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(短編集)
花咲舞が黙ってない
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花咲舞が黙ってないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全65件 61~65 4/4ページ
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ドラマが好きだったので、新作が文庫でかえて嬉しいです。またドラマもやってほしい! | ||||
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花咲舞の新作で、いきなりの文庫とは驚いた。もっと驚いたのは13年ぶりの花咲シリーズの新作だったこと。メガバンク合併を背景に散りばめられた「謎」を、リービリタリティ溢れる文章で引き込むのはさすが。ミステリ作家・池井戸潤の熟練の手腕が光る良作。ネタバレになるので書かないが、物語の途中で、池井戸ファンに楽しいサプライズがありますよ。 | ||||
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ドラマはちょっと観ていた「花咲舞」。表紙の絵がかわいくて手に取りました。 仕事はできるけど、上司の言うことは聞かないし、いつも正しいことばっかり言うし、空気読まないし。 こんな子が同僚だったら迷惑だわー、と思いながら読んでいたのに、いつの間にか「やってやれ!」になっている不思議。 迷惑だ迷惑だと言いながら、舞の突破力に期待してしまう、きっと相馬先輩も同じ気持ちなんだろうなあ。。。 自分の才覚をフルに活かして、組織の中でぐんぐんのし上がっていく半沢直樹もスカッとして好きだけど(これもドラマきっかけで読みました)、オーバースペック気味の花咲舞が出世興味ナシって感じで大暴れするこのシリーズ、いいかも。 次は第一弾の『不祥事』を読みたいと思います。 | ||||
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読売新聞の朝刊の連載小説を文庫本に纏めたもの。「不祥事」の次作に当たるが、本作は(今の所)TVドラマの原作ではない。全7話から構成されるが、朝刊読者のために、約一箇月当り一話のペースで掲載された第1話~第5話と、その倍以上の濃度を持つ第6話~第7話という二段構えとなっている。本社の業務統括部の舞と上司の相馬とが支店を<臨店>するという設定は同じ。なお、東京第一銀行は業績不振という設定。また、舞との対比で、昇仙峡玲子という切れ者の企画部のライバル役を新たに登場させてアクセントを持たせている。実は、昇仙峡も舞とは別の立場で正義漢である事が次第に分かって行くのだが......。読者が「オッ」と驚くのは、あの"半沢直樹"がチラッと登場し、その所属銀行(産業中央銀行)との合併騒動が全体の背景になっている点であろう。 最後まで読むと、第1話~第5話(第5話は箸休めの積りか奇譚風の美談となっている)は第6話~第7話の前哨戦という感じ。日銀のマイナス金利政策による銀行の業績悪化及び手抜き工事といった最新の話題、相も変らぬ企業の隠蔽体質及び組織の論理で動かざるを得ない個人といった普遍的話題を縦横に織り交ぜた熟練の内容で相変わらず読ませるが、これがジャブとは思っていなかった。第6話以降で、それまで蓄積していた東京第一銀行を含む企業の隠蔽体質、政界も絡んだ合併を見据えた東京第一銀行内の上層部の権力闘争が濃厚に描かれる。この闘争に巻き込まれる相馬の悲哀(!)と舞の活躍とが本作の見所であろう。更に、最後の最後の意外な結末も見逃せない所。昇仙峡、上層部の面々も含んだ濃密な人間ドラマとなっていて、書き足せば、第6話~第7話だけで一本の長編を構成出来そうな印象を受けた。 まさに「二段ロケット」の様な構成で、読者を惹き付ける作者の力量には改めて感心した。朝刊連載という事で読者の読み易さを考慮しながらも、一級の企業小説に仕上がっている佳作だと思った。 | ||||
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このシリーズは初めてでしたが、全く問題なし。舞の元気なキャラクターにつられ、冒頭からすっと入り込むことができました。嫌味な上司や銀行の派閥争いにドキドキハラハラ……現実にあった事件も頭に浮かべながら、こわい~と思いつつ、面白くてやめられず、一気読みでした。 | ||||
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