■スポンサードリンク
沈黙のパレード
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
沈黙のパレードの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全188件 141~160 8/10ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ここ最近でも、沈黙することで、裁判で無罪を勝ち取っていく案件が散見します。 事実認定は証拠によって行われなければならないという刑事訴訟法上の原則。 刑事裁判における原則である「疑わしきは罰せず」に一石を投じている。 犯人がほぼ100%分かっていても裁くことが出来ないジレンマ。 繰り返される犯罪。 被害者側の家族の怒りや悲しみ、応報感情と無念。 ストーリーは伏線を張りつつ、論理的に展開していく。 これで事件の真相解明はこれで終わりかと思いきや、まだまだミステリアスは続く。 真相が解き明かされる最後の最後まで、感情の起伏と共に、存分にこの小説を楽しめる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いつも東野圭吾さんの小説には満足しております。 期待通りの作品でした | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
元々、このシリーズは色々な仕掛けが仕組まれているが、今回はこれまで以上の展開。作中の会話シーンでは、つい福山が演じる湯川を連想してしまうが、いずれ映像化されるのだろうなあ。難しい素材だと思うが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このところ何年も東野作品を読んでいなかったのですが、久々に思い立って購読しました。 内容紹介にもあるように、限りなくクロに近いと思われる容疑者が、黙秘権の行使と証拠不十分のため釈放されてしまう。少々ネタバレですが、「オリエント急行殺人事件」的な展開ではありますが、ひとひねりもふたひねりもしてあって、最後まで楽しめました。 近年は、街のいたるところに監視カメラ、防犯カメラがあって、警察捜査の助けとなっているのは喜ばしいことだと思いますが、その一方、容疑者の取調べの録音、録画がされるようになったことで、自白の強要を抑制し冤罪を防ぐという本来の目的よりも、容疑者が警察を舐めてかかって黙秘を貫くケースが増えているように思います。(富田林署からの逃走犯など) 本書中の容疑者のようなタイプの犯罪者が、今後増えるのではないかと危惧しています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ガリレオシリーズ最新刊ということでゆっくりと呼んでいますのでまだ完読しておりません。商品が届き開封した時帯が破れておりました。書店で購入する際、帯の敗れたものなどは手に載ることはまずないですね、新刊です、梱包時の気配りが足りないです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
素晴らしいの一言です。 なぜか湯川教授が福山雅治さんをイメージしてしまうのは、私だけでしょうか.... | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
途中までは非常に楽しく寝るのも勿体ないと思っておりましたが、読み終えた後はしばしの茫然自失状態でした(笑)。 ・さおりさん、あなた自分の事しか考えてない。(申し訳ないけど殺されて当然だと思ってしまいました。)支えて貰った恩も礼儀も忘れ、挙句それを重いって・・・。阿呆なのか。普通に育った18歳ならば、最低限のマナー・礼儀・覚悟はどういうものかきちんと分かるはずです。 ・さおり父、ほぼ無料でレッスンさせて貰っておきながら「母になれて幸せだった・・・」阿呆なのか。あなた方がきちんとさおりを躾して来なかったからこんな周りに迷惑かけても平気な、むしろ自分さえ良ければよい娘が出来上がってしまったのでは無いのか!!いくら娘を殺された家族といえどももう同情もできません。 ・さおり母、「妊娠してると分かった時さおりに相談もされず母親として情けない」って阿呆なのか。こんな大事な時期に恋にうつつをぬかしそれを注意されたら逆ギレし嘘までついて男と会ってた挙句、避妊もせず妊娠していたんですよ。もうこの両親から生まれたんだからそりゃ、さおりみたいな娘が出来上がりますよね~という典型的な今どき家族。 ・さおり妹、敬語すら知らないのか・・・。 さおりが妊娠しそれを両親に相談できていたならばさおりは事件には巻き込まれなかったかもしれません。しかしおそらく歌手になる夢は諦め、散々お世話になった新倉夫妻にいとも簡単に家族そろって「辞める。」と言うのでしょう。新倉家族がそれを引き留めようとしたもんなら「パワハラ」だの「セクハラ」だの騒ぎ立てるのでしょう。 もしかしたら並木祖母祖父まで現れ、「さおりの人生なんだから好きに生きて何が悪い」「指導者の発言が負担になったから歌手になれず妊娠したんだ」「さおりのストレスに気づいてあげられなかった指導者の責任」なんて言い出しそうな家族です(笑)。 読み終わり今は、指導者への敬意も恩も礼儀も忘れた、「選手ファースト」の意味を履き違えた、人として非常に残念な人間たちの物語を書きたかったのかな?。 だとしたら少し納得、さすが東野先生?と思えてきました。 ところで、増村さんはどうなったのでしょう??彼は並木一家のような今どき残念家族では決してないので、増村さんのその後が読みたかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
歌手を夢見る君が、ある日忽然と姿を消し、僕たちの日常から、笑いが笑顔が消え、何故?という疑問符のみが支配する。 あの時、○○しておけば・・・、君が事件に巻き込まれ、母親になる夢すら奪われることはなかったはずなのに。 どうにもできない過去を振り返ることで、未だ来ない未来をも、無明の闇に。 復讐しなければ、一生後悔する? 罪を犯した者が法に則り罰せられないなら、代わりに天誅を下したい。 全てを犠牲にしてでも。 得るものは何? “虚しさ”? 失うものは、思うよりも大きく。 親友に相談するなら、報復の術ではなく、これからを明るく楽しく生きる術を。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これほどまでに気合いの入りまくった 東野作品はちょっとないんじゃないでしょうか。 巨匠が本気を出しました。 今までの本も(すごいヤツは)すごかったですけれど、 「沈黙のパレード」は、それらの3倍から4倍、 手間ひまがかかっているように思われます。 凄い人ですね。脱帽です。 文句なしの星5つ! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最後の展開が個人的にはややスッキリできない! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最近の東野圭吾作は当たりはずれがあったが、これは面白かった!! 東野圭吾最高!!と言える内容 彼の作品のいい所は何よりも読みやすい所 元エンジニアか、構成がうまい!! 残りのページの厚みを見ながら、どういう風にどんでん返ししていくのか、楽しみにしている。 最後、こうきたかって感じでした!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
憎々しい、本当に許すことなんてできない犯人。なんとか逮捕したい警察、殺したい気持ちがおさまらない被害者遺族、絶対に逮捕されないとたかをくくる犯人。様々な思いが交錯し、最後には思いもよらない所に落とし所がある。最後まで本当に楽しめる良書でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一般的に、東野さんの物語が好きですが、これは彼のベスト10に入ると思います。読む前に、湯川先生が出ていることがわかりましたので、面白い科学を予想していましたが、確かにそれがあります。しかし、それよりもこの本に出てくるガリレオ先生の観察能力はすごいもので、それが予想しにくい展開と繋がっています。 ミステリーとしてもよいし、いろいろな面白い登場人物が出ています。そして、とても悲しい内容がありますが、総合的に悲劇だとは思いません。なぜなら、このストーリーには人間の恐ろしさだけでなく優しさも見えるからです。そのおかげで、読み終えると、おそらく普通の読者は、暗くはならないし、何よりも東野さんの次の物語を読みたくなるでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
不幸の連鎖、すれ違いの連鎖…。結末は何とも悲しすぎた。人間、嘘は誰でもつくものだ。小さい嘘、人のためを思ってつく嘘、保身のための嘘…。「嘘の上塗り」という言葉があるが、それはやがて関係のない者までを巻き込んでしまう。そして、その人の人生をも変えてしまう。 何か同じ目標や目的に向かって一致団結して取り組んでいくといったことは仕事にしろ趣味にしろいろいろあるだろう。さまざまな人が例えば何かのプロジェクトで協力し合い、力を合わせて問題を解決したり、乗り越えたりしていく。試行錯誤しながらも、やがてすべてのことを成し遂げ、それを「成功」という形で収めるのだ。しかしこの話はどうだろう。タイトルの「沈黙のパレード」を意味するものは何なのか。 この本の舞台である東京都の菊野という町の菊野商店街。ここで毎年行われている仮装パレード。町を上げての観光の目玉でもある。華やかなパレードに向け、出場者たちは本番に向け意気込んでいる。その裏でこの本の人物たちはそれぞれが復讐の名の下に着々と用意周到に作戦を実行していく。それぞれの歯車が見事にかみ合い1つの目的を成し遂げるのだ。その内容や結果がどうであれ。 「沈黙」、それぞれの人物が秘密をかかえながら行っていく行為は動いている歯車のようだが実は違う。犯人の黙秘、復讐を遂げようとする人たちの中にある複雑な感情、本当の気持ちを言い出せなかった佐織、最後の最後打ち明けるまで沈黙を続けた人物。それぞれがパレードの中の登場人物となって沈黙のパレードを練り歩いているようだ。 湯川の今まで以上の推理力、そして(アメリカ帰りだからなのか?)どこか少し柔らかく人情味のある温かい雰囲気。しかし冷静沈着な様子で揺るぎない姿勢。湯川だけは「沈黙」ではなかった。この行動がキーとなる人物を揺り動かし、事件への真相へと繋がっていった。 映画になったら「容疑者Xの献身」「真夏の方程式」のように悲壮感が漂いながらも暗い映画になりそうだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ガリレオシリーズ最新作。このシリーズ、ドラマや映画はほとんど見たのですが小説はこの本が初めてです。映画のキャストさんの顔をイメージしながら読んだので凄く楽しかったしジーンとしました。ガリレオ、再始動!って帯に書いてある通り、このシリーズ一度終わってるんですね。早速、「ガリレオ シーズン1」読まなくては(^^; | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いやー面白かった! ※作品のレビューは以上です。ここからはただのガリレオオタクの話になります。 2007年に始まったドラマ「ガリレオ」(もうそんな前!!)。福山雅治さんが演じた湯川先生がブームになりましたね。僕もハマってみてました。いや、ハマったなんてもんじゃないですね。もう夢中でした。原作もこのときに読み始めました。 以来、ここまでこのシリーズの新刊が出るたびに欠かさず読んできました。 作品の中で繰り広げられる場面は、もう完全に湯川=福山さんで台詞をしゃべってました。こういうガリレオファンはきっとたくさんいるはず。 もうガリレオといえば福山雅治!というイメージが完全に出来上がってしまっていますよね。 さて、そんなイメージにとらわれてしまったのは、実はぼくら読者だけではありませんでした。そう。原作者の東野圭吾先生でさえも。笑 「福山さんのイメージになってしまう」と何かでおっしゃっているのを見たのか聞いたのかした覚えがあります。 なんなら作中で(「聖女の救済」だったかな?)、内海がiPodで福山雅治の曲を聴いているみたいなシーンまでいれちゃったり。 読んでるこっちもまぁ、新作が出るたびに「福山感」を探していました。たしかに。でも、ドラマのように「実に面白い」とか「フレミングの手のポーズ」とかはしてなかったわけですよ。原作湯川は。 で今回の「沈黙のパレード」。 完全にドラマに寄せてるだろッ!わざとやってるだろッ! みたいなシーンがいくつかあります。 ちょっとネタバレになっちゃいますが、、、、 さすがに数式を書きなぐるシーンはないけれど、「実に面白い」言うわ「フレミングの手のポーズ」するわ、なんならギターまで弾いてしまう始末。ギターですよ。それはもう“福山雅治のためのシーン”ですよ東野さん。 湯川と薫のやりとりも、“ドラマ寄り”というか、ちょっとくだけた口調の薫になったりとかしてて、笑っちゃうようなやりとりとか。 これはもう東野先生側からの「ガリレオまたやんなよ」っていうサインじゃないかと感じざるを得ません。笑 でこれは僕の勝手な妄想ですが、この「沈黙のパレード」は映画よりドラマがいいんじゃなかな。 前後編で二夜連続のスペシャルドラマにするとか。 で、「禁断の魔術」を映画で、みたいな。 もう福山ガリレオはやらないんじゃないかなって思ってましたけど、これを読んだらまた見たくなったし、またやるなって確信しました。東野先生もなんとなくそれを望んでるんじゃないかなって。 次映像化されるなら、やっぱり内海薫=柴咲コウさんにまた出て欲しいですね。 2013年の第2シリーズ第1話にて、オクラホマに旅立つ薫に、餞別と称しケースに入ったゲルマニウムの塊をドヤ顔で渡し、 「その結晶構造はダイヤモンド構造だぞ?」 というアレ。アレはプロポーズだったのかどうか。あれから二人はどうなったのか。それがずっと気になっているから、そこを描いて欲しい・・・笑 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久々のガリレオシリーズだったので即読みました。以前は全く気にならなかったのですが、今作品は、湯川氏の上から目線の話し方に辟易しました。多分私の現在の上司を彷彿させるからでしょう。ストーリー以前に、彼には敬語を使わせてあげてください、東野先生、お願いします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久しぶりのガリレオ先生。 心が痛む、事件の推理。 一体誰の味方になってこの本を読み続けたらいいのだろう、って思いながら、物語後半に吸い込まれて行く。 ガラッと変わり行くストーリーは、読んだことのない世界みたいに思える。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ガリレオ先生のファンです。 久々に単行本を買いました。 読後感がすっきり爽やかです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ガリレオ・シリーズは面白い。トリックや犯行現場の斬新さはもう一捻り欲しいと言ったところだったが、登場人物たちの人間模様が、たんなる謎解きものの遥か上を行く愛憎劇へと仕上げていることに、東野氏の情緒を感じる。 作中にも出てきたが、氏の直木賞受賞作『容疑者Xの献身』に触れる場面や、A・クリスティーの名作をオマージュしているかのような構成なだ、読み応え満載だ。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!