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君と夏と、約束と。



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【この小説が収録されている参考書籍】
君と夏と、約束と。 (GA文庫)

君と夏と、約束と。の評価: 3.29/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

エピローグが最悪だが、それまではSF要素控えめの、良い恋愛物語だった

カップルの片方が未来にタイムワープしてしまい、残された方が喪失の人生を送りながら別の異性とも少し親しくなり、そしてタイムワープしてきた相手と再会を果たす、という、よくある恋愛ストーリー
この作品の特徴としては、内容紹介(あらすじ)に書かれているとおり、「再会した相手が、実は別人ではないか?」というもの
しかしながら、この特徴であるはずの部分は、物語の半ばでそれら全て、とある人物によってネタばらしされてしまうため、SF要素は控えめ
文章も、主人公とヒロインの視点を交互に繰り返し、内心を地の文で存分に書いてくれているため、SF要素が薄まっていることもあって読みやすくて感情移入しやすく、ライトノベルらしい作品になっている
反動でバカップル2人のイチャイチャを多く見せつけられる点は、評価に悩むところではあるが・・
そして、そのネタバレをしてくれる人物が、この作品での「もう1人のヒロイン」もしくは「真のヒロイン」というべき立場で、読者によってはそちらの人物に思い入れが強くなる人も多いだろう
そんな3人で繰り広げられる青春恋愛ストーリー、で終わっていれば良かったのだが
残念ながら、最後に蛇足のようなエピローグがついており、SF要素はそれでほぼ解決することになるかもしれないが、作品の余韻(もしくはカタルシス)を台無しにしている
これはもしかしたら続編を出す予定だからなのかもしれないが、そうであるなら残念と言わざるを得ない
「綺麗に終わったと思っていた作品が、実はこんな展開で続編出版!」としてくれれば、まだ単巻で良い評価をつけられたのだが・・
いずれにしても作品の出来を著しく落とすもので、これは出版社(編集者?)と作者の大失敗と言わざるをえないと思う
君と夏と、約束と。 (GA文庫)Amazon書評・レビュー:君と夏と、約束と。 (GA文庫)より
4797393645
No.1:
(3pt)

読みやすい作品ですが、エピローグは酷い、すべてを台無しにしました

文章は凄く読みやすいし、物語もそこそこ悪くないと思いますが、全体的に驚くポイントはほとんどなかったです。
あとがきの前までは、普通は普通ですが、それなりにいい話かと思います。

※ネタバレ注意

しかし、エピローグは本当に酷いです。
いろんなことを経験し、辛い思いを越えたヒナタは、最後の最後でようやく葉月とちゃんと別れたんじゃないですか?
こんなシチュエーションで、元の葉月が戻ってくる?じゃ、今までの葛藤は何なのですか?
すべての感動は台無しにされた気分でした。
君と夏と、約束と。 (GA文庫)Amazon書評・レビュー:君と夏と、約束と。 (GA文庫)より
4797393645

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