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コロシアム
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コロシアムの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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Kindleセールで安かったので購読。 コロシアムという閉鎖された場所での殺し合いというあらすじだったので、バトルロワイヤルのような内容かと思っていたが、殺し合いは殆どせず、会話中心で物語が進む比較的平和な内容でした。 残虐な描写は一切なく、中高生でもサクッと読める内容になっています。 ●良かった点 ・そもそも人を殺した経験のない少女達を集めたところで、すぐに殺し合いに発展するわけでもないので、現実的な進み方でリアル感があった。 ・物語後半では殺し合いが始まり、少女達の命をかけた奮闘が繰り広げられる。(かなり小規模ですが) ●悪かった点 ・登場人物がそれぞれの役割を全うする為だけに存在するので、魅力がなく、日常会話もつまらない為、誰一人として感情移入出来なかった。 ・主人公に魅力がない、数字で物事を判断するのが特徴だが、それだけで、この人がいないとダメって所がなかったので、他に代替えがきく人物だと思った。 ・コロシアム内ではあまりにも何も起きずにスロペースで進むので、デスゲームにしては緊張感がなく、途中で飽きてしまい、読み進めるのに苦労した。 この巻以降の2巻、3巻と物語は大きく進むらしいが、あまりにも退屈で飽きてしまい、この先の物語も気にならなくなったので、読むことはないでしょう。 内容がライトなので、はじめてデスゲーム作品を読む中高生あたりにはおすすめかな。 | ||||
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面白いなんていう言葉はこの本に登場する人達にとっては申し訳ないですが、同じ学校の生徒同士で殺し合うというすごい設定でした。読んでいて読むことを止められなくなりました。それほどすごかった本です。気になった人は読んでみて下さい。 | ||||
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よくできています。多くを語るとネタばれしてしまいそうなので、、じっくり読んで堪能できると思います まったく買って損はない作品でしょう | ||||
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土橋先生の作品は大好きなのですが、今回の作品は「楽園島からの脱出」にちょっと似すぎているかなぁ・・・と思います。 人間真理などは相変わらず面白いのは面白いのですが、それだけにあっと驚かされるような展開がなくて少し残念。 ストーリーも後半に進むにつれ駆け足で、生徒会長サイドの掘り下げがもう少し欲しかったです。 ですが、相変わらずの面白さでした。読んで期待を裏切らないとは思います。 | ||||
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あまり土橋真二郎 様の著作を読んでいないため、他の方のご意見とは違ってしまうと思いますが。 折角の機会なのでレビューさせて頂きます。 まず、全体的な感想と致しましては、テンポが良く、デスゲームを題材に、ヒロインが生き残っていく内容は面白かったです。 特に、主人公が理論的で、思考しながらヒロインをサポートしていく感じは、FPS感覚とは違い如何にしてヒロインを生き残らせるか(勝たせるか)という進め方はある意味ゲーム攻略と似ていて面白かったです。たとえるならシュミレーションゲームみたいな感じです ただ、後半につれて表現が淡白というか薄くなっている気がしました。 最後はオチがなく、続編を乞うご期待っ!見たいな感じです。 序盤に唐突に始まり興味を惹かれ、論理的な主人公を軸に話が進んでいくさまは楽しく。 いろいろと、主人公とヒロインの環境や状況、などが明確になっていき どうやって、このデスゲームをクリアーするかというところが読みどころだと感じました。 ただ、後半に入るにしたがって、物語の舞台が、個人→グループ→集団と大きくなるにつれて 登場人物が倍々に増えていくので、主人公とヒロインだけの部分などに比べると 描写自体は淡白で薄い感じです。個人的にはこの内容だったら3巻に分けて書いても良いのではないか? もう少し、各キャラクターの関係性やら背景、真理的描写があっても良いのではないかなと思いました。 ここら辺、個人の好き嫌いなのでしょうが、私はねっとりと書いてあったほうが好きなので物足りないと感じましたが 人によってはこれぐらいさっぱりしてるほうが良いという人が居ると思います。 続編が出るの(?)かは知りませんが、最後のオチに関しては落ちてる感じではありませんでした むしろこれから始まるよ的な閉め方で、今までのは全部オープニングだったのさっ!といわれれば納得する形です。 まとめ 良かった点 ・テンポが良く、読みやすい ・主人公が魅力的 ・プレイヤー目線ではなく、サポート目線のデスゲームで新鮮な目線 物足りなかった点 ・設定やキャラクター数に対して描写が少なく、淡白に感じる ・オチがオチてない・・・・続編に期待? ・結末が明確にされていない。 以上となります。 お目を汚しをお許しください。 | ||||
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久々の土橋×白身魚ということで楽しみながら読みました。 設定としては土橋さん定番のデスゲームです。 ただ、主人公が参加者ではなく、サポート側です。 内容はハラハラしてスピード感もあり良かったと思います。最後のラストに全部持っていかれます。(いい意味で)登場人物が多いので、目立たないキャラが何人かいます。 続刊がでるらしいので、今後キャラを掘り下げてもらえたら嬉しいです! 個人的には主人公が好きなキャラでした。計算高い、理屈系男子で良かったです(・∀・) | ||||
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相変わらずの安定感です。 読んでいて違和感あると思っていたら、最後のあの舞台説明は卑怯過ぎます!(褒め言葉) 後、白身魚氏とのコンビ復活でよかったです。白身魚氏の方が、絵がしっくり来ます。可愛いですし。 | ||||
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クラスメイトが謎の空間に送られた少女に指示を出しながら生きるか 殺すかの選択を迫られる、というのが大まかなストーリー。 読んでいる際、「どんだけ生徒が好き勝手やってんだこの学校・・・」と思いましたが、 最後にその謎が明らかに。なるほど、「そういう場所」だったのかと納得。 そして、「謎の空間のゲームに参加する側」でなく「指示を送る側」に主人公が属している、 という設定は斬新なものだった。 ゲーム参加者側と指示側にそれぞれスポットが置かれ、どちらの描写も陳腐にならず 情景や感情描写もしっかりした出来栄えになっている。 作者さんのツイッターによると続編が出るらしいので期待。 今回だけでは出番が少ないキャラも見受けられるため2巻では そういったキャラにも焦点を当ててもらえると嬉しく思う。 この学園とゲームの辿り着く終着点は全く予想ができない。 はたして次巻以降で待つのはハッピーエンドか、バッドエンドか。 | ||||
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やりつくしたかと思われたバトルロワイヤル系だが、ライトノベルでは意外にそれがなかったような気がする。 ストーリーにおいても、プレイヤーを補佐する視点であるため手あかがついた感はなかった。 前作OP ticketとはがらりと変えたストーリーだったが、ゲーム的なシステムとキャラクターの心理描写など共通する部分もあったと思う。 イラストのクオリティも素晴らしい。 | ||||
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本作を読んで改めて土橋氏は極限状況における 数字、確率論、ゲーム理論、論理的思考等が秘めた、 直言を覆い隠すオブラート能力、暴露能力に憑かれた作家さんだと痛感しました。 例えば女は涙を武器にする。女をリーダーにすれば批判をかわせる。 男の公人が配慮なく放言すれば、たちまち職を失いかねない際どい思考を、 極限の駆け引きという免罪符を掲げ、論理で包みつつ、容赦なく遡上に乗せてきます。 もっと数字や確率の持つ客観性を生かして、隙のないデスゲームのルールを構築し、 論理的な駆け引きのぶつかり合いに徹すれば、 氏の小説はきっとよりいわゆる良作と言われる、万人向けの作品に近づくことができるのでしょう。 けど作者は論理的な創作の最中に浮かんだ閃き、 タブーへ肉薄するチャンスへの欲求に忠実です。 だから話の辻褄よりも、多少、脱線してでもウンチクの披露に余念がなく、 キャラの扱いも濃淡が激しいです。 邪推ですが作者は創作活動の場に、キャラを多数並べて、その絡み合いから、 面白い着想が生まれたら表現し、何も生まれなければ空気になるのも仕方なし…。 そういう思考ゲームを繰り返しているのではないかと思えるほどです。 けどそこが氏の作品の魅力であり個性なのだと思います。 話の本筋とは離れた部分でも印象的なフレーズ数多く零れ落ちてきた、 楽しい?思考実験だったと思います。 また本作では水や食料同様、情報もまた人間が渇望する 不可欠な要素として描かれていた点も興味深かったです。 情報が単にサバイバルに有用なデータという意味を越えて、遮断されると発狂する必須要素、 欲求に従い情報で自分を埋めても埋めても足りずに求めてしまう中毒性。 そのくせ多くの情報はゴミで、接取し過ぎると思考を曇らせ、倫理観をも鈍らせる。 そして、こうした情報の性質がゲームの展開をも左右する。 より生理的欲求に近い観点からの情報についての思考が刺激的でした。 欲望の赴くままネットに入り浸り時間を浪費してしまいがちな、 私にとっては結構ドキリと来る一考察でした。 | ||||
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久々の土橋×白身魚コンビ。 内容はいつものデスゲームだが、最後の舞台背景の説明はなかなか驚いた。確かに教師達の描写や学校外にいたことはなかったが…。 巻き込まれる生徒達のキャラクターもよくも悪くもいつも通り。 中二病を拗らした主人公と、劣化オリビア、実力者の女先輩に、相手を批判するだけの無能なモブクラスメイト。 ツァラトゥストラの舞のようなキャラをもう一度見たい。 デスゲームなのにゲーム性が薄いところは気になったが、作中のフォーラム(現実でのLINE)への言及は的を得ていたし、運命の人が現れる確率論のくだりなどいつもの土橋節は健在なので、ここら辺はやはりベテランだからか、氏のファンなら安心して読めるだろう。 一応この巻で一段落はつくが、まだプロローグといった印象。 次巻以降はもう少しキャラの印象を強くし(特にチェス研の面々は何の存在意義があるのかわからなかった)、ゲーム性を上げてほしい。 この巻単体では星4つだが、これからの展開によっては化ける可能性もあるだろう。 萌えを前面に出さない氏の作風はかなり好みなので、頑張ってほしい。 ✳︎あとがきで「ツァラトゥストラの階段」に触れていたので続きを出す意思があるのだろうか…。 | ||||
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ツァラトゥストラへの階段以来、数年ぶりに土橋真二郎×白身魚のタッグなので期待しておりました。 内容はいつものデスゲーム…なのですが、今回主人公である萩原はデスゲーム自体には参加しません。 デスゲームに参加しているのはヒロインの月島伊央であり、萩原はスマホ越しにサポートするのみ。ツァラトゥストラ3巻に少し似ています。 そんな萩原は土橋さんの主人公としては久しぶりの数字や理論、お金を重視し感情を軽視する、「デリカシーのない人」(伊央談)で、共感できる主人公ではありません。 その他のキャラも腹に一物持ったキャラがたっぷりといるんですが、デスゲームを展開しているこの本には合っていると思います。 ただ、最初のレビュアーさんの言うとおりキャラ描写自体は薄めで、特にチェス研の羽留奈と亮は存在意義が見出せません。 『画面の向こう側』のデスゲーム自体はあまり駆け引きがあるようなものではなく、デスゲームを行っていない『画面のこちら側』の重要度が高くなっている。 こう書くと微妙な作品に見えてしまうのですが、最後まで読むとその理由も自ずと判明します。エピローグのためにある一冊と言っていいでしょう。 ただ、エピローグまで読んでもまだ物語は完結しておらず、二巻も書けるような終わり方になっている。 個人的には良いところで終わったと思っているのでこのまま終わっても良いと思っていますが、人によってはモヤモヤしてしまうでしょう。扉の外を読んだことがある人なら…あんな感じです。 まとめて一言で言ってしまえば、今作は人を選ぶ作品になっています。土橋さんの作品が初めての人は、他の作品から手を出したほうがいいでしょう。 土橋さんを読んだことがあるなら、買って損はしないと思います。 | ||||
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