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(短編集)
ショート・トリップ
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ショート・トリップの評価:
| 書評･レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評･レビュー一覧です
※以下のAmazon書評･レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1～3 1/1ページ
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| 星新一のファンで学生時代よく読んだ私にとっては、現代はこうなのね！と思いつつ、やはり星新一に惹かれる高齢者です。若い方は面白いと思います。ショート作品がたくさんなので、すぐに読めますよ。 | ||||
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| 毎日中学生新聞に連載した短編から選んで本にしたもの。単行本では40編だったが、この文庫版では48編にしたという。さらにこの文庫版では巻末に長崎訓子氏の特別イラストページがあり、いしいしんじ氏のエッセイが付いている。 どの短編も本文3ページにイラスト1ページの構成。よくまあ、これだけいろいろなネタを考えつくものだ。さすがは森絵都というところである。中には、これを膨らませればもっと大きな話にできるのではないだろうか、こんなところでアイディアを使ってしまってもったいなくないかな、と思ってしまうものもあった。 ただ、どれもストーリーが短すぎるのでどうしても広がりは限られ、続けて読んでゆくと、少しずつ慣れてきてサプライズ感は無くなってくる。こういう形式をとっている以上、その辺は仕方ないかなと思った。 | ||||
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| 『ショート・トリップ』です。 全作品は毎日中学生新聞に連載されていた、原稿用紙３枚作品。文庫３ページで、最後の１ページにイラストが付いています。収録は４８作品で、全編「旅」を題材としています。 掌編はネタが命なのである程度は玉石混淆があるのは当然です。 個人的には、一作目と二作目が難解だったので困惑したのですが、三作目が解りやすい面白さで安心できました。 作品の傾向、面白みも多種多様でした。解りやすいオチ系もあれば、含蓄が深そうなもの、しんみりとくるもの、ちょっとブラックなもの、などなど。でも中学生にとってはかなり難解なものも多いと思われます。 どうしてもショート作品だと、誰が書いたとしても骨子だけの文章となるため、作者の持ち味である、やわらかく優しい文体、作風を味わうというのは難しいです。それでもやっぱりゆったりめの作品は多かったでしょうか。 | ||||
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