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ラストワンマイル
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ラストワンマイルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 21~40 2/3ページ
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兎に角、まさかの展開に最後まで一気に読んでしまいました。数年前の○天とT○SそのままITとメディアの融合という形から、メディアと物流業の融合がとても斬新であり筆者の経験や取材など、かなりの意気込みが感じれた作品です。 | ||||
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ネタは随分古いけど、分かり易いというか、大衆的。 ただ立場を物流側からの視点というのは面白い切り口。 | ||||
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ドンドン引き込まれました、、久しぶりに寝ないで読んでしまいました! | ||||
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池井戸潤の本が好きでよく読んでます。楡周平の本を初めて読みましたが面白かった。つぎは再生巨流を読もうと思います。 | ||||
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ヤマト運輸がモデルと思われる運輸・物流の経済小説。 事象それぞれが短絡的なところを差し引いても、著者の予見力・推理力は説得力がある。 郵政民営化前、東日本大震災前に出版されているので、事実を知っている読者と、当時の著者の想像力と小説内の登場人物の個性描写は驚嘆します。 産経新聞の「ミッション 建国」は終わってしまったが、ラストワンマイルのようになるのかはこれからの話し。 同じ運輸・物流を舞台にした、「再生巨流」、こちらは佐川急便がモデルと思われる著者作品もお勧め。 これからも面白い小説を書いてくれることは間違いないと思う。 | ||||
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いいよ おもしろい でもここんところ ワンパターンですね 朝倉恭介はどこいった | ||||
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フィクションとはいえ、事前に細かく取材しており、環境描写もリアリティに富んでいる。 運送業界の方は読めば、やる気にさせてくれる本だと思います。 | ||||
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会社の人から奨められて読みました。大変、良かったです。仕事の参考になりました。 | ||||
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嘘みたいな、こんなほんとの話が流通の世界で普通に起きてます。 | ||||
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出版された当時の世相をしっかりと見せてくれる、長編小説。 じっくり読むと、?と感じるところはあるが、それらも 登場人物のキャラクターでカバーされる。特に営業担当が 力をこめてゆくところなど、会社員にとっては頷く場面も 多いはず。 筆者らしく、この作品も早いテンポで展開される。 肩の力を抜いて、さっぱりと楽しませてもらった。 | ||||
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帯に「高杉良氏、絶賛!」とあったので手に取ったのですが^^; 宅配業界の攻防と、少し前に展開されたIT企業とTV業界の買収事件を 想像する事件が織り込まれ、軽快なテンポで一気に読めました。 顧客に商品を手渡しできる物流ルートを握っている業界は強い! ハードを握る風下産業(といっていいのか)の可能性を感じました。 | ||||
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楡 周平さんの「再生巨流」も面白かったが、この「ラスト・ワンマイル」も ビジネス物小説(と勝手に言います)もハラハラドキドキの面白さがあります。 ローソン,TBS,楽天,ライブドア,ヤマトと実在の会社に当てはめて、TBS買収騒動の頃を思い出しながら読みました。 実際には別々のニュースがうまい具合に、一本道に舗装されており、ストーリーの中で提案されるビジネスモデルは、 実社会でそういうサービスが出てきてもおかしくないと思えるくらい、リアリティがあります。 お話なので、ご都合主義的にトントン拍子に話が進んでいきますが、 そこには目を瞑って、どんどん加速していく話のスピード感を楽しんでください♪ 読後は、ヤマトがんばれ。郵便嫌いって気になりました^^; # なお、タイトルの「ラスト・ワンマイル」は通信系で使われているのとは違う意味です。 | ||||
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架空の会社名だが、現実の会社がチラチラと頭を横切りました。それほど世間を騒がせた出来事(楽○とTB○)を下敷きにし、新しいビジネスモデルを現実にしていく苦労やビジョン、IT企業の弱みなど、なるほどと思いながら一気に読み進めました。 本の半ばに「ラスト・ワンマイル」というキーワードで出てきた時に、タイトルの意味をなるほどと感じました。 | ||||
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架空の企業名をつかっているが、楽天によるTBS買収の一件を下地としながら、そこに物流業者の新しいビジネスモデル(ラストワンマイルビジネス)が絡むことで、買収の流れが変ってゆく、という物語である。 新興IT企業による旧体制のマスメディアの買収、また物流業者の新しいビジネスモデル、双方とも、非常に興味深いテーマである。また、”普通のサラリーマン”が、新事業を立上げる高揚感も描こうとしている。 ゆえに、少し詰め込み過ぎた感がある。各々が中途半端な印象であり、「そんなにうまく行くかな?」という感覚をぬぐえない。 テーマは非常に面白いので、特に、ラストワンマイルのビジネスモデルについては、今後、掘り下げた作品が書かれることを期待したい。 | ||||
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いやー面白い。『Cの福音』で結構好きになった楡さんですが、今回はちょいと違います。中堅のビジネスマン必読です。仕事ってこんなに面白いんだ!と、改めて思わせてくれる良書です。 勿論、現実のビジネスの現場にはこんな機会は滅多に起きないとは思いますが、読んだ後に自分の職場ではどうだろう?と考える自分に気づく筈。 敵対するIT社長の言動もあくまでも彼のビジネス理念に基づいたものとして描かれており、単なる成り上がりの金の亡者的な悪役では無く、読み手にとってはもしかしたら?とドキドキ感を持続させてくれる素晴らしい設定だと感心しました。 ただ、これはあくまでも会社を舞台にしたエンターテイメントとしての小説ですから、間違ってもこれを読んだからと言って、売り上げに繋がるスキルが身に付く訳ではないのでお間違いなく。(って、これを読むような人にはそんな人居ないか…^^; | ||||
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企業人を主人公とした読み応えのある作品は、たとえば城山三郎の「毎日が日曜日」、山崎豊子の「沈まぬ太陽」、直木賞をとった深田祐介の「炎熱商人」など多数ありますが、背景には経済活動や企業内環境があるもののいずれも主人公の内面の葛藤や決断を描くことに焦点が当てられています。それに対してアメリカではA・へイリーの「マネーチェンジャー」や「自動車」、あるいは実際の取引の失敗で銀行を破産させたことがあるP・アードマンにしても、企業間の策略に満ちた買収活動や乗っ取り劇そのものが迫力たっぷり描かれています。 本作品はその点から言うとアメリカ的なイベントフルな展開となっています。民営化で進出してきた郵政により宅配便の大得意を横取りされた大手運輸会社の課長 横澤 哲夫、急拡大した資金調達力により、まるでライブドアがフジテレビに仕掛けたようなテレビ局買収をもくろむネットショッピングのオーナー武村慎一の二人を主人公とし二人のそれぞれ目的に向かってのアクションをおったストーリー展開に仕立て上げられています。 株価という経済環境に敏感な指標に焦点を当てている着目は今日的なセンスですが主人公達の虚虚実実のやり取りやその緊迫感があまり伝わってきません。最近の楽天とTBSの話もありますし、ネットショッピングという新しいITビジネスの内幕も書かれていますので、このあたりに関心がある方には面白いかもしれません。 タイトルのラストワンマイルはかってIT業界では電話局からユーザー宅からにいたる接続回線の最後の部分を意味し、基幹が高速化されてもラストワンマイルの混雑がボトルネックになるなどと使われていました。ところが最近ではインターネットの家庭内環境の高速化も進んだためこの意味で利用されることはあまりなくなってしまったのです。本のタイトルとして久しぶりにお目にかかったので読んでみましたが、IT業界とは少し違う意味でした。 | ||||
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これまで経済小説と言えば、社内の血みどろ派閥抗争、 やけにおじさん側に都合がいいねっとりとしたオフィスラブ、 またはお手盛りがバレバレのヨイショ立志伝のような ものが多かったですが(そのノリも嫌いではないのですが) 楡さんの経済シリーズは、熱さとリアルさが程よくミックス されこれまでの経済小説に無いような痛快さがあります。 デビュー作からの持ち味である、やや大げさなストーリー 展開もテーマにマッチして十分楽しめました。 | ||||
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物流があらゆる産業の足下を支える重要なものであること、またそれが顧客サービスレベルの向上やリードタイム短縮、在庫削減などといったSCMの課題を実現する上で鍵を握っていることは、今日のビジネスにおける常識です。 しかし、その重要性にもかかわらず、日本では物流業者のことを戦略的なロジスティクス・パートナーとして捉える荷主はまだ少なく、物流業者の方も下請業者の地位に甘んじたまま競合他社との安売り合戦による消耗戦に陥りがちです。 今日、日本の物流業界を揺るがしているのは、民営化によって物流業に乗り込んできた巨艦・郵政ですが、本書はそんな状況下で日々奮闘している物流マンたちを題材にした熱きビジネス物語です。 物流の仕事に対する著者の熱い思いが本書から伝わってきて、僕は一気に読み上げました。本書中で引用されている哲学者アランの言葉、「安定は情熱を殺し、緊張、苦悩こそが情熱を産む」・・・いいですね! | ||||
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運送会社による新規ビジネス立ち上げまでのストーリーを、IT企業とテレビ局の買収劇とうまく絡ませ展開している。 買収側の内幕や精神的プレッシャーもよく描けており、興味深く読んだ。 | ||||
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ラストワンマイル―ネットで発注、決済は出来ても、最後にモノを届ける物流こそが商流の要(かなめ)。確かにネットで運べるものってデジタル化可能な文字、音楽、画像、映像であって、食料にしても衣料にしても物流のお世話にならざるを得ない。この小説のカタルシスはまず、IT、ITって浮かれてる世相の中で、もっともアナログな物流がなくっちゃ商売は成り立たないって事実を浮き彫りにした点だよね。ってゆーかITでビジネスのマッチング化が進めば進むほど物流の役割はますます大きくなる。 この小説が面白く読めるのは、ローソンをめぐる郵政VSヤマト戦争、佐川急便のネット通販進出、ライブドアによるニッポン放送株買収、楽天のTBS株大量取得といった、いまどきのITビジネス、物流をめぐる時事ニュースをパッチワークのように組み合わせ、ひとつのビジネス小説としてカリカチュア化している点だ。「通販生活」や「どっちのどっちの料理ショー」といった小ネタまで巧みに交える著者のリミキサー的手腕はなかなかのもの。 IT起業家誰しもが口にする“ネットとメディアの融合”ってのを具体的なイメージとして描いている点も評価できる。ネットの玉石混交の情報とメディアのスクリーニング化された情報の使い分けについては、受け手側のリテラシーがますます求められるんだろうな。本書に「ニュースの価値をヒット数や受け手の評価で測定する」って発想は、すでにYAHOO!ニュースなんかでも取り入れられてるけど、ジャーナリズムが数値主義、実績主義、マーケティングだけになっちゃうとヤバい気はするね。 この小説は、ビジネスの表面的な事象だけではなく、新興勢力であるIT起業家と既存勢力である財界の世代間闘争、課長クラス、部長クラス、役員クラスの世代間連携といった「人間ドラマ」の側面も描けていて、とってもエンターテインメントなビジネス小説になっている。 | ||||
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