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果つる底なき



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【この小説が収録されている参考書籍】
果つる底なき
果つる底なき (講談社文庫)

果つる底なきの評価: 3.96/5点 レビュー 114件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.96pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全81件 81~81 5/5ページ
No.1:
(5pt)

銀行員が主人公のミステリー、しかもハードボイルドの定石を踏んだ作品

銀行員が主人公の小説というと高杉良のような経済小説と相場が決まっているが、本作は殺人事件にはじまるミステリー。殺されたのは主人公の同期入行の親友(ついでに主人公の別れた恋人が彼の妻に収まっている)。顧客への訪問途中で不審な死を遂げ、彼は不正融資に関する資料を残した。上司と対立したことから本部から左遷されてきた主人公。事件を追う過程で何度となく組織人であることを強制されるが、亡き友への友情から、真実を追い求める。元恋人との再会、組織対個人、ラストにくる主人公の再生・・・。いやぁ立派にハードボイルドしている。友の妻である元恋人に、その前の恋人と、もてすぎという気がしないではないが、藤原伊織の作品に出てくるサラリーマンよりは現実的かな・・・。
果つる底なきAmazon書評・レビュー:果つる底なきより
4062093677

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