充ち足りた悪漢たち
- 愉快犯 (13)
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悪童とクズな大人たち。 展開は漫画チックにサクサク進む。 小説に深みを求める人には不向きです。通勤時間やお風呂で読むにはもってこいの短編集。 | ||||
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不快感少なめな中、中学生が主人公で救いのない「通り魔〜」はひときわ印象的。でも末尾の一編が最高に好き。 | ||||
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紹介文から狡猾な悪童が大人をはめて一人勝ち・・・という胸糞な物語を連想するかも知れないが それは「蛇が来た、どこに来た」1編のみで他編は子供サイドにも情状酌量の余地がある。 愛しのわが子 わが子はアイスキャンデー 禁じられた遊び 上記3編大人サイドが余りに腐っていて「悪童」を応援したくなるほど。ラストのオチも「被害者」の大人に同情できない・・・を通り越していて「ざまぁみろ」と笑ってやりたくなる。 「わが子はアイスキャンデー」少年に「あっぱれ」と脱帽してしまう。将来大成し、資産家の仲間入り間違いしなしだろう。バカ親に足を引っ張られそうだが。でも「子供故の欲深さ」というより「利に敏い子は幼少期から賢い」という話じゃなかろーか・・・。 「禁じられた遊び」教師と不倫女が真症屑なので胸糞度は低い。子供が盗撮写真を投函しなくてもどうせやばいことになってたでしょ。幼い娘(この子もなかなかに末恐ろしい)にすらその死を悲まれていないことから不倫女が悪い母であったことがよーくわかる。 「愛しのわが子」の娘は「蛇が来た、どこが来た」の少年の次に性質が悪いが所詮は子供の浅知恵、自分の策略によって人殺しの娘として社会的制裁を受けることになるだろう。あまり後味は悪くない。 蛇が来た、どこに来た 超絶胸糞。まさにサイコパスの物語。この子は成人後、北九州監禁殺人事件レベルの事件を起こす予感がする。他編と異なり子供側サイドの視点の描写がないのも更に怖い。 「拝啓、通り魔さま」 「子供」というにはちょっと大きすぎる中学3年の美少女がヒロイン。交際経験すらないのに初体験がレイプだなんて・・・。過剰報復だが気持ちはわかる。暴行犯と真の噂の発信源たる八百屋の妻に制裁がないのは納得いかない。ヒロインより姉に冷たすぎるヒロインの妹さんの方が空恐ろしかった。 塾に行く道 清涼剤のようなさわやかな作品。良い子が教育ママと和解してGFもゲット、悪童が制裁を受ける。 一番の感想は親がしっかりしていないと子供がひねくれちゃうんだな~と。「塾に行く道」を一番最後に回すことをお勧めする。 | ||||
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出だしは良かったが、リアリティを失って失速。 他の短編も視点がぶれまくり、オチのために作られたオチ。 赤川次郎って図書館にもやたらと本が並んでいるけど、マンガ程度の品質か。。 愕然とした。 | ||||
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愛しのわが子 わが子はアイスキャンデー 蛇が来た、どこに来た 禁じられた遊び 「拝啓、通り魔さま」 塾に行く道 の子供達を主人公にした6話。 アイスキャンディーとは,高利貸しー>氷菓子=>アイスキャンディ。 親父ギャグのよう。 子供が圧迫されていて, 表面的な知識だけは大人のようにあったり, 人生にくたびれているのが大人のようだったり, 悪知恵をはたらかせて悪いことをするのが大人のようだったり, 現代の子供の生き方に疑問を投げかける。 素直で,楽しい子供の生き方もあると思うのだが, 赤川次郎の子供時代のなにかが影をなげかけているのだろうか。 | ||||
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