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火の中の竜 ネットコンサルタント「さらまんどら」の炎上事件簿
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火の中の竜 ネットコンサルタント「さらまんどら」の炎上事件簿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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表紙がキラキラしいので、てっきり『ネウロ』のような「炎上案件を食う人外ダークファンタジー?」かと誤解しましたが、読んでびっくり、まじでただただネットの炎上案件に首を突っ込まずにはいられない「インターネットよろず相談所さらまんどら」の痛快事件簿でした。(タイトル通り) その「さらまんどら」の美青年所長、Ω(オメガ)と、パソコン教室の弱腰先生がネットの深淵をいそいそ覗き込んだり巻き込まれたりなんかそんなお話です。 でもさすがは汀こるもの。話のテンポが良くてインターネッツネタ満載で面白い!これ、みんなわかるの?ってくらいマイナーなネタをブッコミまくってくれます。これは、今(少なくとも今年)読まないともったいないと思います。そして、ネット黎明期から数々の「炎上」を見守ってきた年代にこそおすすめしたい作品です。表紙で若者向けと見せかけて、まったく若者には分からないネタの嵐なので。 他にも女子高生や小学生など幅広い住人が出てきますが、メインは美青年とややイケメンふたりなので、女性向けかもしれません。とにかくテンション高めで、わたしは爽快な気持ちになりました。汀こるもの商業作品はすべて履修済みですが、割と明るいので入門編としても良いかもしれません。人物の背景は相変わらずドロドロですが、そこが良いです。昔HTMLを手打ちしてた貴女は読んだほうが良い。早く続編を読みたいです。 | ||||
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作者の汀こるものさんのtweetが面白く、著書も読んでみようと思って、購入。「炎上」のキーワードから、「わたしには関係ないこと」と思うかもしれませんが、実際のところ、「炎上」はそれを解決するコンサルタントが主人公、という設定以上のものではなかったように感じました。本書で描かれていたのは、人間の「生きたい」というなまなましい欲望で、とても好みでした。おすすめ。 | ||||
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「夢盗人」の人物特定シーンはとてもスリリングでした。流行りのドラマでも、純文学でも溶かせなかった私の心を解放してくれたのは、この小説でした!ネットに疎い私が想像していた「なりすまし」像や「ハッカー」像なんかと全然違いました。汀先生、ここまで調べるの大変だったでしょう。すごいです、ありがとうございました!でも「夢盗人」はまさにこの続きを読みたいですよー。 例えば「夢盗人」のタイトルを「火の中の竜」にして、盗まれた夢を幻想的に現実世界と絡ませつつ、ネット上の書き込みの時間や内容、種類から複雑な交友関係を洗い出して人物を特定していくシーンを、疾走感溢れるように膨らませて、彼らの人物描写もしつつ、ラストのどんでん返しの「その後」まで描くような、連続ドラマ化を希望です! | ||||
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フィクションの中でリアリティの高い炎上を楽しめて良かったです。2018年現在の現実が色濃く反映されていますので、新鮮味が失われないうちに読むとより面白いかと思います。探偵の人物造形もたいへん好みでした。続編を待っています。 | ||||
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たぶん、3年後ならネタにもならないハズの、忘れ去れるであろう”今の”ネット関連スラング。 もう忘れ去られていたハズの、○年前をネタにした、モチーフになったあの人やこんな人。 このネタを100%理解出来る人は、多分、作者本人しかいない。 炎上したいろいろな案件の”スカッとした!”結末の酷い結末も含めて 自身のネット上での行動を色々と考えさせる。 ミステリとしては、帯を外すと○○○○になるのはどうかと思う。 | ||||
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