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悲衛伝



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【この小説が収録されている参考書籍】
悲衛伝 (講談社ノベルス)
悲衛伝 (講談社文庫)

悲衛伝の評価: 4.00/5点 レビュー 17件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

『悲鳴伝』で園児の姿をした地球が登場したんだから――

他の太陽系が擬人化して登場してもおかしくはないよな、と思っていたらそんな話だった。
 星々の擬人化には前例があったし、悲鳴伝で園児の姿をした地球が出ていたので驚きは小さかったが、その結末の驚きは大きかった。「そう来るか!」と。次巻がどのように展開するのか凄く気になる結末。
悲衛伝 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:悲衛伝 (講談社ノベルス)より
406299089X
No.2:
(3pt)

交渉の物語

今までも地球との対決という大きなスケールでしたが、今回は太陽系というさらに大きな話になります。
この巻では交渉で話が進んでいくので、会話の中で西尾維新の作品らしさ感じます。シリーズをこの巻から読む人は少ないと思いますので、ここまで楽しく読めた方なら今回も楽しめると思います。
ただ、動きがないため、空々空の特異性というのが少し出にくくなってるかなと。
途中でしつこいと感じてくる部分もありますが、ラストまで読めば今後の展開が気になるような引きになっています。

最後に、最終巻が地濃さんの魔法少女番外編にならないことを祈ります。
悲衛伝 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:悲衛伝 (講談社ノベルス)より
406299089X
No.1:
(3pt)

奇をてらいすぎて入り込めず

人類と地球の戦いという,言わばシリーズの原点に返ることを窺わせる物語でしたが,
とにかく動きが遅く,こねくり回したモノローグばかりが重なる序盤は退屈に感じます.

特に,太陽系の天体たちを少女に擬人化させ,主人公たちとの話し合いが続く様子は,
ただ奇をてらっただけで稚拙に映るほか,特徴のないネーミングは見分けが付きづらく,
宇宙とはいえ,室内だけで続く起伏に乏しい展開も地味さが漂うのは否めないところです.

一方,中盤あたりからは徐々に話も動き出し,代案や詭弁が入り交じるやり取りや,
協力体制での口八丁にも近い発想の転換,それらを踏まえての『最終交渉』は面白く,
さらには全てをひっくり返し,振り出し以前に戻してしまう結末にも驚かされるばかり.

ただ,『結果』だけを見れば予想通りであり,主人公らの『変身』もこれまた突飛で,
ラスボスとの再びの対峙や,戦いの後のことに触れて最終決戦ムードを煽り立てるなど,
確かに行く末は気にさせられるものの,その『見せ方』に今ひとつ入り込めませんでした.
悲衛伝 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:悲衛伝 (講談社ノベルス)より
406299089X

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