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春の夢
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春の夢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 21~30 2/2ページ
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15年前、まだ学生だった頃に出会った。 みずみずしい生命の躍動と静謐な清潔感を同時に感じる作品。 タイトルは「春の夢」に改題してよかったと思います。 あなたがまだ学生なのであれば、 数時間と数百円をこの小説にささげてほしい。 自分の中では宮本作品中「錦繍」と並ぶベスト作品です。 ああ、学生に戻りてえなぁ。 | ||||
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壁に釘で止められてしまったトカゲと、親の借金で身動きが取れなくなってしまった主人公。彼らは自由を手に入れられるのだろうか?というテーマで、主人公の姿をトカゲに投影したのを面白いアイデアだと思う。しかしながら終盤の展開が強引すぎて、少し興ざめしてしまった。 | ||||
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「空を飛ぶものは、みなふたつの翼を持っている。そして、一つの鏡を持っている」。湧き出る生命力を信じ、明るい方へ向かいたくなったときに読む本。私はこの本が大好き。何度も読んでいます。 | ||||
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大学生の時に初めて読んだ。そのときは「蜥蜴の話」という印象しか残らなかった。でも「また読みたい」とずっと思っていて、ついに見つけて再読。28歳になった今、感じることはやはり少し違っているようで、心を掴まれた。読んでいてハラハラドキドキもしないし、ひどくショッキングだったりすることもあまりない、静かな物語。しかし、心の奥深くに浸透してくる感がある。数年したら、またストーリーもタイトルも忘れてしまうかもしれない。しかし「なんかいい感じだったあの本、もう一回読みたいな」って思わせる本ではないかと思う。そして、数年後にはまた涙してしまうのではないかと思う。生きることの重さや辛さ、そして楽しさを知っている人間にはたまらなく心にぐっと来るものがあるのではないだろうか。 | ||||
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主人公の井領が奮闘する毎日や、恋人への不器用思い、そして不慮の事故で壁に釘付けにされてしまったトカゲを通して考えさせる生と死。 淡々とした文章の中で綴られていく彼の気持ちには共感を覚えました。 どちらかといえば読みやすいほうに入ると思うけど、好き嫌いがわかれるかも。 | ||||
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「青が散る」を読んで感銘を受けてからすぐに購入した本。著者が同じだからというのはもちろんあるのかもしれないが、いろんな共通点を見つけることができる。ただそれは「マンネリ」とか「飽き」というものではない(多少、思うところはあったとしても)。今回、キンという主人公の意外なパートナーが、途中から私(特に姉)の関心を惹きつけて放さなかった。 | ||||
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30歳以上の方にお勧めです。 大学を卒業して10年が経ちました。 社会人になって忘れてしまったもの、例えば一人の女性に対する不器用でひたむきな思いや、成長するための苦悩、がむしゃらさ、はじらい・・・誰もが持っていたあの甘く切ない青春時代を追体験させてくれます。 作品に感動すると言うより、自分の青春時代と重ね合わせて、そして、今の自分に足りないものを思い出させてくれます。 登場する女性達も魅力的で、昔を思い出します(笑) 読んだ後、10年若返った気がしました。 母に宮本輝にはまっているというと、あなたも年を取ったねぇと言われました。 | ||||
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圧倒的な生命力を感じた。 私たちは生かされている、それとともに自らの意志で生きているのだ。 | ||||
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宮本輝作品は大体読みましたが、その中でも大好きな1作です。学生である主人公の奮闘する毎日は、その年頃が抱える問題がたくさんあって大変だけれどその中で一生懸命奮闘する主人公に共感を覚えました。読後感が大変すがすがしく、元気が出てきました。年をとっても、青春時代を懐かしみながら楽しんで読むことができる1冊だと思います。 | ||||
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一昔前の時代の若者の青春の日々の出来事が、一見関係なさそうな蜥蜴の自由を拘束された生活と対比されて描かれている。今も昔も基本的に人間の考えることは同じであって、周りを構成する環境が行動を左右するのだと思った。それは、この物語の若者と私のものの考え方がすごい似ていたからだ。若い躍動感があふれ、それでいて寂しい物語である。 | ||||
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