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流転の海
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流転の海の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全58件 21~40 2/3ページ
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写真では帯が付いているのに、送られてきたものは「帯無し」でガッカリ…の他は申し分ない。 | ||||
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まだまだ、深くなると思っています。わくわく、どきどきしながら2部を読みたいと思います。 | ||||
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気にいる又は気に入らないは、関係無いです。読みたいと思って購入しました | ||||
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何かで35年かかった長編小説が完結したという記事を読んで、ほとんど知らなかった宮本輝の流転の海」を1巻から読み始めた。 作者の父と自分を含めた家族を描いているという概要にも興味を持った。昭和22年に50歳にして長男を授かったところから物語は始まる。 第1巻で描かれる伸仁の父、熊吾は、女性から見て受け入れがたいパワハラ気質を持つ男だが、そもそも親分肌の男は、多かれ少なかれこんな感じなんだろうというリアルさがある。 戦後の大阪や郷里の宇和の生活も、現代では見られない風景が描写されていて興味深い。 自分も昭和生まれなので、物語が進むにつれ、自分が知っている時代がだんだん近づいてくるという面白さもある。 | ||||
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今回偶然にもこのシリーズを書店で手に取る(但し第8部)事になり、それでは第1部からと言う事で先ずは4部迄購入致しました。時代背景が、戦後の混乱期からと言う事もあり、その情景を思い起こせる世代の為興味津々で読み続けております。第4部を完読後第5-7部、更には最終巻の第9部と読み進めたいと思います。 良い作品に出合えたと思っております。 | ||||
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3.4回読んでます。何度読んでも引き込まれて、2部3部、、と長く続くので他のことができなくなるのです。熊吾の人柄と取り巻く人々、時代背景。一瞬で戦後の情景に引き込まれて、まるでその時代を知っているかのような感覚になります。 1部は房江の回想が好きです。あと、最初に出てくる死んだ妹を背負ってる少年。そんな時代がこの日本にはあったのだと、心が締め付けられるのです。 | ||||
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裏表紙に著者畢生の大作第一部とあるが、この作品はこの賛辞にまさしくあてはまる。 舞台は敗戦から2年目から始まる。主人公の松坂熊吾は粗野で暴力的であるが頭は切れて人情味もある男で、50歳にして大阪の闇市で松坂商会の再起を図るが、それと同時に50歳になって初めてできた第一子が20歳になるまでは絶対死なないと心に誓う。 第一部の本書では、再起に奮闘する姿と同時に、4人目の妻の房江との馴れ初めや新たな女や部下との出会いと別れが描かれる。物語としてもよくできているし、内面の心理描写も素晴らしく引き込まれる作品だ。まだ先は長いが、熊吾と房江が今後どのような人生を送っていくのか、早く第二部を読みたい気持ちで一杯だ。 | ||||
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おもしろいです。引き込まれました。 一気に読めました。 こんなに素敵な物語に出逢ったことないです。 | ||||
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懇意にして頂いている方から以前文庫本を頂いて読んだ時はどうしても熊吾を受け入れられなかったが55を過ぎやっと理解出来るようになった、気がする。今第2部。昭和初期戦前戦中戦後簡単には語れない時代も素直に受け止められます。 | ||||
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15年ぐらい前に、単行本で、5部まで読み、1巻から再読もちろん、最終巻9まで、読むつもり | ||||
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戦後間もないころ 熊吾は 自分のビルの跡地から 復興を始める。 熊吾は威勢がよく、勢いがある。 44歳の熊吾と29歳の房江が、結婚した。 熊吾は 4度目の結婚だった。 50歳の熊吾に 伸仁が生まれた。 そのときの 房江に対する態度は荒々しいものだった。 剛毅でありながら小心な、 獰猛でありながら涙もろい、 知的な部分と粗野な部分とを混然と合わせ持っている 不思議な男。 房江とのなれそめ。 房江が本茶屋で切り盛りする能力が 十分に活かされている わけではない。 元新橋芸者 園田美根子との付き合い。 辻堂との出会いと亜矢子との出会い。 父と子をテーマにしているが 父親が 主人公として そそり立つ。 戦後史の側面として 父親史。 | ||||
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田舎の小学生で靴下とズックを履いてる子は稀で、長靴をくるぶしの下辺りでカットしたような『ゴム靴』を素足のまま履くのがフツーだった昭和30年代後半。それ以前は『でんぷん靴』って呼んでいたんだなあと、この本を読んで知ったものでした。 また、『日本人の国民性である倨傲と卑屈が入り混じった不可解な愚昧性』等々、思わず膝を打つ文章が所々に登場し、宮本氏が持つ言葉の力と語彙の豊富さに感嘆感服しきりです。 | ||||
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戦後まもなくの阪神地方を舞台に、父熊吾が焼け野原から事業を再開させる過程を描く。その中には、50歳にして初めて父親になり、子育ての奮闘する姿や、母の生い立ちや、両親のなれそめなどが入り込んでいる。 豪放磊落な熊吾はもとより、苦労人の母房江など小説の中の登場人物が実に魅力的で、また、従業員や商売相手の裏切りなど、人間の弱さも丁寧に描かれているので、飽きない。 本人にとっては、自伝的なライフワークなのであることは承知だが、魅力的な大衆文学に久しぶりに出会ったと感じさせる小説。 | ||||
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第七部までいっきに読破するほどとても面白くひさびさに読書を楽しんだ本でした。 | ||||
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程度の良いものでした。よかったです。良い状態で揃えたいと思い、第一部は持っていましたが再度、購入しました。 | ||||
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にぎやかな天地が読み応えがあったので、立て続けに本書を手に取った。 より骨太な内容で、文体が読み易く、一気に読んだ。 熊吾は男として非常に魅力的だ、現代にいたらうっとおしい所はあるが、 自分で自分の人生を強引にも切り開いて猛進する姿勢が素晴らしい。 戦中戦後の当時は、現代のようなゆるくても行きていける時代とは違うので、 男も女も肝が据わっている、おそらく似たような話はいくらでもあっただろう。 にぎやかな天地、でも感じたが、人生いいことも悪い事もあるが、自分の足で踏み出す気概を 持つ事が大事だと教えてくれる。 作者の自伝的作品らしいが、あくまで物語として読み進めていきたい。 第二部が楽しみだ。 | ||||
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宮本輝さんは、青が散る、優駿と読んでこれはと思い読みました そこには男でも惚れてしまいそうな熊吾と言う男がいました スケールが大きく男前、女にももてて実業家の野心家 所々に熊吾の言う言葉に人生、社会を重ね合わせて読んでしまいました これが実に言う宮本節と言うのでしょうか。最高でした! ただ、あっっと思ったのですが、これは連作で現在、宮本氏はなんと第8部を 連載中との事が分かりまたビックリ。 そんな先までこの面白そうな小説が続くのかと思うと嬉しくてたまりませんでした! 宮本輝さん有難う御座います! | ||||
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単行本で読みましたが 今回文庫で揃えておきたくて注文しました。ちょうど私に近い年代と時代のことでもあり、宮本作品は 今の作品はこの本や旧作品の方が ずっと深くてよいような気がします。 | ||||
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このシリーズ楽しみで。慌ててまちがえてしまいました かわいそうなことをしましたし無駄ずかいでした | ||||
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昔、同じ作家の「錦繍」を読みましたが・・・同じ作家の小説かしら?と 思ったり(笑)読み手の状況の変化や置かれてる状況で、感じ方が 違うことに改めて思い到りました。 | ||||
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