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か「」く「」し「」ご「」と「
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か「」く「」し「」ご「」と「の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.66pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全59件 41~59 3/3ページ
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どうも、この作者の作品は、好き嫌いが分かれるようだ。 この作者が創りだす「世界観」や「瑞々しさ」が気に入れば、文章が稚拙でも「素晴らし」という(イヤ、稚拙と思ってないのかもしれない)。 言葉を一つ一つ大事に読むタイプは、内容以前に文章があまりにも稚拙すぎて「つまらない」という。 僕は後者。『君の膵臓を食べたい』でも、ウケ狙いかと思えるほどの変な”言葉のチョイス”に、泣くどころか腹抱えて笑ったくらいなので(「泣ける」と評判の小説で大爆笑したのは俺くらいか?)。 でもまあ、この小説のアイデアは悪くないし、何より、それなりに一定の共感を得られる作品を、(良くも悪くも)癖のある文章で何の迷いもなく最後まで描き切るパワーはすごいと思う。 それが、この作者が「これから文学界を引っ張っていく大型新人」(某TV番組)と言われる所以なのであろう。 文章が稚拙どころか、(または、その稚拙さゆえに)人間描写もトリックも作者の意図も全くわからなかったので作品としては星一つだけど、そのパワーを認めて星二つ。 | ||||
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君の膵臓をたべたいの次に読みました 相変わらず会話メインで進む話 君の膵臓をたべたいに比べると、情景・心理描写が少々増えましたが、「」の多いこと… これがラノベではなく、純文学と呼ばれるのが不思議です 現代日本が舞台で挿し絵のない作品は純文学と分類されるのでしょうか? 山田祐介みたいに興味をひく設定とネタにできる文章力なら悪い意味で楽しみながら読めるんですが、 これはきついだけでした 普段文章に触れない、読書未経験の人が最初に読めば『ああ私小説を読んでいる…!』と自己満足できるでしょうが ある程度本を読んでいる人からみると、なんだこれ?となります 作者は今後もこういう作風でやっていくんですかね? こういう書き方しかできないなら…うん… | ||||
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初見と2回目以降では見え方が違ってくる作品です。意図的に小さな仕掛けが組み込まれてるので、まずは楽しく騙されてみることをオススメします。 あらすじにある「特別なちから」というのは、有り体に言えば人の感情(を表す記号)を読み取れる力です。ただ完全な理解ではないので、言ってしまえばあっても無くても同じです。その辺りがクスリとくるところで、その人がある一定の感情を抱いているのは分かるんだけど、その人がどうしてそんな風に感じているのか分からないんです。 読み返しの時は全部分かってるので、ニヤニヤしたりじれったく思いながら読みました。楽しかったです。 住野作品に共通なのですが、人が人を想う気持ちを簡単に恋に結び付けないところがあって、私はそんなところがたまらなく好きです。心ってそんなに単純じゃないですよね。 読後感はアッサリです。軽く読みたい方で、かつ深読みが好きな読書好きの人にはハマるんじゃないかと思います。 | ||||
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いつもビジネス書や自己啓発を読んでいて、小説を読まないからなのかわかりませんが、読みやすい所と読みにくい所がパートによって分かれます。読みにくい所はとことん読みにくいといいますか、3つ目のパートで誰のことを表しているのか、登場人物がグジャグジャになりました。単純に私自身の頭で整理できなかっただけかもしれませんが、他のパートは理解できているので読みにくいのは間違いないかと思います… | ||||
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内容はラノベと変わらないレベルの軽い青春モノ。これをハードカバーの文芸書として売るのはどうかと思う。 | ||||
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住野よるさんの作品では3番目に読みました(『よるのばけもの』はこれから読みます)。この人の小説、好きだなぁと改めて思いました。今回の小説は、一見、梨屋アリエさんと作風が似ているかなと思いますが、梨屋アリエさんの小説に抱くような共感ではなく、登場人物たちを「いいなぁ」とうらやましく思うような、こんな時代が自分にもあったかなぁと思い出に憧れを覚えるような、そんな感じです。やっぱり、梨屋さんは梨屋さん、住野さんは住野さんで、他の誰にも書けない世界があるんだと思います。小説自体は、ちょっと説明しすぎのようでいて肝心なところは秘密にされているようで、私自身もまたこの登場人物たちのように、思い込みの勘ちがいをくり返し、先を想像しながら読みました。おもしろかったです。 | ||||
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ザ・青春!! ていう感じの恋愛小説です。 現役の学生たちは共感できるとおもいます。 少しでも大人の人は、ああ、こんな時代もあったかな、 と昔を懐かしめる、と言うぐらいの小説です。 各章、キャラクターが交代して一人称で語られるので、 好きなキャラクターでないと、正直読んでて辛いです。 気に食わないキャラだと、「何言っての?」 と読みながらツッコミを入れてしまうこと必至です。 暑い日、さらさらと読める、流しそうめんのような小説だと 思いました。 余談ですが、世界観が漫画「アイリス・ゼロ」と似過ぎています。 これ、小説だからギリギリセーフかもしれませんが、漫画だったら 訴えられますよね・・・・。大丈夫ですか・・・? | ||||
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すでに終了してかた30年近くたちますが・・・ 本書は高校生活、ボーイズ・ガールズ、それぞれの隠れた心模様を短編という形でチラリズムのごとくほのかに浮かび上がらせています。 秀逸ですね! | ||||
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届いてすぐ、短時間で一気に読みました。 最近、この作者さんを知ったばかりですが、気に入ってます。 表紙などの絵も若々しくて、素敵です。 読んでしまったので、お世話になってる地元図書館に寄付しました。 Amazonさん、住野さん、ごめんなさい。 だって、予約希望者数が半端じゃなくって、気の毒だったから… 自宅で持っていて何度も読み返したい、というタイプの本では無かったので、 旬のうちに、たくさんの方に読んでもらいたいですから。 きっとこの著者の他の著書も~!って気になると思います。 | ||||
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高校の同級生5人それぞれが、相手の感情をちょっとだけ読むことができる別々の特殊能力をもっているのだけれど、自分だけの特別な力だと思い込んでいる。 特殊能力を使っても相手の気持ちが分かるようで分からない。そんな微妙な能力だからこそ、相手の思いを探るための駆け引きをしてみたり、相手を試すようなことをしたりする。 そんな青春真っ只中の5人が心の中に秘めた思いをいかに伝えていくのか、思春期ならではの気持ちが伝わってくる優しい小説だった。 個人的には宮里ちゃんが好きだった。、人の気持ちに敏感で色んなことに気を遣ったり、相手にどう思われるかを気にするあまり萎縮してしまう宮里ちゃんが、少しずつ打ち解けていく様子がほんわかとしていて好きだった。最期の手紙も、宮里ちゃんがみんなに心を開いて本音をぶつけているのがよかった。 | ||||
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住野よるさんの作品の中で1番つまんなかったです。 なんか全部どうでもいいような、なにも引っかかるものがないような話でした。 強いて言うなら、みんな自分のことを特別だと思っていて、でもそういう人いっぱいいて自分はそれに気付けてないってところは面白かったかなと思います。 あと今回初めて新潮社から出ましたが、双葉社の3作と作りが似ていてなんかいいと思いました。 | ||||
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章ごとに、一人称の私や僕の意味する人物が違っているので、分かっていても読みづらかったです。登場人物の何人かは、人の心を読み取る特殊能力をもっているらしいのですが、実際には自分がもっていると思い込んでいるだけなのかもしれない。何よりもどの登場人物にも共感するのが難しく、情感にかける人物設定と内容でした。小説としての発想(構想)はおもしろいと思うのですが、だからといって内容的に成功しているとは思いにくいのです。またすらすらと読むことができますが、饒舌な会話の部分も多く、その部分を取り除いてしまうと、かなりすかすかの小説になってしまうのではないでしょうか。読み方によっては、飛ばし読みが可能です。中高生に推薦するかと尋ねられれば、もっと他に良いものがあるのではないかと答えてしまうかも。 | ||||
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住野氏の本は、今まで「読み始めとっつき悪いんだよなあ」という印象が強かったが、本書は「あら、ストレート」という感じですんなり行けた。 初っ端の「北風と太陽なら太陽」「お前にとっては百個分くらいの価値、あったろ」で、おいおい、自分が京ならヅカに惚れるぞ。と微笑ましく思ってそのままの流れで楽しく読んだ。 地味目なタイプの「のび太のくせに生意気だ」と言われる事をびくびくしてる感じが懐かしい。学生時代に同じクラスにいたら、ピンポイントに宮里ちゃんめがけて「嫉妬した」だろうなあ。パラとミッキーがきらきらしてるのは「明らかに生息域が違う」と思えるだろうが、なんで「普通で地味目」のあんたがそのキラキラ集団に生息を許されてる訳?みたいに。 ヅカが「孤高」のままなのが少し不憫だった | ||||
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一応、高校生の恋愛モノです。 5人の主人公の主観が章ごとに描かれていますが、まあ読みづらいこと。 高校生らしさが描きたかったんだと思いますが、それぞれ呼び名が違って誰が誰だか、全然頭に入ってきません。 あとは、つまらない描写や余計な会話などもあり、なぜこんな話で出版社はOKしたのだろうと疑うほどでした。 さらに、女子高生の行動や会話が不自然で、著者が男性なので気持ち悪い妄想だなと感じてしまいました。 それと、それぞれが持つ能力は、曖昧、と言いたかったのでしょうか?いろいろ、モヤモヤが残った作品で、オススメはしません。 | ||||
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前作「よるのばけもの」でレビュー1をつけた者です。 今回購入を躊躇いましたが、この作品が良くなければしばらく買わない。そう決めて読みました。 内容は文句無しに☆5でしたので、次回からも購入させて頂こうと思います。 今回最も良かった点はアイディア。 1人に1つの特殊能力。特殊能力なんて大袈裟ですが、大切なのは皆似たようで違う能力であること。そして5人それぞれの視点から書かれてること。 これにより他の人から見える人物像と、自分の能力から見える人物像の違いが上手に表現されていました。 また、このシンプルな設定から掘り下げられた話は読みやすい。 ☆4である理由は題名です。 住野よるさんの題名は毎回楽しみで、 工夫があり素晴らしいと読んだ後思えるのが良い点。 今回も楽しませていただきましたが、どうも書店で手に取る時「う〜ん…なんだか軽い?中身あるのかな?」って思ってしまいました。 記号等は若者や読書に馴染みない方に親近感を持たせると同時に、 日頃から本を読む人にはマイナスなイメージを与えてしまう可能性があります。 ただ、読んだから言えますが内容は良かったです。 今回、私と同じように題名の「」やらで購入を躊躇った方がいましたら是非読むことをオススメします。 | ||||
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今作は世界観がいつもと違いました!青春ストーリーで短編集のような感じになっていて読みやすかったです。 表紙は若い人向けに見えますが内容はどの年齢の方でも読めると思います!記号(! ?など)などたくさん用いられていて読んでてて面白かったです 住野 よる先生が書かれた本は全部最後まで軸がブレないのでとても面白いと思います。もし気になったのであれば他の本も読んでみてはいかがでしょうか?私の好きな作家さんです。是非オススメします。 | ||||
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住野先生の作品は既刊本全て拝読しておりますが、今までとはまた全く違った世界観で新鮮でした。前作のよるのバケモノも高校生をテーマとした作品でしたが、ドロドロしたお話でした。しかし、今回は根本を恋愛に置いた青春ストーリーです。表紙は若者向けの小説に見えますが中身はしっかり住野先生独特の世界観ですのでどうかご安心を。 面白かった点として、五人のキャラクターたちがそれぞれの能力で相手の想いを感じ取っている、という設定でしたがその感じ取る機能自体が私たちには無いだけで、今相手がこんなことを考えているだろうというのは現在の生活の中で多々感じ取っていることでしょう。 喜怒哀楽であったり(ヅカ)、!マークや?マークが相手の脳内に浮かんでいる(京くん)など、直接的に見えないだけであってこれらの感情を私たちは読み取りあって日々仲良く人と生活できているのだと思います。 また、五人全員が同じ場面でそれぞれのシーンを描いているのではなく、五つのお話を読んでいるように描写が全く違っていて(文化祭や修学旅行など)短編集を読んでいるような気分になりとても読みやすかったです。しかし、所々でこの子はあの子の能力を実は気がついているのだろうか?といった描写もあり、繋がりがあることが流石実力のある作家さんだと感銘を受けました。 それぞれのキャラクターが友達とはこういうものだと思いながら付き合っていく。そして色々な考え方を持つ者同士であるが故に、関係もバランスよく続くのだろうと深く考えさせられました。 日常の中でたくさんの感情を持っている私たちのある意味当たり前をここまで華麗に描きあげる住野先生は普段ものすごく人を見て生活しているんだろうと深く感じました。小説の中で記号をどんどん使っていくなんて普通の人では考えつかないことでしょう。ブレない設定の中で最後まで繋がりを持たせて読者に様々なことを考えさせてくれる住野先生はやはり化け物なんですかね…???そんな先生の作品世界観が私は大好きです。次作も楽しみにしております。 | ||||
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表紙はなんだか若者向けの本に見えますが、中身は老若男女楽しめるものだと思います。 前作「よるのばけもの」とは打って変わり、後味がスッキリとした高校生の機微を描いた作品です。 住野さんの作品は書籍化されたものはこの本も合わせて4作全て読んでいますが、自分の心の中にある、言葉にするのが難しい気持ちを言葉にしてくれるという特徴は今作でも変わりません。 登場人物はみんな"心を読む"とまではいきませんが"感情を読む"能力を持っています。 なんだか特殊能力のようにも感じますが、私たちは誰しも相手の表情や仕草から感情を推察しながら生活していますよね。 登場人物5人は特にその観察力が強い人たちなのかもしれません。 相手の気持ちを推し量って適切な行動を選ぼうとしてもなかなかうまくいかない。日々の生活の中ではそのようなことが往々にして起こり得ることです。 誰もがみな相手のことを想いやって生きている。そして誰もが"かくしごと"を持っている。そんなことを再確認させてくれる話だと思いました。 | ||||
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物語は5章構成で各章で京、ミッキー、パラ、ズカ、エル5人それぞれの視点で 物語が展開されます。 1章は京目線、2章はミッキー目線といった感じです。 周りから見ているその人の人物像と実際の本人が感じていること 考えていることの違いが差、ギャップが丁寧に描かれています。 そして、その差はそうだよねと共感できます。 また、住野よるは各人にちょっとした秘密の能力を持たせていて その能力によって本来は相手の心が良くわかるはずなのに逆に深読みして しまう、そのエッセンスを加えることにより、各人の心の機微が瑞々しく凛として 読み手に伝わります。 そして5人が心に足りないものを交流によって得ていく過程の描き方も秀逸です。 心に残るとてもお勧めできる作品です。 | ||||
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