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いつもの寄り道の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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この作品が発表された1987年という時代を見事に活写している。悪い奴、良い奴、実は悪者だが序盤は良い奴、などなど人物の書き分けがベタの領域では完璧である。 昭和な価値観が散見されて「うわ」と思うところは多々あるが、それは当時としては仕方がない。キャンセルするほどの表現は出てこない。例えば、感じの良い・腰の低いイケオジとして描かれている人物なのに、喫茶店でウェイターの女性に、 「おい」 と呼び止めて、話しかける。腰の低い人でも、そういう言葉づかいをしていたのだ。ちなみに地の文では「ウェイトレス」と表現されている。まあそういうのは仕方がない。 そしてやってくるベタすぎるラスト。赤川文学ここにあり、という痛快さが得られる。 | ||||
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夫が女性とともに焼死。殺人事件も起こる。だが、作者の描き方のせいか事態の 深刻さがそれほど伝わってこない。加奈子の様子にも切迫感や緊迫感が感じられ ない。サラサラと表面だけをなでるように、物語が進んでいく。何も考えずに本を 読みたい時にはこういう作品もいいと思うが、じっくりと内容を味わって読みたい 時には全然物足りない。単なる娯楽作品で、軽いノリの2時間もののサスペンス ドラマを見ているような感覚だった。それなりには楽しめたが。 | ||||
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