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君の膵臓をたべたい



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【この小説が収録されている参考書籍】
君の膵臓をたべたい
君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

君の膵臓をたべたいの評価: 3.61/5点 レビュー 1104件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.61pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全127件 41~60 3/7ページ
No.87:
(3pt)

君の膵臓をたべたい

中1の娘が読んでたので貸してもらって読んだ。ラストでは感動して涙も出ました。主人公の呼び名が変わるのはおやすみプンプンとか聲の形にも似て実験的で面白いなと思った。それでもやっぱり登場人物殺す前提の物語は悪手だと思う。
君の膵臓をたべたいAmazon書評・レビュー:君の膵臓をたべたいより
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No.86:
(3pt)

拙さが、物語にはまっている。そして、結局この文法に慣れているかどうかなわけだ。

ネット小説サイトから、ライトノベル作家が発掘し出版社に売り込んで爆発的に売れた。
そこら中の、本を読みます的な人たちがこぞって読んだ。漫画になって実写映画になってアニメになるとか。
ならば、読もうじゃないかと。

冒頭からは、もう描写などほぼなく、キャラのセリフでごり押しな、ある種紙芝居ゲームの立ち絵があってこその流れで、
ここで普段本を読んでいる人は挫折してしまうだろう。
話の流れも文章も、名前に仕掛けられた何か(この仕掛けが適切に機能していたとは思えないが)も何かの試みを感じさせ、
(まあ、ある意味感情を地の文で書かないという——ことでは、生かされていたたくらみなのか)
とか、文法一切無視な、読み手の柔らかさが求められたりもする。
文章は作家だから上手くてしかるべき、という読み手の先入観での拒絶となるわけだが、それがまたこの作品のある種の効果につながっている。
これが、ネット小説として、無償で、読まれることになり、そしてそれがワックスのくさい学校の教室の退屈な授業の中の逃避先だとしたらどうだろう。

また、拙いからこそ、等身大の、というべきかどうかはわからないが、無理に難しい語彙もなく、いや、中二的な語彙は存在しているといえばしているが、
そのアンバランスさ、計算されていないだろうと思われる、文章のテンションのばらつきや、「そぐっている」というどこか違和感のある言葉の使い方など、
物語の深度を全くアンバランスながら、保持しているのが面白い。

プロでなく、駆け上がろうとしていた作者の、太宰治や、星の王子さまのような小道具を、安易に放り投げる、ある意味の若さの表現。
それが、この小説の魅力であり、とても、危ういながら、成立している。小道具や何かのシーンが、それぞれに意味などないという放り出し方、
そんなあいまいで、何物でもないという雰囲気、そう雰囲気というしかない、文章という小説という表現とは違う方法で、桜良というキャラの存在感が、
そこにいるということを支えているのが、儚さにもつながり、うまいとは思えないが、すごいと思う。

中盤からは、筆が乗ってきたか、文章がこなれてきて、わかりやすく小説のような独白の地の文になっていく。
そこが、何か色が変わってしまっていると思うのは、やはり、キャラのセリフがどことなくアニメやゲーム的でありので、地の文とうまく混ざらないのか。

後半にいたっては、唐突すぎる物語の裏切りが、良い効果を上げている。
そこからのストーリーは代り映えのしない、内容ではあるのだが、徹底的に、やり遂げることで喪失感を読み手に与えることに成功していたと思う。
それが、納得できるかどうかは別の問題ではあるとしても、タイトルが生かし切れているのかどうかも一考すべきかとは思うが、
そんなことを気にする必要はないのかもしれない。

前半は読み進めることがつらかったが、中盤から後半は、それなりに流れるように読むことができた。
キャラのしゃべりで引っ張りよりは、内省による独白が多くを占めるようになったからだろう。

——仲直り、とはどんなことを指すのか、とても印象に残った。

好きかと、聞かれると即答はできないが、桜良というキャラクターが印象に残っていることは、認めざるを得ない。
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No.85:
(3pt)

単なる恋愛ものではないかんじ

話の内容や筋は好き。個人的には主人公の偏屈な1人称つぶやきに共感できず、映画版が好き。さわやかで、単なる恋愛ものでないのがいい!
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No.84:
(3pt)

感想

空気読め。作者性格悪すぎ!もぅぃゃ
でもまあそれ以外は楽しめたかな。
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No.83:
(3pt)

絶賛ではないけど、楽しめます。

本を読まない子がこれ読んで本を好きになるきっかけとしてはいいのかなあと。
最初、読み始めたときは正直しまった!と思いましたが、読み終わったあとの後味もタイトルほど悪くなかったです。
大抵のこの手のストーリーは壊れていく方向かと思いますが、この本は直っていく方向です。
フレーム的には村上春樹のノルウェーの森になってますが、ストーリーは逆方向なのは新鮮でした。
たた、複線的なシグナルを出すだけ出して回収しなかったりとか、エピソードに至るまでの動機とか間のつながりが希薄だったりといったとことは、どうかと思うところでした。
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No.82:
(3pt)

これはこれでいいです

ミステリーを期待して読むと裏切られます。ラノベほど軽くはないですが、解説にもあるように「青春小説」です。ストーリーやどんでん返しを楽しむものではないので、そこは注意が必要。
ただ、主人公の会話や行動を楽しんで読むにはそこそこ良質な小説だと思います。こういうウジウジした煮え切らない行動こそが、高校生なのだから。誰にでも経験があるでしょ。甘酸っぱい気持ちは十分に楽しむことができる。

女の子が最後に死ぬのは、1ページ目でネタバレします。死ぬシーンがあっさりしすぎで、作者には身内を失った経験がないのだな、と思いました。訃報を聞いた時の血が逆立つ感覚や、なすすべもなく近しい人が死ぬ苦悩とその後の葛藤は、もっとしっかり描いて欲しかったな。女の子の親に至っては、何考えてっかわかんないもん。現実感が全然ありません。
だけど、いちいち粗探ししても仕方がない。これはこれで良質なエンタテインメントではある。
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No.81:
(3pt)

セカチュウの方が面白かった。

膵臓の病気で無く通り魔に殺されるとは、、、ホント並みに面白い程度です。
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No.80:
(3pt)

映像にはいいかも

特に膵臓である必要がないという意味では、タイトルのインパクトで勝ったのかも。
僕が主体の末期の病気の女の子との恋愛小説であるが、それ以上ではなかったような…。
映像化はしやすそうだし、いろいろな肉づけもあとから出来そうな感じの内容。
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No.79:
(3pt)

そりゃ泣くけどさ

死ぬネタ絡めるとそりゃお涙ちょうだいにもなるんじゃないかなぁと。
さすがに最後のいきなり感には面食らったけれども、
そうなった原因に対して主人公含め誰も一切恨みも持たずってのはさすがにありえないでしょう。
個人的には好きではあるけれども最近映画化やらされるのって
手放しでハッピーエンドってのが少なくなってきている気がする。
読了後に少なからずモヤモヤ感が残ってしまうのはなんだかなぁ。
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No.78:
(3pt)

タイトルの真意。。。

人との関わりをシャットアウトした主人公が、「彼女」によって変化していく。
物語の後半、病室のあるシーンの主人公のセリフで私は泣きそうになりました。
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No.77:
(3pt)

ぼちぼちなライトノベル、MW文庫あたりから出るべきでは?

ライトノベルが過去好きで、「半分の月がのぼる空」などを読んだ私にとっては、違和感なく、そこそこ楽しめました。

各キャラクターや立ち位置は、類型としてのボーイ・ミーツ・ガールに正しく当てはまり、エモさを感じさせるもので、
その手の作品を好む人にはややウケでしょう。
死が確定されているエモさや、可愛げのある中二病のヒロイン、大団円を迎えない終幕などは好みでしたが、
各所に見られるリアリティの欠損や、いまいちパンチの効いていない名前に関する伏線など、物足りなさを感じます。

昨今の一般文芸レーベルのライトノベル偏重具合にはやや飽々としています。
双葉社だからそこそこの賞レースを勝ち取れたのでしょうけれど、メディアワークス文庫あたりではそこそこ程度で、他作品に埋もれるでしょう。
失敗したとも思いませんが、人に勧めたいとも思いません。
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No.76:
(3pt)

それなりに良かったですよ

厳しい評価も多いですが、 それなりに心に響く作品だと思います。 確かに 本屋大賞に値するかと言うと大いに疑問です。 作品の深みは感じませんし、 冗長な部分も大きすぎます。
しかし若い作家のデビュー作という点を考慮すれば 、 まあ及第点と言えるのではないでしょうか。
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No.75:
(3pt)

ラノベ??

ふだん本を読まない私にも読みやすかった。程良いラノベ感、中二感があった。
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No.74:
(3pt)

前半頑張れば終わりは爽やか

読み終えた後はとても爽やかな気持ちになりました。
前半はどうしても本の中に入り込めず、途中で何度諦めようと思ったことか。でも本屋大賞受賞には理由があるはずや!と思い頑張りました。
表現の仕方などはやはり携帯小説感はかなりあります。
でも最後は泣けました。
私も身近な人を亡くしたことがありますが、だからこそ響くものは確かにあると思います。
デビュー作とのことなので、作者がこれからどんな本を執筆されるのか楽しみですね。←誰やねん
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No.73:
(3pt)

ラノベとしてなら…

「僕」と「桜良」と全く同じ関係性、つまり、「友達でも恋人でも無い、それ以上の特別な関係」の男の子が、私にもいるので、共感はしました。こんなやり取りしてるなーって、笑っちゃうくらい。その点では面白かった。
でもこの本で感動はしないかな。文学として、拙い。例えば「うふふふふふふふふふふふ」とか、いつかのセンター試験ですか?って思ったし、「僕」が初めて取り乱したシーン、「うわああああああ(以下略、3行)」…え?って感じ。興ざめでした。
ただ泣いているシーンだって、表現次第でいくらでも人を感動させたり出来るのに、残念。
ラノベとして見れば面白いのかもしれない。普段ラノベは読まないから分かりませんが。
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No.72:
(3pt)

「コミ障」の男性は共感しやすいかもしれない。

映画がそこそこ面白かったので、帰路、購入して読む。
 「明朗快活で元気溌剌、クラスの人気者の彼女」と「クラス随一の地味で根暗な少年(p.52)」の物語。「僕」による一人称小説。映画は過去と現在が往復する枠組みになっていたけれど、小説は良くも悪くも一直線な構成。
 ネット上での酷評にあるように、たしかに文章が流麗とは言えない(桜良は何度「うわははっ」と笑うことか。他に笑い方はないのか)。太宰治が一番好きで、自分の心情についての能書きがやたらに多い「僕」がダメというのも分からないではない。「君の膵臓をたべたい」という、書名にもなっているフレーズの一点勝ちという印象もある。
 が、まあそんなに罵倒されるほどには悪くはないのでは。まあ、私は、職場の飲み会の場所に早く着いてしまったときに、世間話せずに本を読んでいたりする程度には「僕」的なので、感情移入しやすいのかもしれないが。
 それにしても、他者との関わりに消極的な/「コミ障」の男性が、積極的な/ぶっ飛んだ女性に救済されたり翻弄されたりという物語がなぜ多いんだろうかと思う(『ノルウェイの森』の「僕」とみどりもそうだし、古くは武者小路実篤の『愛と死』だってそれに近い)。
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No.71:
(3pt)

過大評価?

爽やか学生ストーリーではあるが、生死をテーマにされた物の重みは無いかも。
それがウケてるのかな?ん〜びみょ。
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No.70:
(3pt)

〜おすすめです♪〜

ラストは想像していない出来事が起こり、自分的にはなんとなくモヤモヤしてしまいました。同じようなシーンが多く、1日で読み終わろうとすると疲れてしまい、3ヶ月程かかってやっと読み終えることができました。感動はできませんでましたが、きれいな話で気持ちは穏やかになりました。
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No.69:
(3pt)

売りであろうオチが微妙

最初の数ページで何となくラノベっぽいなーと思いました。(ラノベは読んだことがないが笑)
2/3くらいまでは楽しめましたが、彼女の死に方が雑で少し冷めてしまいました(..)
読後このタイトルに涙するとの帯もありますが、パンチがなくて泣けませんでした。
君の膵臓をたべたいAmazon書評・レビュー:君の膵臓をたべたいより
4575239054
No.68:
(3pt)

泣けるには泣ける

他のレビューにもあるしタイトルでも想像つくように闘病物だから泣ける。
特に子供がいる世代は泣かずにはいられない。
高校生同士の恋に落ちる前のむず痒い描写も僕は好き。
ただ、あのクライマックスを用意するなら作者は後書きなり、○○に捧ぐ、なり、書いたきっかけを説明して欲しかった。
物語なら物語だと言って欲しいし、何か実体験や事件に基づくのか説明が欲しい。物語のなかでクライマックスの必然性が語られ切ってないから。
でないと消化不良のままです。
物語の結末は読者は選べないのだから。
サリンジャー的なことをやりたかったのかなー?だとしたら時代にあってないと思います。
君の膵臓をたべたいAmazon書評・レビュー:君の膵臓をたべたいより
4575239054

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