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深海のアトム
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深海のアトムの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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悪くはない。 でもこの人の本分はこういうサスペンス?にあるんでしょうか。 デビュー作がこの系統だっただけに、出版社がこの路線に固執するのは理解できなくもないけど、私はこの作者の真骨頂は「骨董市で家を買う」や「佛々堂先生」にあるとおもうんですけどね。 まずは「佛々堂先生」の新作を期待します。 | ||||
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なんといっても単行本の2段組みで480ページのボリューム。登場人物がとても多い、というわけでもないのだが、原発推進派、地元政治家、実力者、反原発派、NPO、真っ二つに割れた漁協関係者と神社の宮司、鉱物学と生物学の融合をはかる研究者、アメリカのエネルギー企業、核産廃処理業者、地方紙の記者、電力会社、そして主人公の少年とその姉。さらには(多少、蛇足感が残るが)電力会社をスポンサーとする番組を制作するTVクルー、身分を偽装した謎の男(これもひとりだけではなくたくさんいました)、性同一性障がい者などなど一癖も二癖もある人たちが繰り広げる圧倒的な叙事詩。 3・11の瞬間にむかって一直線に収束されるストーリーとその後の復興に向かう前向きな日本人の姿には頭が下がったが、あまりにもたくさんの伏線を書き込みすぎた感もあり、満腹感も漂う。 | ||||
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