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子供部屋のシャツ
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子供部屋のシャツの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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心理描写がほとんどなく、 読者の共感を呼び起こさない。 赤川次郎らしい恐怖小説。 書き手と、読み手との間にあるのは、 通勤時間に読める読み物という位置づけしかない。 社会問題を解決したいのでもなく、 親の怨念だけを主張しているのでもない。 子供部屋のシャツが一人歩きしている。 | ||||
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いかにも赤川次郎らしいライトな感覚のホラー小説です。残酷な描写はセーヴされていて、正直あんまり怖くない。でも、あなたが赤川ファンなら、きっと読んで損はないでしょう! いつものように多視点。リズミカルな会話と素早い場面転換がたくみ。あちこちに辛口の人間観察が顔をのぞかせる。そんなに長い物語でないこともあり、私は一気に引き込まれました。 もしかして、コーネル・ウールリッチあたりのサスペンス小説の影響を受けているのかしら? ジャンルはいちおうホラーですが、ミステリとしての皮肉なツイストもさりげなく用意されていた。そのままテレビの二時間ドラマになりそうな構成。 1986年に「オール讀物」に分載された作品ですが、いま読んでも古さをほとんど感じさせない。数奇な復讐ドラマの背後には、かつて小学校で起きた悲しいできごとが見え隠れしている。細部に突っ込みどころがないこともないけれど、そこで読者を立ち止まらせない筋運びはさすがです。 | ||||
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赤川次郎お得意のユーモアミステリーと異なり微笑むような場面はありませんでした。 恐怖を感じるということはありませんが一種の不気味さは随所に感じられました。 人々誰もが持つ暗部を上手くミステリーにまとめ上げた本でした。 少し超常的なのでその手のジャンルが苦手でないならば読んでみる価値ありだと思います。 | ||||
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