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閉ざされた夜の向こうに
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閉ざされた夜の向こうにの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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リサ・マリー・ライス作品を読みたい!と思ったらこの作品を手に取れば、 ああ、これこれ!これが読みたかった!わたしのリサ・マリーヒーロー&ヒロインがここにいる! と思える内容。 途中はマッチョで頼りになる元海兵隊のヒーロー、ダンに守られ、後半は自分の力を取り戻して、その能力で事件を解決しようとするヒロインの強さ! 最後までハラハラドキドキがとまらない上にラストは爽快!これぞリサ・マリー・ライス! | ||||
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ヒロインを守るヒーローはいつものパターンですが、とことん頼りになるダンが良かった。 | ||||
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他の話と違って、なんだかちょっと違う。 ヒーローの妄想が暴走しがちなのは一緒だけれども、でも状況がいつもより切迫中。 サスペンスアクションが強くて、まぁいつものごとく、お前らそんなところでそんなことしてる場合じゃないだろ! てのはありますが。 でもヒロインのスペックが高すぎて、ヒーローは本当に護衛一本って感じです。 最後まで。 ヒロインに降りかかった災難に、全力で立ち向かうけど、やっぱりヒロインのスペックありきの話。 ヒーローの活躍を期待するなら、残念な感じです。 | ||||
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みんな御馴染のパターンですが、それがいいのかな。楽しんでよみました。 | ||||
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ヒロインが弱弱し感じから、段々戦う女性に変わる、小気味よさが有るし、又テンポも速いので一気に読んでしまいましたホントに面白かったです。 | ||||
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後発だけあって、それまでのリサ・マリー・ライス節を濃縮したような、サスペンスなロマンス満載のジェットコースターストーリーです。著者の小説をサンプル的に一冊読むならこれが絶対おすすめです。 ヒロインが非常に良く描かれており、過去を無くした生ける屍的な存在から、知的で美しくしかもタフな、女からみても「いい女」タイプへと自分を取り戻す過程がすばらしく、読み手である私もある種の癒しを感じました。 ヒーローはこの作者の小説によく出てくるタイプの、角刈りが似合いそうなマッチョマンですが、「男は優しくなければ生きている資格がない」(←古すぎですね><)と言うタイプの、寡黙な頼れるヒーローです。ヒロインは、自分が気がつくよりずっとずっと以前からヒーローに愛されていたんだ…という、この辺もツボでしたね。 特に落ち込んだときに読むと、きっとパワーを貰えると思います。 もうちょっと悪役がかっこよければ…つうかフタを開けたら小物すぎ!って感じるのは贅沢ってもんでしょうかね。 いずれにしても、どんなにうまく立ち回っても、本人の全くあずかり知らぬ所で、どこかで誰かに愛され、そして憎しみを買っている、人間ってそういうものなのかもしれません。 | ||||
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「私たち、このままここで死ぬの?」これは、1ページ1行目のヒロインの台詞です。 その台詞に引き込まれて、一気に読み進んでしまいました。 流れは勢いよく、ヒロイン:クレアの闇から抜け出す心の流れ、ヒーロー:ダンのクレアを想うピュアな心の流れ、二人に襲い掛かる見えない敵の流れ、そして謎が謎を呼ぶ中、クレアの回復と共に盛り上がるロマンスとサスペンス。 素晴らしいです。 かっちり決まっていて、読み応え大有。 西アフリカのラカという都市から物語は始まります。 クレアは軍事分析官。海兵隊のダンと同じくらい冷静で肝の据わったヒロインが印象付けられる出だしです。 ''ブロンド美女を、ばりばりの凄腕海兵隊員が守る″この縦軸設定は不動です。 今までの物語と違うのは、ヒーローが「彼女を守る、敵には渡さない」と心に誓ったものの、一度は及ばなかったこと。 一年後、PTSDに苦しみ記憶を失ったクレアがダンを探し出し、再びダンに彼女を守る機会が巡ってきます。 ここから、二人の止まっていた時間が動き出します。 しかも、とことん息つく暇なく、物騒に。 あらゆる攻撃をどうにかやり過ごしながら、必死でクレアを守ろう、手綱をとろうとするダンが、素敵。 ダンに守られることによって再び自分を取り戻したクレアに、多少圧倒されながらも、ヒーローは突き進む! (結局のところ、自分を探し出した頃の、ボロボロでヨロヨロで儚いかよわいヒロインと、再誕生してイニシアティブをとって猛進する生き生きしたヒロインと、どちらがより好きだったんでしょうか…ヒーロー?もっとも、そのヒロインの変化…変身と言ってもいいくらいの変化が、この物語の焦点でもあります) 何はともあれ、舞台はスパイ映画のように、アメリカの政治〜異国の都市ラカ、そして出てくるハイテクデジタル機器の数々。 細かい設定までしっかりと構成されているので、かなり説得力のある横軸に仕上がっています。 サスペンスとしても秀逸で、しっかり読み込むことができます。 満足! | ||||
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この作品を読んでいて凄く感じたのは、今までのリサの作品のヒロインとは違う、新しいタイプのヒロインだなということです。 序盤はそれこそリサの王道なヒロインでしたが、生まれ変わったヒロインは猛然と敵に立ち向かいます。そこが違う。 そしてリサの作品の醍醐味はヒーローの妄想が暴走して、ヘタするとギャグかと思えるモノローグ!(笑) 今回もしっかり楽しませて頂きました。似たような流れが多いのに『またか…』と思わないのがこの作者の凄い所。冒頭からラストまで、ひたすらヒロインを守り通してます。こんな風に大事にされてみたいわ〜と思わずにはいられません。 そしてここも珍しいですが、二人が一線を超えるまでにかなりページがあります。妄想は暴走してますけど。 あとはコンピュータに関しての知識とか、ヒロインの性格にしろ展開にしろこの作品は今までとは毛色の違った作品だと思います。 ページもかなりあって読み応えありますし、ひょっとすると合わないジャンルの方もいるかもしれません。 ですが私は待ったかいがあった作品だと思います。 楽しく、最後まで緊張感を持って読ませて頂きました。 おススメです! | ||||
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ダン・ウェストンは、海兵隊の一等軍曹。 ジャカルタでの会議でクレアにひと目惚れしたダンは、彼女と同じ大使館に勤務できるよう希望を出し、 1年待ってようやくマコンゴ共和国大使館付き警護分遣隊の警護隊長に着任する。 着任して1週間後の感謝祭の日、大使館警護の当番を引き受けたダンは、クレアと初めて言葉を交わすが、 その直後に内乱事件に巻き込まれ、重傷を負ってしまう。 海兵隊を除隊し、アメリカに帰国したダンはビジネスを成功させるが、愛するクレアを失った痛手から立ち直れず、人知れず苦しんでいた。 そんなダンのもとに、ある日突然、女性が訪ねてくる。 それは、死んだと思っていたクレアだった…。 この作品の読みどころは、ヒーローに愛されることによって生じる、ヒロインの変化でしょう。 内乱事件に巻き込まれる前は、有能で仕事熱心なアメリカ国防情報局の軍事分析官。 事件後は、記憶の一部を喪失し、悪夢におびえ、パニック障害の発作に苦しむ一般女性。 それがダンと再会し、彼に大切にされ愛されることによって、一変します。 ダンのクレアに対する愛が、事件によって眠っていた“本来のクレア”を目覚めさせ、彼女が事件以前に持っていた思考力や判断力、 防諜の専門家として培った能力のすべてを呼び戻し、彼女に自分の命を狙う敵と戦う決意を固めさせるのです。 ヒロインの言葉を借りると、『かわいそうなクレア』がダンのベッドで『燃え上がるクレア』となり、ついには『新生クレア・デイ』が誕生するのです。 (注:『』の中の文言は、すべてヒロイン自らの命名です…) 物語の前半は、ブロンドの美女を海兵隊員が守る、というリサ・マリー・ライスらしい展開ですが、 後半は『新生クレア・デイ』がヒーローとともに敵と戦う、という従来にはない展開になっています。 全体の戦略を考えるのが得意なクレアと、実戦の戦術を立案する能力にひいでたダンは、最高のチームワークが発揮できる最強のパートナー。 2人の活躍は、小気味よく痛快です。 そして、コンピュータを駆使して情報を収集、分析しているクレアをそばでじっと見つめるダンは、おあずけをくらった犬みたいで可愛いです…。 (心の中で自分の下半身に「待て」とか言ってるし。クレアには「だめよ」とか「期待してて」とか言われてるし) エピローグもとっても楽しく、クレアにふりまわされつつ、懸命にフォローするダンがとっても素敵。 この2人の活躍がもっと読みたい、別の作品で脇役として登場させてくれないかなー、と本気で思ってしまいました。 リサ・マリー・ライスにしては、官能シーンは控えめ。 その分、いちゃいちゃ、らぶらぶしているシーンは多く、読んでいてついついにんまりしてしまいます。 わたしもこんな風にヒーローに愛されたーい、と感じずにはいられない作品です。 | ||||
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