はなとゆめ

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

はなとゆめの評価:

3.39/5点 レビュー 59件。 E ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.39pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全73件 41〜60 3/4ページ
No.33
(3pt)

うまいことはうまいが

普段全く立ち入らない「少女漫画の世界」。題名からして、馴染みのないタカラヅカ風。江戸期の和暦をめぐる佳作『天地明察』に感心し、古本屋で同じ作者の名を見つけて買い込み、読み終えた。

 時代は平安中期、主人公は「枕草子」を書いた清少納言、お話は王朝絵巻風の御所暮らしのあれこれと、藤原道長が仕掛ける宮廷政治の駆け引きそのほか。貴族社会における男女の動き、とくに歌のやりとりが重要な仕掛けになっていたという平安朝の模様がうまく表現され、さらに一条天皇の中宮・定子を仰ぐ清少納言の心意気が物語のタテ軸に据えられていく。

 よく書けていてうまい、という意味では、退屈な一冊とは言えない、とは思う。しかし、やはり評者はチャンバラの斬り合いがなくても、武家モノを好む。きらびやかな衣装で高貴さを示し、機転の利いた洒脱な会話で男女が仲良くなるなんざ、もう興味の外。清少納言の半生を筋の通った長編にまとめる作者の力量は、認めるが。
はなとゆめ (単行本) Amazon書評・レビュー: はなとゆめ (単行本)より
4041106044
No.32
(1pt)

敬語が

この人敬語が使えないんですかね。定子や目上の人に対して敬語が使ってないところが所々あり、気になりました。内容も薄っぺらで、図書館で借りて良かったとおもいました。
はなとゆめ (単行本) Amazon書評・レビュー: はなとゆめ (単行本)より
4041106044
No.31
(1pt)

がっかりです。

平安時代と清少納言が大好きで、この本に飛びつきましたが、残念です。いくらでも話を膨らませることができる舞台なのに、起伏も情感も乏しく退屈でした。田辺聖子さんや森谷明子さんや大和和紀さんにつづく面白い創作を期待したのですが…   同じ作者の『天地明察』は面白かったのに、これにはがっかりしました。ひょっとしたら、若い方のセンスに私がついていけないのかもしれません。
はなとゆめ (単行本) Amazon書評・レビュー: はなとゆめ (単行本)より
4041106044
No.30
(2pt)

低い評価、参考になりました。

目新しさのない、参考文献をアレンジしただけといった印象の小説でした。
他の作家さんの創作したエピソードが史実のように使われていたのは大変がっかりでした。
はなとゆめ (単行本) Amazon書評・レビュー: はなとゆめ (単行本)より
4041106044
No.29
(4pt)

すばらしい

定子様と清少納言の交わす歌が素敵でした。
定子様がこれほどまで風流なひとであることを知りませんでした。
はなとゆめ (単行本) Amazon書評・レビュー: はなとゆめ (単行本)より
4041106044
No.28
(5pt)

千年の華と夢

清少納言。
彼女の残した言葉は、今も人をくすりと笑わせる。
難しいことを言うわけではない。
好きなものを好きだといい、嫌なものは嫌だといい。
そうだそうだとうなずかせる。

もとから好きな清少納言を題材にとっているからと読み始めたが、今まで読んだ中でもしっとりと染み入るような描き方に好感を持った。
作者が男性であることを意識させない、美しい物語になっていると思う。いとしくて、せつなくなる。
これを読み終えて、第一段を思い出したとき、冬の情景を描いた心情やいかにと、胸がきゅうっと締め付けられた。
はなとゆめ (単行本) Amazon書評・レビュー: はなとゆめ (単行本)より
4041106044
No.27
(3pt)

面白かった

夏休みの課題、読書感想文用に図書室で借りて読みました。枕草子の内容は中学の時に暗記した程度で、ほぼ知らない状態でした。清少納言の中宮定子への想いが深く書かれていて、断髪をした辺りから終盤へかけて涙がでました。ただ、あまり日本史が得意でない私には登場人物や内裏の仕組みに?マークが浮かぶ事が少々…。もう一度読み返してきちんと理解すればもっと面白味がわかるかな、と思います。
所々に歌が入っていたり、清少納言の言い回しなどにおしとやかさが伝わってきました。恋愛のところは分かりやすく、ときめきました(笑)
友達にすすめられるといえば、微妙なところなので星三つで。この著者の他の作品も読んでみようと思います。
はなとゆめ (単行本) Amazon書評・レビュー: はなとゆめ (単行本)より
4041106044
No.26
(5pt)

はじめての感覚。

私の言葉で感想を伝えようとすると、どうしても色褪せてしまうのですが、、、

主人公の清少納言が、自身の生涯を、読み手に話しかけてくれる本 です。
彼女が目にした風景、感情、人々の輝いている笑顔、そして日本語の美しさや粋な和歌のやり取り。頭の中で色鮮やかに、彼女の世界が風や季節の香りと一緒に描かれています。

冲方丁さんの作品は、手がしびれる重さなのに読みたい気持ちが止められず、一気に読んでしまった天地明察に続く二作品目ですが。。。やっぱりめっちゃ
好きな作家さんです。全作品ほしーい!
はなとゆめ (単行本) Amazon書評・レビュー: はなとゆめ (単行本)より
4041106044
No.25
(4pt)

清少納言ファンでも、その心酔度に納得するか引くかは微妙

枕草子の各章段、エピソードを知っている方が断然楽しめる本。
ついでに、この時代の藤原道長、権力者がどんな風に出世の階段を駆け上っていったのか、
わかっていないと面白くない。

物事には裏と表があるので、一方の幸福は一方の不幸に通じる。
栄光栄華を極めた者の、生きているうちに味わう転落の辛酸は、
一族郎党だけではなく、周囲の人間関係も十分に巻き込む。
一部の貴族が権力を握っていた時代、それだけ駆け引きも付き合いも、
今以上に濃密で、想像しがたい「言葉に出来ぬ思い」で繋がっていたに違いない。

それにしても、誤解を招く。少女漫画誌のようなタイトル。これは失敗だったろう。
タイトルだけで引いてしまう読者も沢山いるはずだ。そういう世界なの? 
やっぱりそうだったの? 古典版お姉様と妹の世界なの、なんて。

文章に決して没落後の世界を書くまい、中宮定子の一番素晴らしい時だけを
ひたすら描き続けるのだという確固たる信念がぼかされたような題名が残念。
口語訳だけでも知っていて、清少納言の人となり、感性、好み、話題などを
ざっと知っていると話に奥行きを持って読める。

何かをきっかけに知っているはずの世界を見つめ直すと楽しさ倍増。
女性の世界、宮廷への出仕、平安時代の男女関係、権力闘争、
歴史のただ中にあって何を書き残し、何を書かずに胸の奥に仕舞ったのか、
その取捨選択の基準となる美意識。
(道長側にとって内幕暴露でもされた暁にゃ大変だったはず)

それをわかって読んだとしても、冲方 丁作品としては新境地と思えばいいのか、
方向転換なのか、物足りなさは否めない。
はなとゆめ (単行本) Amazon書評・レビュー: はなとゆめ (単行本)より
4041106044
No.24
(5pt)

うけとめてこれは恋文「はなとゆめ」うぶかたとうの祈りのかたち

なぜ、冲方丁はこの本を書いたのだろう?なぜ清少納言?枕草子?その理由はPVでお話されてはいますが、
言葉にされていない想いがあると思います。

古典、歴史に詳しく、清少納言や枕草子ファンのかたには、物足りない小説かもしれません。
そういったものに今まで関心があまりなかったわたしには、ちょうど良い本でした。
読んだのは3月21日春分の日。偶然なのですが、今この時、春まだ浅いこの日に読んで良かった。
去年でもなく、4月に、でもなく。

泣きました。ぽろぽろ涙こぼして。重ねてしまったのです。現在の自分の人生と。

わたしと清少納言では、重なりあうべきもない人生です。それでも、重ね合わせてみてしまったのです。
苦しい恋。思うように生きることを許されない人生。つらいですよね。苦しいですよね。清少納言に
ついつい話かけたくなりましたよ。女の人生の苦しさは千年前も今も変わらない部分があるのですね。
偶然なのですが、気にかけている言葉や想いが、あまりにもこの物語とピッタリはまってしまいました。

千年先に届けたい想い。

この本読んだからって、わたしの苦しみが消えてなくなるわけじゃないのですが、冲方丁さんから
お花をひとついただいたような気がします。すとんと胸におちてきた想いがあります。
これは恋文なんですね。冲方丁さんからの。自信をなくしている女性や、苦しい辛い思いを抱えて
生きているおんなたちへの。
胸張ってください。あなたはあなたの華をみつけて生きてくださいと。
そうですよね。きっと。

生きていくのは辛い。苦しい。
でもわたしたち微笑みながら生きていく。
強さで固めた未来ではなく、柔らかにたおやかに未来を生きる。華を抱きしめて。
はなとゆめ (単行本) Amazon書評・レビュー: はなとゆめ (単行本)より
4041106044
No.23
(3pt)

清少納言の生涯は言い過ぎかな?

あくまで清少納言が宮中に出仕してからのお話が基本です。ですので生涯と言うのは誇張かも知れません。
そしてその内容は『枕草子』を読みやすい小説にしてみたといったところでしょうか?なので内容は薄いです。
ですので、枕草子そのものを楽しみたい方は岩波から出ている『枕草子』を買うべきだと思います。
他のレビューを見て思ったことですがこの本を読んだだけで清少納言の人物像等を決めつけるのは早計だと…。
ですが、枕草子を読む契機にはなると思います。
遠田志穂さんのイラストが綺麗なので星3つで。
個人的には『私はあの方の番人になる』というフレーズは良いと思いました
はなとゆめ (単行本) Amazon書評・レビュー: はなとゆめ (単行本)より
4041106044
No.22
(4pt)

華やかな

貴族の世がみえました。
清少納言の目線からの物語の進行がおもしろく、持っていた清少納言のイメージを覆してくれました。
はなとゆめ (単行本) Amazon書評・レビュー: はなとゆめ (単行本)より
4041106044
No.21
(1pt)

わかってない…

清少納言が好きで、凄く期待してたんですがガッカリです‥
読んでて(?)な所が多々ありました。
例えば『隆円なる僧』。
中宮定子の弟ですよ!?主の弟がわからない訳ないでしょーって感じです!
巻末に参考文献が掲載されてましたが、ナルホドね〜…と納得しました。
多分、作者は清少納言に愛着などなく参考資料を上手くまとめて出版したんでしょう。
参考文献とほぼ同じ文章が結構ありました。

平安文学好きとしては、清少納言を侮辱されてるようで読んでいて不愉快でした。
作家のネームバリューだけで買ったら駄目ですね…。。
あ〜、、無駄遣い!って感じです!!
はなとゆめ (単行本) Amazon書評・レビュー: はなとゆめ (単行本)より
4041106044
No.20
(3pt)

はなとゆめ

今までの作品とは少し違っていました。平安時代の物より江戸時代の物のほうが面白いと思います。
はなとゆめ (単行本) Amazon書評・レビュー: はなとゆめ (単行本)より
4041106044
No.19
(5pt)

とても面白かったです。

清少納言のイメージが全然変わりました。
なんだ、いい人だったのですね。
誰が描くかで、作家のイメージで左右されるのは、本人が反論できないだけに可哀そう。
その意味では、彼女の評価upになると思います。
はなとゆめ (単行本) Amazon書評・レビュー: はなとゆめ (単行本)より
4041106044
No.18
(1pt)

お粗末

批判を覚悟で言いますが、はっきり言って駄作です。原因は文章そのものにあります。
わざとなのでしょうが、「目線」「ですが」などの現代でも使ってはならない語が多用されているのがとても気になりました。果たして清少納言クラスの知性と教養のある人物がこのような語を使うでしょうか? 結果として作品全体が薄っぺらくなってしまっています。
ほかの方も書いていますが、作者さんは清少納言に大して愛着がなかったのでしょうね。よくお調べにはなっているようですが表層的で読んでいて白けました。書かない方がよかったのではないですかね。
かつて橋本治が『桃尻語訳』を書きましたが、せめてあのレベルの文が書けないと。
星ゼロにしたいところですが、それだと投稿できないので星1つ。
これから買おうと思っている人は、損をするので図書館か何かで借りた方がいいですよ。
はなとゆめ (単行本) Amazon書評・レビュー: はなとゆめ (単行本)より
4041106044
No.17
(5pt)

ゆめと散りゆくはなであっても

ビジュアル電子版で読みましたが、やはり単行本で欲しくなりました。
美しい世界、それを美しい文章で読めたことに感謝。
枕草子をこれからまとめようという清少納言の視点で語られる物語は、まるで自分が彼女の友であり、そばで問わず語りをしている彼女の声に耳を傾けるようでした。
はなとゆめ (単行本) Amazon書評・レビュー: はなとゆめ (単行本)より
4041106044
No.16
(4pt)

盛り込み過ぎの感はあるが、流石の出来

本書は、清少納言が宮中出仕を経て枕草子を書くに至るまでを描いている。「天地明察」「光圀伝」とは時代も性別も異なるが、類まれなる才気から現代まで残る大作を残した方の人物伝ということで云えば、通底する基調はあると思う。

だが、本作は正しく枕草子や当時の人々の歌を巧みに引用しながら仕上げた一人の女性の生き方を味わうに尽きるだろう。
年齢や美貌で見劣りする女性が、その才を見出され、宮中でスポットライトを浴びて行く。彼女は、自身の才を見出した中宮とその近親を華と見立て、彼女達を中心に置いて繰り広げられる宮中生活を夢と捉え、その優れた記憶力と表現力で味わい豊かに描き出している。
後半の道長の暗躍ぶりは、ややステロとも思うし、ちょっと頁不足とも思ったが、あくまで清少納言の視点から見れば、彼はああいう人間にしかならないとは思う。

過去の作家・文人を主人公とした文学作品は決して珍しくない。現に、清少納言でいえば、田辺聖子さんの作品もある。
しかし、過去の作品の多くは、作家たちの生きざまをメインとしているし、田辺作品は枕草子自体の読み解きという側面が強い。
これに対して本作品は、枕草子をすごく読みたくなるし、本書を横に置いて読むことで何倍にも味わい深くなっていると読後に思えるところがユニーク。作家が1つの傑作を生み出す過程だけで一冊の作品と出来るのは、著者の脂の乗った実力故だろう。
はなとゆめ (単行本) Amazon書評・レビュー: はなとゆめ (単行本)より
4041106044
No.15
(4pt)

清少納言の物語

「天地明察」「光圀伝」と
江戸時代の男性を描いていた冲方丁さんが

なんと平安王朝の雅を小説に。
清少納言の人生を中宮定子との交流を軸に
描いています。
いかに清少納言が、中宮を尊敬し愛していたか
そして自分は歌がへただったと自覚していて
有名な歌人だった父へのコンプレックスなど。

高校時代の古文の授業中に
「清少納言は歌がへただ」と国語の先生が言っていたのを
思い出しました。

しかしながら、そこは冲方丁さんなので
道隆と道長の権力闘争も描かれています。

現実の物語
「中宮の親族が都を追放になる」とか
「権力を失った貴族が零落しているようす」などは
源氏物語を思いおこします。
で、紫式部は全く出てきません。

紫式部についてはドラマになったりしていますが
清少納言って、ブスでさかしらな女性としてしか
描かれてないのが「枕草紙」が好きな私としては不満だったんです。
しかし、この小説のおかげで
清少納言が、肉も血もある賢い女性として描かれていて
すっきりしました。

私は
「源氏物語」は現代語訳で、田辺聖子版・橋本治版
そしてコミック「あさきゆめみし」を読み
「枕草紙」を桃尻語訳・橋本治で読んでいるので
とっても面白く読みましたが
平安の物語を「教科書」でしか知らない方にとって
この小説が面白いかどうかは判断しかねます。

でも、おそらく
冲方丁さんの小説ですから、きっと面白く読めるのではないでしょうか?
はなとゆめ (単行本) Amazon書評・レビュー: はなとゆめ (単行本)より
4041106044
No.14
(4pt)

卓抜

作者自身が清少納言になり切っており、王朝文化を実体験できた。
はなとゆめ (単行本) Amazon書評・レビュー: はなとゆめ (単行本)より
4041106044