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私はテレビに出たかった



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【この小説が収録されている参考書籍】
私はテレビに出たかった

私はテレビに出たかったの評価: 3.56/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.56pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(5pt)

面白い。さすが。

さすがです。
文章に勢いがあり、劇を見ているようです。中だるみ的なぶぶんはほぼないです。
伏線回収もさすがです。劇を見ているかのようです。
中年のおっさん(私)、すこし元気になれました。なんか人生で忘れたことなかったかな?あったとすれば、その伏線は回収しないといけないな、と思いました。
私はテレビに出たかったAmazon書評・レビュー:私はテレビに出たかったより
4022512385
No.8:
(3pt)

普通の大きい本。

単行本っていうから、小さい本かと思ったら普通にハードブックサイズの、表紙が柔らかい本だった。
勘違いかしら。
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4022512385
No.7:
(4pt)

鬼才

朝日新聞の連載小説。
松尾スズキらしい、ドタバタのスラップスティック・コメディ。
どこか筒井康隆を思わせる小説だが、いちばん近いのは大人計画の舞台か。
さまざまな登場人物の一人ひとりの内面には書き割りのようなところが見えてしまうものの、物語の疾走感は素晴らしかった。
他の作品のほうがよいできであるため影が薄いようだが、うまくまとまった良作であることは間違いない。
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No.6:
(1pt)

吉田戦車の挿絵がないッ‼︎

連載時の吉田戦車の挿絵がない。
小説と挿絵とで作った世界感が台無しの単行本。
大菩薩峠のような挿絵入りの完全版を出してほしいです。
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No.5:
(3pt)

連載時、リアルタイムで読んだ

何か,勢いがあった。あまちゃんの放送と時期が被るのもあるかも知れない(松尾スズキは東京の喫茶店のマスター役だった)。しかも挿絵が吉田戦車だった。くだらないと言ってしまえばそれまでなんだが、時代の持つ空気をよく表していた。
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No.4:
(4pt)

おじさんの自意識小説はギャグになる

テレビに出たいという、あまりに俗な欲望に身をやつす、アラフォーおじさんのお話。若者の自意識を扱えばブンガクになるが、おじさんの場合はギャグになってしまうことも想定内で、真っ向勝負でバカをやる心意気に拍手。しかも、細部も面白いし、芸能界を垣間見たり、わずかに道を踏み外したりして興奮する主人公の真面目なぐちが金言となっていて、笑える。
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No.3:
(5pt)

一億総白痴化の成れの果て

冒頭から物凄い疾走感、文章から脳内に流れる情報量の多さ
読む人によってはつまらないと即効判定されるか否かの作品といった感ですが
そのリズムにひと度乗っかってしまえばまさに脳内麻薬出まくりの危険ドラック
にも似た中毒性を孕む松尾スズキさんの作品、私はまさに後者、あっという間に
読んでしまいました

テレビから止事無き事情で長らく遠ざかっていた主人公が
あることをきっかけにテレビに出たいと猛烈に思い立ち、テレビに出るための
道のりで様々な出来事に翻弄される、その道のりで出てくるキャラの濃さ、あーいるいる感
そのイメージができる読者にとっては最後まで笑い止まらない作品です、私的には宿譲二が
どうにもこうにもツボでした、ああ、こういうミュージカル俳優、銀座博品館でよく見るなと

10年ぶりの長編とのことでしたが
今後もペンを毒吹き矢に毒を持って世の中を制してほしいところです
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No.2:
(5pt)

あえてテレビへ

「テレビに出たい」という思いに取り憑かれたサラリーマンが
叶えたい、でも家族は大事にしたい!と苦心し奔走する小説です。

いまやSNSなどネットメディアの活発化で
迂闊なテレビ出演は死ぬほどリスキーになりました。

でもやるんだよ!とばかりに骨身を晒し
翻弄されながら執着する中年の姿は、情けなくも逞しい。

損得勘定がすべてじゃないと背中を押された気持ちになりました。
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No.1:
(2pt)

技巧の空回り

新聞の連載で読んだが、正直言って面白くなかった。なぜ面白くないのか考えてみた。
 主人公はテレビに映るということに取りつかれて、それを実現するための涙ぐましい努力の数々が、この小説の大きなプロットになる。その動機として、平凡なサラリーマンの一発逆転の夢のようなものが託されているようだが、それがなぜテレビに映ることなのか、私にはよくわからなかった。一発逆転の夢とテレビが持つ魔術的な吸引力の関係を主人公の内面的な切実性において共感させてもらうことを期待したが、それは外れた。これはいわば自明の理として物語は進行していき、めまぐるしく紆余曲折するストーリーについていくだけになる。過剰な技巧ばかりが目立ち、読者を措いて暴走していくような感があった。そして最後は勧善懲悪的な教訓へと予定調和的に収斂する。
 作者は演劇人でもあるらしい。この小説のようなお芝居がいかにもありそうな気がする。類型的で極端にデフォルメされた登場人物、派手な立ち回りとオーバーな哄笑、予想を裏切り続ける展開、役者の肉体を通せばパワフルな異次元の空間が出現するかもしれない。しかし、活字の中では空回りしているとしか思えなかった。
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