裏口は開いていますか?
- ユーモア・サスペンス (43)
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1984年発行。モルタルアパート、公衆電話、喫茶店など、昭和の世界が満載です。 不倫、誘拐、脅迫と、どろどろ暗くなりそうなストーリーを、赤川ワールドで爽やかに展開。 しっかり者の次女が大活躍し、家族を救う姿は、清々しいが、現実味はないので、ご注意。 ドタバタは、盛り沢山で、最後まで飽きません。 | ||||
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ただのドタバタコント | ||||
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「月波家の自宅裏口に若い男の死体があった。その日を境に、平凡だった家庭の生活の歯車が狂い出す。」 という説明は少し違うのではないかと思う。 その前に,あるセールスマンの勧誘があり,その使者としての男が死者になっていたということらしい。 次女の活躍で,家族崩壊が防げたあたりは,三姉妹ものと役割分担が重なっている。 透明感のある次女の活躍が,赤川ワールド全開という感じでしょう。 ありとあらゆる問題を次女が解決していく。 痛快冒険小説といえるかもしれない。 ps. 「裏口入学」の話ではない。 | ||||
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20年以上も前の学生時代に読んだ本だが、いまだに”面白かった”という記憶が強い。 当初、本格ミステリ/青春ミステリ(死者の学園祭、ぼくらの課外授業 等)を期待して読んだのに ユーモアミステリで「誰が犯人?どんなトリック?」という内容でなくてガッカリした。 しかしどんどん読ませるストーリー展開と、混乱していく個別の事件が最後にスッキリ解決する という展開はとても面白い。 真新しいプロットでないがエンターテイメント小説として十分楽しめる。 | ||||
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赤川氏が贈る変則的ホーム・サスペンス小説。ある朝、月波家の裏口に死体が寄り掛かっていた事を発端に、月波一家に起こる様々なトラブルをホロ苦く描いた作品。 中年夫婦の倦怠期と浮気体験、金に目が眩んだ誘拐劇と詐欺に合う災難、四角関係に悩む大学生の長女岐子。それこそ、"月並"みな一家に起こりそうなトラブルが一挙に襲ってくる。これらが、人間関係の妙とテンポの良さで無理なく語られる。普通ならもっとドロドロする筈の夫妻の不倫の描写が、どことなくオカシイのも赤川流。このトラブルの洪水に立ち向かうのは、不良高校生のボスながら、しっかり者の次女の久子。色ボケ、欲ボケしている大人達より遥かに冷静沈着で機転が利く久子はスーパー・ウーマンのようだが、皮肉が効いている。題名の「裏口」は人間の心の隙のメタファーか。 題材やアイデアにこれと言った新鮮味はないものの、とにかく読ませる。日常に潜む危険をテンコ盛りにしながら、その交通整理が巧く出来ているからであろう。赤川ワールドに浸れる一作。 | ||||
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