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コロシアム
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コロシアムの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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面白いなんていう言葉はこの本に登場する人達にとっては申し訳ないですが、同じ学校の生徒同士で殺し合うというすごい設定でした。読んでいて読むことを止められなくなりました。それほどすごかった本です。気になった人は読んでみて下さい。 | ||||
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よくできています。多くを語るとネタばれしてしまいそうなので、、じっくり読んで堪能できると思います まったく買って損はない作品でしょう | ||||
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土橋先生の作品は大好きなのですが、今回の作品は「楽園島からの脱出」にちょっと似すぎているかなぁ・・・と思います。 人間真理などは相変わらず面白いのは面白いのですが、それだけにあっと驚かされるような展開がなくて少し残念。 ストーリーも後半に進むにつれ駆け足で、生徒会長サイドの掘り下げがもう少し欲しかったです。 ですが、相変わらずの面白さでした。読んで期待を裏切らないとは思います。 | ||||
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久々の土橋×白身魚ということで楽しみながら読みました。 設定としては土橋さん定番のデスゲームです。 ただ、主人公が参加者ではなく、サポート側です。 内容はハラハラしてスピード感もあり良かったと思います。最後のラストに全部持っていかれます。(いい意味で)登場人物が多いので、目立たないキャラが何人かいます。 続刊がでるらしいので、今後キャラを掘り下げてもらえたら嬉しいです! 個人的には主人公が好きなキャラでした。計算高い、理屈系男子で良かったです(・∀・) | ||||
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相変わらずの安定感です。 読んでいて違和感あると思っていたら、最後のあの舞台説明は卑怯過ぎます!(褒め言葉) 後、白身魚氏とのコンビ復活でよかったです。白身魚氏の方が、絵がしっくり来ます。可愛いですし。 | ||||
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クラスメイトが謎の空間に送られた少女に指示を出しながら生きるか 殺すかの選択を迫られる、というのが大まかなストーリー。 読んでいる際、「どんだけ生徒が好き勝手やってんだこの学校・・・」と思いましたが、 最後にその謎が明らかに。なるほど、「そういう場所」だったのかと納得。 そして、「謎の空間のゲームに参加する側」でなく「指示を送る側」に主人公が属している、 という設定は斬新なものだった。 ゲーム参加者側と指示側にそれぞれスポットが置かれ、どちらの描写も陳腐にならず 情景や感情描写もしっかりした出来栄えになっている。 作者さんのツイッターによると続編が出るらしいので期待。 今回だけでは出番が少ないキャラも見受けられるため2巻では そういったキャラにも焦点を当ててもらえると嬉しく思う。 この学園とゲームの辿り着く終着点は全く予想ができない。 はたして次巻以降で待つのはハッピーエンドか、バッドエンドか。 | ||||
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やりつくしたかと思われたバトルロワイヤル系だが、ライトノベルでは意外にそれがなかったような気がする。 ストーリーにおいても、プレイヤーを補佐する視点であるため手あかがついた感はなかった。 前作OP ticketとはがらりと変えたストーリーだったが、ゲーム的なシステムとキャラクターの心理描写など共通する部分もあったと思う。 イラストのクオリティも素晴らしい。 | ||||
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本作を読んで改めて土橋氏は極限状況における 数字、確率論、ゲーム理論、論理的思考等が秘めた、 直言を覆い隠すオブラート能力、暴露能力に憑かれた作家さんだと痛感しました。 例えば女は涙を武器にする。女をリーダーにすれば批判をかわせる。 男の公人が配慮なく放言すれば、たちまち職を失いかねない際どい思考を、 極限の駆け引きという免罪符を掲げ、論理で包みつつ、容赦なく遡上に乗せてきます。 もっと数字や確率の持つ客観性を生かして、隙のないデスゲームのルールを構築し、 論理的な駆け引きのぶつかり合いに徹すれば、 氏の小説はきっとよりいわゆる良作と言われる、万人向けの作品に近づくことができるのでしょう。 けど作者は論理的な創作の最中に浮かんだ閃き、 タブーへ肉薄するチャンスへの欲求に忠実です。 だから話の辻褄よりも、多少、脱線してでもウンチクの披露に余念がなく、 キャラの扱いも濃淡が激しいです。 邪推ですが作者は創作活動の場に、キャラを多数並べて、その絡み合いから、 面白い着想が生まれたら表現し、何も生まれなければ空気になるのも仕方なし…。 そういう思考ゲームを繰り返しているのではないかと思えるほどです。 けどそこが氏の作品の魅力であり個性なのだと思います。 話の本筋とは離れた部分でも印象的なフレーズ数多く零れ落ちてきた、 楽しい?思考実験だったと思います。 また本作では水や食料同様、情報もまた人間が渇望する 不可欠な要素として描かれていた点も興味深かったです。 情報が単にサバイバルに有用なデータという意味を越えて、遮断されると発狂する必須要素、 欲求に従い情報で自分を埋めても埋めても足りずに求めてしまう中毒性。 そのくせ多くの情報はゴミで、接取し過ぎると思考を曇らせ、倫理観をも鈍らせる。 そして、こうした情報の性質がゲームの展開をも左右する。 より生理的欲求に近い観点からの情報についての思考が刺激的でした。 欲望の赴くままネットに入り浸り時間を浪費してしまいがちな、 私にとっては結構ドキリと来る一考察でした。 | ||||
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久々の土橋×白身魚コンビ。 内容はいつものデスゲームだが、最後の舞台背景の説明はなかなか驚いた。確かに教師達の描写や学校外にいたことはなかったが…。 巻き込まれる生徒達のキャラクターもよくも悪くもいつも通り。 中二病を拗らした主人公と、劣化オリビア、実力者の女先輩に、相手を批判するだけの無能なモブクラスメイト。 ツァラトゥストラの舞のようなキャラをもう一度見たい。 デスゲームなのにゲーム性が薄いところは気になったが、作中のフォーラム(現実でのLINE)への言及は的を得ていたし、運命の人が現れる確率論のくだりなどいつもの土橋節は健在なので、ここら辺はやはりベテランだからか、氏のファンなら安心して読めるだろう。 一応この巻で一段落はつくが、まだプロローグといった印象。 次巻以降はもう少しキャラの印象を強くし(特にチェス研の面々は何の存在意義があるのかわからなかった)、ゲーム性を上げてほしい。 この巻単体では星4つだが、これからの展開によっては化ける可能性もあるだろう。 萌えを前面に出さない氏の作風はかなり好みなので、頑張ってほしい。 ✳︎あとがきで「ツァラトゥストラの階段」に触れていたので続きを出す意思があるのだろうか…。 | ||||
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ツァラトゥストラへの階段以来、数年ぶりに土橋真二郎×白身魚のタッグなので期待しておりました。 内容はいつものデスゲーム…なのですが、今回主人公である萩原はデスゲーム自体には参加しません。 デスゲームに参加しているのはヒロインの月島伊央であり、萩原はスマホ越しにサポートするのみ。ツァラトゥストラ3巻に少し似ています。 そんな萩原は土橋さんの主人公としては久しぶりの数字や理論、お金を重視し感情を軽視する、「デリカシーのない人」(伊央談)で、共感できる主人公ではありません。 その他のキャラも腹に一物持ったキャラがたっぷりといるんですが、デスゲームを展開しているこの本には合っていると思います。 ただ、最初のレビュアーさんの言うとおりキャラ描写自体は薄めで、特にチェス研の羽留奈と亮は存在意義が見出せません。 『画面の向こう側』のデスゲーム自体はあまり駆け引きがあるようなものではなく、デスゲームを行っていない『画面のこちら側』の重要度が高くなっている。 こう書くと微妙な作品に見えてしまうのですが、最後まで読むとその理由も自ずと判明します。エピローグのためにある一冊と言っていいでしょう。 ただ、エピローグまで読んでもまだ物語は完結しておらず、二巻も書けるような終わり方になっている。 個人的には良いところで終わったと思っているのでこのまま終わっても良いと思っていますが、人によってはモヤモヤしてしまうでしょう。扉の外を読んだことがある人なら…あんな感じです。 まとめて一言で言ってしまえば、今作は人を選ぶ作品になっています。土橋さんの作品が初めての人は、他の作品から手を出したほうがいいでしょう。 土橋さんを読んだことがあるなら、買って損はしないと思います。 | ||||
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