傷だらけのカミーユ
評判
傷だらけのカミーユの評価:
4.30/5点 レビュー 64件。 A ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1〜12 1/1ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
傷だらけのカミーユの評価:
4.30/5点 レビュー 64件。 A ランク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
まずアンヌ。アレックスではすでに登場していたのに、今作では出会いの時期も出会い方も全く変わったものになっている。訳者が追記しているが、そんな高尚なものではなく、単にアレックス時点では脇役だったアンヌを、3作目の構想を練るときに急遽メインキャラに引き上げたためだろうと思う。
イレーヌでもアレックスでもそうだが、いつも細かいところの爪が甘く、設定が雑になるのを、大筋の面白さで誤魔化すのがルメートル流だが、今回はちょっといただけない。
カミーユに対してイライラしっぱなしで、もはやカミーユに正義の鉄槌がくだらないことにフラストレーションがたまるほどだ。男性作家の描く男性刑事物の多くに見られる傾向だが、読者は刑事小説ではなく、主人公の刑事の「男のロマン小説」につきあわされる羽目になる。愛と孤独と哀しみがこのシリーズのテーマだが、乱暴な言い方になるがイレーヌが殺されたのはカミーユのせいだし、今作でカミーユが全てを失うのもカミーユのせいだ。マレヴァルはクズだが、カミーユが警察に偽名を名乗り、職権濫用して捜査を掻き乱さなければ、ルイあたりが早々にアンヌを不審に思い、もっと早くにマレヴァルに到達していた気がする。
作者はこのシリーズで何を描きたかったのだろう。ラストシーンは確かにもの悲しく、哀愁と切なさの余韻を残す名シーンではあるが、結局カミーユはイレーヌやアンヌよりも母親の愛しか求めていない子供だったにすぎないのではないかとも感じた。アンヌが最後あっさり姿を消したのも、多少の肩透かし感は否めない。まあ仕方ないですよね…だってアンヌはカミーユのことなんてちっとも愛してないもん…。嫌いじゃないし、情はあるってだけで…。
まあひとつ腑に落ちたのは、カミーユがなぜ身長145㎝の小男として描かれたのかということ。低身長というコンプレックスの塊だったからこそ、なんでも自分が解決しないと気が済まない、独善的で、現実に目を背けがちな職権濫用刑事が誕生したのだろう。やはりコンプレックスは身を破滅させる。いい教訓になった。哀れ過ぎるラストだが、全てが自業自得すぎて何も可哀想と思えない。一番の被害者はカミーユのコンプレックスに付き合わされて、子供諸共無惨に命を奪われたイレーヌです。合掌。