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神の手廻しオルガン



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【この小説が収録されている参考書籍】
神の手廻しオルガン

神の手廻しオルガンの評価: 4.67/5点 レビュー 6件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

ミステリーも進化しているようです

第9回福ミス新人賞受賞作。巻末の島田荘司氏の選評にもあるように文芸風味が強く、「本格もの」とは一線を画すミステリーです。ナチス・ドイツによるポーランド人強制収容所等の歴史的背景を題材に、新人とは思えぬ筆致で、現在過去、日本ワルシャワと時と場所を変え物語は展開していきます。

殺人事件も発生し、ミステリーとしての謎も興味深いものはありますが、犯人捜しやどんでん返しといった妙味よりも、史実を日記などで再現しその当時の関係者たちの苦悩や想いが綴られたりと、いろいろと考えさせられました。それを上手くミステリーに結び付けているという印象です。
神の手廻しオルガンAmazon書評・レビュー:神の手廻しオルガンより
4334911692

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