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私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback?
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私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback?の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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人間と見分けがつかないウォーカロンがいる世界。人間も様々な機能を機械化し長生きする世界の物語 | ||||
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大昔に数ページで断念した「スカイクロラ」が肌に合わず それ以降苦手な作家さんでした。 が、たまたま本屋で見かけタイトルに興味を持って 買って読んでみたところ 面白くてハマってしまいました。 主人公の科学者が工学博士にも関わらず、 理屈っぽさと人間味をほどよく持ち合わせていて親近感も感じるし、 ウグイをはじめアネバネなど他の登場人物も格好よくて魅力的です。 基本的に淡々と物語が進行するのに対して、 緊迫するシーンはベテランの作家さんらしく、 非常に臨場感がありハラハラさせられます。 SFも普段あまり読まないタイプですし、 巻数が長いものは敬遠していますが 大人になってからここまでワクワクするような 本に出会えたことはありません。 シリーズはまだ続くということで、新作を心待ちにしています。 | ||||
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森博嗣のWシリーズ第5弾。 今回の舞台は南アフリカである。なにやら謎めいた存在である「富の谷」なる地区に赴くいつもの面々。ちょっとしたドタバタを経て、やや原始的な移動手段でもって現地潜入を敢行。意外にすんなりと当該地区の責任者と面会できるのだが・・・というストーリ展開。 実はこのあたりからが先が本作のメインなのだが、ネタバレになるのでちょっと語るのが難しい。 前作までもそうだったのだが、Wシリーズはわれわれ人類が近い将来に選択するかもしれない未来を描いている。本作の目玉技術も、10年余り前にものすごく話題になった某・アクション映画の流れと言えなくもないが、突き詰めていけばありえない選択でもないのかもしれない。果たして我々はこの方向性を検討するのだろうか。 (ところでこのシリーズ、毎回それなりに派手な戦闘シーンが出てくるのだが、本作ではあんまりそういうところは描かれていない。作者の趣向が変わったのかもしれない。個人的には少々鼻白む気分だったので無くても良いのですが。) | ||||
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女王シリーズ2作目の前後の話だと思われます。 他シリーズに散りばめられた伏線拾いが次回作も楽しみです。そしてまた他のも読み返したくなります。 | ||||
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どなたかが書いておられたが、「引退宣言後の森博嗣は読者にやさしい」。まさしく。長年その物語世界をフォローしてきたファンとして、ただただ感動の1冊に。と、こんな素朴な感慨がシリーズ終盤で斜めにひっくり返されるかもしれないのも、この著者の魅力であるが(笑) | ||||
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主題は「私たちは生きているのか」というタイトルの通り。 ハギリの思考中心に、このテーマを論じる場面が多い。 人と人に作られた存在ウォーカロンが接近している状態。生命とは、人とは何か、という問いが不可避のものとなる。 一方、現在の私たちがこのテーマをもっと考えようとしていないのはなぜか、ということまで考えさせられた。 やはり、森博嗣作品のファンとしては、ハギリとウグイのやりとりがご褒美でしょう。とても素敵。 | ||||
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「私たちは生きているのか」、この題名を初めに見た時から発売を楽しく待っていました。 これは今までのシリーズでも出され続けた命題でした。 その答えは、人と人の造物であるウォーカロンとの対比が見えるWシリーズだからこそ出すことができたのだと 実感できます。 そして、最後にのデボラとのやりとりは胸にずっとしまっていたくなるくらいに素敵でした。 もうこれ以上がないくらいに良い読後感でしたが、まだ予定の10冊の半分にきたところなんですね。 残り半分をどのような話が飾るのか、楽しみでなりません。 | ||||
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引き込まれる展開で、一気に読んでしまいました。 今回の舞台はアフリカ。 アフリカらしいことは冒頭のバイクに乗る場面くらい(新鮮でしたが)で、むしろ大事な舞台はバーチャル世界。バーチャルだから「あの方」が登場するかと思いましたが… 人間ではない存在は、かえって人間ってなんなんだろう、と考えるきっかけになる。 哲学書ではなく「物語」ではありますが、読み終わると深く考えさせられます。 ラストシーン、好きです。 次は2017年6月「青白く輝く月を見たか?」との旨、森博嗣先生のサイトにありました。 楽しみです。 | ||||
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