプルではない結末に至る・・・ 物語、キャラ共に、まろやかさが加わった作品でした。 東野先生の一言で「再始動」と銘打たれた本作品は、「ちょっぴり味わい深くなったガリレオ探偵シリーズ」として、意図されて進化した一作なのだと思いました。 今後の、いぶし銀なガリレオ探偵に期待します。 | ||||
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湯川先生変わった感じがわかる作品です。 さすが東野って思わせる感じではなかったけど湯川先生のなんとなく人情味が感じられる作品です。 | ||||
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ガリレオシリーズ、久しぶりの一冊にして長編。 やはりこのシリーズは長編の方が面白いです。 とある事件の容疑者が黙秘権を行使し、沈黙することで無罪を勝ちとったことから、 この悲劇の物語が始まることになります。 ただでは終わらない結び。少しだけ救われました。 | ||||
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東野作品、全部読んでます。このところ、余りの多作ぶりからか好不調の波が激しかったのですが、本作は当たりですね。しかも「大」の付く。ガリレオシリーズでは名作『容疑者Xの献身』以来ではないでしょうか。 秀逸なのは二転三転するオチ。「最初から展開が読める」とくちさがない批判を浴びせる人も、今回ばかりはタイトル通り「沈黙」ではないでしょうか。お見事というしかありません。 本作の唯一の欠点は、物語を引っ張るはずの悪役が途中で・・・・。おっと、ネタバレになるので詳しくは書けないのですが、そこを差し引いても本作は読むに値する、本年国内ミステリーの収穫だと思います。 | ||||
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東野圭吾さんの作品は全て読んでいるが、仮に私が遺族の立場だったらどう考えるのだろう?どう行動しただろうか? 悲しみと激しい苛立ちの両方の感情に揺らめきながら一気読みした。さまよう刃以来の感情移入が強い作品で間違い無く東野作品のトップ15に入る傑作だと思う。 この作品とさまよう刃は司法関係の方々にも是非一読して欲しい内容だと思った。 特に334ページからは紙を捲るのも忘れる位内容に惹き込まれ喉が乾いた。 湯川が早々と全体像を見切っているのには少し違和感も感じたが、それにしても東野圭吾さんは本当に凄い! このレビューを見てこれから購入を考えている未読者の方々が私は羨ましくてしょうが無い。 何故かって? 334ページからの怒涛の東野ワールドを堪能出来るからだ・・・ 1つ私から忠告しておこう。334ページからはスマホの電源はオフは勿論の事、宅電のコードも引き抜いて読んだ方が良い。 邪魔者に邪魔されず一気読みをオススメする、著者の必読の力作!! | ||||
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久方ぶりに、「ガリレオ」湯川学が登場。シリーズ史上最も下衆な人間が登場し、ドス黒い悪に対して何もできないのかという無力感を読み手の我々も強く感じる中、その事件は起こる。 名作「容疑者xの献身」と同じく、読み手は薄々誰が犯人なのかは分かった上でストーリーは展開されるが、ここで断言します。驚愕の真相には決して、到底、届かない。終盤の真相究明で、度肝を抜かれること請け合い。 シリーズファンなら必読の良作です。 | ||||
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待望のガリレオ長編!ネタバレになるので詳細は記載しませんが、湯川は、アメリカから帰り、帝都大学の教授になっています。一番の違いは、湯川のキャラが、少し変化しています。また、一文に容疑者Xの献身について話しています。意外な展開に驚きますが、最後まで読まないとこの謎は説けない。 実に面白い(笑) | ||||
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やはり東野作品は、読みごたえが他の作家さんの作品に比べ桁違いに高い。きっとあっと驚く結末がくるに違いない、とワクワクしながら読みました。 タイトルから頭に浮かんだのは『オリエント急行殺人事件』で、作中の湯川の動きから連想したのは『カーテン』でした。 『容疑者Xの献身』で湯川が味わったであろう苦い思いをそそぐかのようなラストでした。ただ、そこへもっていくために途中曖昧なままスルーしているような箇所がいくつかあり、どうするのかな?ともやもやしたところもありました。もちろんそれらは最後にはすべて説明されているわけですが。 『X』では石神の人間像が掘りさげられていて、それが作品の素晴らしさとなっていたのですが、『沈黙のパレード』では「真犯人」のキャラがいまひとつ物足りなく思いました。「最低最悪の人間」というだけではどこがどう最低なのかいまひとつつかみどころがなかったと感じました。 『○倣犯』では被害者遺族の豆腐屋さんが廃業に追い込まれていますが、『沈黙・・・』では遺族は営業再開し、日常を取り戻していくさまが描かれています。読後感はいいのですが、いまひとつインパクトに欠けるとも思いました。 | ||||
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私は、東野作品は全て読んでいますが、レビューを書かざるを得ない気持ちになりました。 それくらいいいです。 ここ数年は勿論、今までの傑作群の中の一つに数えられる作品だと感じます。 買って損はしない出来だと考えます。 | ||||
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二日で読み終えました。 ネタバレは避けますが、最後の「真犯人」にはビックリです。あ!この人だったの?ってw でもとても清々しい終わり方をしましたし、映画化も、期待しています。 他の方々もレビューで言っていますが湯川教授の神がかった推理は必見だと思います。 ぜひ読んでほしい本ですね。 | ||||
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ガリレオ長篇4作目。 面白さとしては、容疑者>聖女>真夏=沈黙(今作)、という感じ。 最初の2作は文句なく名作で10回ぐらい読み返しているが、真夏と沈黙に、そこまでのクオリティーは残念ながらない。 結論から言うと、仇討の為に関係者が協力し合って目的を達成させる、という設定は感動的だが、共犯者が多すぎてリアリティーも無くなっている。また、事件の真相も、筋は通っているが「偶然」過ぎるので、そこも厳しい。 何度か読み返している内に矛盾点が出るのは仕方がないけど、初見で違和感がある完成度。 これは作者の力量、というより設定が無理筋なんだと思う。感動を優先させ、共犯者の関係や、事件当日に居合わせた被害者や犯人らの「偶然性」には腑に落ちる説明がない。たまたま、たまたま、たまたま・・。 犯行計画にしても、やはり被害者が街の人気者なのはわかるが、凶器運搬に手を貸した商店街の関係者が警察に黙秘するのは、流石に不自然じゃね? 「沈黙は罪ですか?」とか言ってるけど、犯人隠匿は罪だし、草薙が引き下がるのも不自然。 作品の根幹部分を否定する気はないけど、やはりパレードを絡めた凶器リレーは、絵面として面白いけど、犯人目線でもリスキーだと思う。殺害の目的を告げずに協力してもらうのも、かなり関係の薄い人物にまでアリバイ工作を頼んでおり、迷惑かけすぎだし、そもそも町内の人間を信用し過ぎ。 あと、共犯者の一人に、いつでも被害者を殺せた人物がいるのだが、殺害を思いとどまらせた理由も弱いと思う。一つ一つの粗は許容範囲だけど、全体的に綻びが多い作品だと思う。 星4つなのにボロカスに書いたけど、やはり作品後半は涙腺壊れていたので、その辺のテクニックは感心する。世の中の推理小説の水準と比較すれば、文句ない名作。ただ推理作家の第一人者として評価すると、旬は過ぎたと思う。 | ||||
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久々のガリレオシリーズ、メッチャ面白かったです。ネタばれになるのであまりかけませんが、湯川と草薙、そして内海薫は素晴らしい仕事仲間です。湯川先生は科捜研より良い仕事してます。 | ||||
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レビューを書いている東野先生ファンからも、本気の東野さんはやっぱり凄いとか、久しぶりの傑作という賛辞が送られていますが、同感も同感!はっきり言ってそれ以上です! ここまで素晴らしい作品を今、読めたことに感謝したい気持ちでいっぱいです。 読み終えてすぐですから、かなり興奮状態でレビューを書いていますが、こんな素晴らしい作品を一人でも多くの人に味わってもらいたい気持ちを抑えることができません。 一読者の分際で偉そうなことを言わせてもらえば、東野先生の現段階での最高傑作、これ以上の作品は今後書けないのではないかと思うほどの究極の作品でした。 トリックの精密さに加えて、人の心の奥深さ、憎しみ、哀しみ、………苦しみを抱えながら生きていくことの切なさ、尊さが行間からひしひしと伝わってくる人間ドラマの重厚さ。 今まで、たくさんの小説を読んできたが、読後にこれほど興奮する作品は初めてと言っても過言ではない。 帯の文章で、「これは面白いに違いない」と確信し、読み進むにつれて、帯に偽りなし、否それ以上だと感じ始めたら、もう頁をめくる手が止まらなかった。 幾重にも張り巡らされた伏線は、作品の半分ぐらいまでは、東野ワールドを知っている者にすると、いささか先が読みやすく、今回は人間ドラマ重視かと思わせる。 ところが、後半に入ると伏線が見事に覆されたり、新たな事実が判明して「そうきたか!」と感嘆させられ、クライマックスに向かっては、凄いの一言で一気読み! そして、多少はネタバレになるかも知れないが、ここからがさらに圧巻! 380頁あたりで事件は無事に解決したと思わされた。 それにしては、エピローグが50頁もあるのは少し長いなあと疑問を持ちながらも読み進めると、何と、そこからまた二転三転のどんでん返しがあるではないか! もう、やられました、降参です状態。 どこかのグルメレポーターなら、きっと 「伏線とどんでん返しが幾重にも幾重にも積み重ねられたうえに、人間ドラマの奥深さが散りばめられたこの作品は、まるでミステリーのミルフィーユやあ~」と言ったに違いありません。 今読み終えたばかりですが、ストーリーを追うことで急いで読んだので、これからまた再度読みます。 東野圭吾先生、素晴らしい感動体験をありがとうございました。 | ||||
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東野圭吾作品、且つガリレオシリーズということで発売日に購入しました。湯川教授がロジックで攻めているが、最後は救済することを目的に動いており、殺人を題材にしていますが読了後は苦々しい気持ちではなくちょっとした幸福感に包まれます。湯川教授をかっこよく描き過ぎてるかも⁈ また、人それぞれ正義は違うということを改めて考えさせられました。 | ||||
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