合邦の密室
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”合邦”のタイトルからして歌舞伎文楽に関心のあるミステリーファンが購入すると思います。事件に至る背景を文楽の発展衰退三業の確執とからめ展開して面白い。著者の熱意を感じます。”密室”は半分比喩的に使っているので密室殺人事件の謎解きを想定するとずれが生じます。 | ||||
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テンポがよくて読みやすかったです。ドラマとか映画化されたれらいいのにと思いました。 | ||||
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せっかく日本に生まれてきたのだから、文楽や能も一度はきちんと観ておかなければなぁ…と気付かせてもらえただけでも、私にとって非常に有意義な読書だったといえる。 自分の見識を広めてくれた。 全く知識もないし、正直興味もない世界が舞台で、それでも面白く読めるって稀有なことだと思う。 最後まで読み通せるか少し不安だったけど、文楽の独特なルールが知れたり、スリリングな描写だったりと、非常に興味深くあっという間に読了。 立派な装丁を手に取り、冒頭の数ページを読めば、あとは一気に読み進めてしまう。 ミステリー=謎解きと推理!って方には向かないかもしれない。 この際だから博識な主人公をベースに、能や歌舞伎等の伝統芸能を舞台にしたシリーズ化を希望。 | ||||
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こんなにも文章が上手い新刊小説は久し振り。複雑で特殊な内容の話が驚くほど明快に、しかし妖しいムードで情緒豊かに書かれている。時間を掛けて読むつもりが、往年のミステリー映画を観ている様な気分であっという間に読み終えてしまった。 ガチガチの本格ミステリーと思って読むと、期待外れに感じる部分はあるかもしれない。しかし、引き込まれて一気に読んだ文章を改めて読み返してみると、何気ない会話や芸術論のほとんどが物語のどこかに繋がる伏線、動意になっていて、その小説全体としての論理的なミステリー度の高さはちょっと他にはないレベル。 これは「本格的ミステリー」という事自体を目くらましのトリックに使った、物理でも叙述でもない、新しいレトリック・ミステリーなのではないか? | ||||
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文楽という日本の古典芸能がテーマであり、舞台となるのも、孤島に残された時代を感じさせる芝居小屋。こうした和の設定が好きな方なら、楽しめると思う。 タイトルから、密室物の本格ミステリーと予想。しかし実際は、良くも悪くも本格ミステリーとは少し違う。 奇想天外なトリックや、孤島で起きる恐ろしい殺人……といったものを期待すると肩透かしであり、その辺りに寄せたかったのか書きたいことが別にあるのかが不明瞭な印象はある。 一方で、複雑に絡まった事象が明らかになる様は鮮やか。この作品でいう“密室”の本当の意味もドラマ性があり、個人的には大変好みだった。 | ||||
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