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スナーク狩り
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スナーク狩りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全68件 21~40 2/4ページ
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散弾銃を持って結婚式場に現れた慶子。 そんな印象的なファーストシーンからこの散弾銃を めぐっての意外な展開。 スピード感がありながらも 細部の描写をおろそかに しない宮部さんはさすがです。 慶子の散弾銃を奪い、ヒッチハイクで金沢に向かう織口。 何も知らずに車に乗せた神谷と息子の竹夫。 この二人が何も怪しむことなく 金沢で娘の出産があることを 信じて、車内で交わされる言葉。 圧巻でした! | ||||
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ストーリーの終盤までは惹きつられけて一気に読ませられたものの、事件解決後のエピローグがあっさりしすぎの感が。 新婚の国分の嫁や小川夫妻、釣具屋の店長のその後について書いて欲しかった。 | ||||
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第一印象はクロスファイアと似たテーマの作品だった 超能力といった要素がない分一見地味だが、 その分身近に感じられ、より身に沁みた とにかく、密度の濃い作品だった 短時間に起きた複数の出来事がひとつに繋がるとき・・・ 私刑が認められていない現在、 「怪物」を狩るという行為を行う者も「怪物」になることを意味する 誰でも、状況しだいでは「怪物」になってしまうのかもしれない 願わくば、そういう状況に陥らない人生を送りたいものだ | ||||
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若しも、ブコガー、貴女が二十年後も小説家でいたいと 望むのならば・・・復讐の何たるかを心理的な側面だけで なく、散弾という物理学的にも現代日本では合法的で 入手しやすく生物に対する十分な殺傷能力のある手段を 用いるのが最も合理的なのです。わけの分らない 高分子爆薬などを「電子工学?」的才能などを駆使して 素っ頓狂な「発明」を厨房になどさせて悦に入っている場合でわ ないのです!教師をやっていたのにそんな事も理解できないのでしょうか。 コチラの修ちゃんの行動を読んで御覧なさい! 冒頭の「メルツェデス、スゲー」とかゆー若いオトコ同様 グソ田舎モン丸出しの自分が「恥ずい!」と思えないようならば 貴女わこのまま消えてゆくしかないのです。 なーーんてね。どっかーん。 | ||||
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若しも、ブコガー、貴女が二十年後も小説家でいたいと 望むのならば・・・復讐の何たるかを心理的な側面だけで なく、散弾という物理学的にも現代日本では合法的で 入手しやすく生物に対する十分な殺傷能力のある手段を 用いるのが最も合理的なのです。わけの分らない 高分子爆薬などを「電子工学?」的才能などを駆使して 素っ頓狂な「発明」を厨房になどさせて悦に入っている場合でわ ないのです!教師をやっていたのにそんな事も理解できないのでしょうか。 コチラの修ちゃんの行動を読んで御覧なさい! 冒頭の「メルツェデス、スゲー」とかゆー若いオトコ同様 グソ田舎モン丸出しの自分が「恥ずい!」と思えないようならば 貴女わこのまま消えてゆくしかないのです。 なーーんてね。どっかーん。 | ||||
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宮部さんの小説は好きですが、もっぱらミステリーで、サスペンスを読むのは初めてでした。 比較的推理する必要がないので、詮索せずに楽に読むことができました。 章の終わりごとにドキドキするような展開があるので、読み応え抜群です。 終わり方が歯痒いですが、理にかなっていて納得はいきます。 実に丹念に仕上がっている傑作だと思います。 | ||||
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宮部さんの小説は好きですが、もっぱらミステリーで、サスペンスを読むのは初めてでした。 比較的推理する必要がないので、詮索せずに楽に読むことができました。 章の終わりごとにドキドキするような展開があるので、読み応え抜群です。 終わり方が歯痒いですが、理にかなっていて納得はいきます。 実に丹念に仕上がっている傑作だと思います。 | ||||
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正義とは何か、許す・許さないと迷い続けやはり 許さないといけないのか。 では抑えられない感情はどうすればいいのか。 自分を正しく意識し続けるとは・・・・・・ 考えさせられる本です。 | ||||
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正義とは何か、許す・許さないと迷い続けやはり 許さないといけないのか。 では抑えられない感情はどうすればいいのか。 自分を正しく意識し続けるとは・・・・・・ 考えさせられる本です。 | ||||
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本書はベストセラー作家・宮部みゆきのサスペンス小説である。 私自身、過去に宮部氏の小説は『鳩笛草』『クロスファイア』『ブレイブ・ストーリー』に続き、今回で4作目となるが、本書を読むきっかけは、偶然、コミック版の表紙(ウェディングドレスを着た花嫁がショットガンを構えるイラスト)に魅かれて手にした次第である。 かつての恋人・国分慎介の結婚式場へ散弾銃を持って現れた関沼慶子、その彼女が銃を所持している事を知った事からある計画を実行する釣具店店員・織口邦男、同じ従業員仲間で唯一人、織口の過去について把握している佐倉修治、国分慎介の妹で関沼慶子を慕い、味方する国分範子、妻・佐紀子の急病を見舞うために夜行運転する神谷尚之、その息子で家庭環境が原因で口を閉ざした8歳の少年・竹夫、 主だった登場人物たちが各々の思惑に動いて錯綜する事により、物語が二転三転と思わぬ方向へ展開する息もつかせぬ内容となっている。 読後感としては、真の主人公が誰なのか、はっきりせず、モヤモヤとした心境となるが、いうなれば上記に掲げた登場人物たち全員が、この物語の主人公であるようにも思える。また、物語の背景にある動機にも『クロスファイア』に通じるものがあり、普段は温厚でも憎しみが憎悪を掻き立て途轍もない行動に出る姿(作中では“怪物”と表現)に圧倒され、ラストもスッキリしないものの、個人的には堪能しました。 | ||||
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本書はベストセラー作家・宮部みゆきのサスペンス小説である。 私自身、過去に宮部氏の小説は『鳩笛草』『クロスファイア』『ブレイブ・ストーリー』に続き、今回で4作目となるが、本書を読むきっかけは、偶然、コミック版の表紙(ウェディングドレスを着た花嫁がショットガンを構えるイラスト)に魅かれて手にした次第である。 かつての恋人・国分慎介の結婚式場へ散弾銃を持って現れた関沼慶子、その彼女が銃を所持している事を知った事からある計画を実行する釣具店店員・織口邦男、同じ従業員仲間で唯一人、織口の過去について把握している佐倉修治、国分慎介の妹で関沼慶子を慕い、味方する国分範子、妻・佐紀子の急病を見舞うために夜行運転する神谷尚之、その息子で家庭環境が原因で口を閉ざした8歳の少年・竹夫、 主だった登場人物たちが各々の思惑に動いて錯綜する事により、物語が二転三転と思わぬ方向へ展開する息もつかせぬ内容となっている。 読後感としては、真の主人公が誰なのか、はっきりせず、モヤモヤとした心境となるが、いうなれば上記に掲げた登場人物たち全員が、この物語の主人公であるようにも思える。また、物語の背景にある動機にも『クロスファイア』に通じるものがあり、普段は温厚でも憎しみが憎悪を掻き立て途轍もない行動に出る姿(作中では“怪物”と表現)に圧倒され、ラストもスッキリしないものの、個人的には堪能しました。 | ||||
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数ある宮部作品の中で埋もれてはならぬ!な作品。平行の時間軸の中、登場人物らのストーリーが、終末に向けて弾丸のように一直線に飛ぶ。ある意味「24」なんて全然目じゃない。 | ||||
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数ある宮部作品の中で埋もれてはならぬ!な作品。平行の時間軸の中、登場人物らのストーリーが、終末に向けて弾丸のように一直線に飛ぶ。ある意味「24」なんて全然目じゃない。 | ||||
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私は宮部さんの作品は、いわゆる骨太の大作(「火車」「理由」「模倣犯」等々…)や話題になったものなど、ほとんど読んできました。 それらはもちろん読み応えがあって、読む喜びのようなものを感じてきましたが、「スナーク狩り」は読むぞっ、という意気込みを感じる以前に、ページをめくるたびに文字が映像に変わっていくような、読むと言うよりは観ているような感覚に陥りながら読んでいた気がします。 それはただの映像ではなく、宮部さん独特の表現であったり人物像により、切なくもあり悲しくもあり、夜の闇の中なのに、人物達が抱えるそれぞれの思いや行動が鮮明に浮かび上がっていて、実に立体的と言うか…、まるで自分もストーリーと一体化して、人物達の呼吸や心音を聞いているような、映像では表現しきれない繊細な部分をリアルに感じることができました。 何より、とても読みやすく、本好きとして、宮部ファンとして十分に楽しめます。宮部作品に、有名かそうでないかは関係ないのだと、この作品で感じることができました。 | ||||
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私は宮部さんの作品は、いわゆる骨太の大作(「火車」「理由」「模倣犯」等々…)や話題になったものなど、ほとんど読んできました。 それらはもちろん読み応えがあって、読む喜びのようなものを感じてきましたが、「スナーク狩り」は読むぞっ、という意気込みを感じる以前に、ページをめくるたびに文字が映像に変わっていくような、読むと言うよりは観ているような感覚に陥りながら読んでいた気がします。 それはただの映像ではなく、宮部さん独特の表現であったり人物像により、切なくもあり悲しくもあり、夜の闇の中なのに、人物達が抱えるそれぞれの思いや行動が鮮明に浮かび上がっていて、実に立体的と言うか…、まるで自分もストーリーと一体化して、人物達の呼吸や心音を聞いているような、映像では表現しきれない繊細な部分をリアルに感じることができました。 何より、とても読みやすく、本好きとして、宮部ファンとして十分に楽しめます。宮部作品に、有名かそうでないかは関係ないのだと、この作品で感じることができました。 | ||||
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映画と本が好きな人におすすめします。 宮部みゆき特有の表現により目の前に描かれる風景。 話の続きが気になる読ませ方。 ぐいぐいと本に引き込まれていく感じ。 まさに「読める映画」だと思いました。 | ||||
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映画と本が好きな人におすすめします。 宮部みゆき特有の表現により目の前に描かれる風景。 話の続きが気になる読ませ方。 ぐいぐいと本に引き込まれていく感じ。 まさに「読める映画」だと思いました。 | ||||
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宮部作品の中でNO1は?誰もが思う難問です。「火車」は当然、「龍は眠る」は大好き、宮部の特徴が良く出ている「魔術はささやく」も最高、「ステップファーザーステップ」なんて、書ける人が他にいる?と思うくらいの出来栄えだし、「鳩笛草」は涙がかれちゃうし・・・時代物を省いても、困ってしまいます。でも、宮部通の人で、隠れNO1として、本作品を上げる人は多い気がします。読めば分かります。この一冊は、宮部の良さが全て入っているような作品です。未読の人がいたら、うらやましい。読んで、あの興奮を味わえるのですから。 | ||||
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宮部作品の中でNO1は?誰もが思う難問です。「火車」は当然、「龍は眠る」は大好き、宮部の特徴が良く出ている「魔術はささやく」も最高、「ステップファーザーステップ」なんて、書ける人が他にいる?と思うくらいの出来栄えだし、「鳩笛草」は涙がかれちゃうし・・・時代物を省いても、困ってしまいます。でも、宮部通の人で、隠れNO1として、本作品を上げる人は多い気がします。読めば分かります。この一冊は、宮部の良さが全て入っているような作品です。未読の人がいたら、うらやましい。読んで、あの興奮を味わえるのですから。 | ||||
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この作品は一晩のできごとを書いていますが 同じく一晩かけて一気に読むと、臨場感と緊張感 をたっぷり感じることができると思います。 私は慶子さんや織口さんの心情が描かれている 前半がとってもいいと思いました。 宮部さんの作品は全部読みたいなあと思っています。 この作品も期待していた通りよかったです!! | ||||
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