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空飛ぶタイヤ
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空飛ぶタイヤの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.69pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全708件 621~640 32/36ページ
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| 実在の事件が元になっているだけあってプロットもしっかりしており、面白い。寝る時間も惜しんで読みました。 一応フィクションという形態になっていますが、どこの会社がモデルになっているかすぐわかるし、 大丈夫だったのでしょうか?これだけ面白いのに直木賞を逃したというのも、その辺の大人の事情なのでしょうかね。 それにしても、日本の企業社会の腐り加減が容赦なく描かれていて、これから社会に出る若者が読んだら ちょっと怖くなってしまうのでは。嘘、欺瞞、人を人とも思わないエリート意識・・大企業をめぐる これらの空気は、最近問題の東電と原子力産業の体質そのものです。 フィクションでありながら、読んでいるうちに主人公に感情移入しすぎて、これほど腹の立った小説はありません。 ただ、ひとつ残念なのは、登場人物の善悪がはっきりしすぎていたこと。 主人公をはじめ、善意の人はあくまでも善意に、悪役はあくまでも悪役です。 (途中挿入されている学校のPTAのエピソードなど極端すぎ) その対比がはっきりしすぎていて、現実ではもっと人間の感情って複雑なのではないのかと思いましたが。 その中でも、準主役ともいうべきホープ自動車の沢田課長だけはグレーゾーンでどう転ぶかわからず、 面白い造形でした。 2年前くらいにドラマにもなっていたそうですが、主人公が中村トオルというのはカッコよすぎないかな? 私的には、渡辺いっけい・・だったんですが。 小説はあまりにも男性中心のストーリーで女性の企業人が出てこないので、ドラマでは雑誌記者や内部告発者に 女性を配置して、気を遣っていますね。 | ||||
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| 池井戸潤さんの小説といえば「果つる底なき」しか読んだ事がなかった僕。図書館で久しぶりに読んでみようと、「下町ロケット」か、「空飛ぶタイヤ」か、悩んだ末にこっちを借りたら翌日に「下町ロケット」が直木賞受賞。あっち先に借りとけばよかった・・・と思いつつ読み始めた本書。 某自動車会社のリコール隠し事件(タイヤ脱落事故)をモチーフにしたお話で、主人公は事故をおこした運送会社の社長、赤松徳郎。この中小企業のオヤジに共感しながら読んでいくことになるのですが、最初は読んでいて本当に辛い。少し晴れ間が見えたかと思えばすぐ掻き曇る、そんな感じの繰り返し。頑張れ社長、巨悪に負けるなと応援しながら読み進めました。実話に基づいているから、最後はハッピーエンドが待っていると分かっているのに、ずーっとハラハラドキドキ。スリル満点。しかし後半に向かってストーリーは加速していき、心のモヤモヤは急速に解消され、読後には期待を超える爽快感をもたらしてくれました。感動と同時に、銀行屋さんや財閥系大企業さんのお仕事についても勉強ができる、お勧めの一冊です! | ||||
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| 夢中になって、一気に読んだ。 それほどまでに、 中小企業の運送会社と大企業の自動車会社で働く人々の描写が面白い。 運送会社の走行中のトレーラーのタイヤが外れて、 歩行中の母子を直撃した。 中小企業の運送会社の社長赤松は、 謝罪、批判、経営悪化、資金繰りに追われる。 大手自動車会社がトレーラーを点検した結果は、 運送会社の整備不良。 しかし、その結果に納得できない赤松は、 苦しい状況中真相解明に乗り出す。 中小企業を取り巻く環境の変化が、実に面白い。 とある財閥系の自動車メーカーという設定と、 個人個人のプライドや利益がぶつかる様に、 読み応えがある。 警察、大企業、銀行、中小企業、マスコミ、被害者 さまざまな人の思惑が複雑に交錯する中、 経営が予断を許さない状況になっていくことにハラハラさせられる。 ”会社がヒトでできているのなら、会社が本当の終焉を迎えるのは、金がなくなったときでなく人がいなくなったときだ。” | ||||
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| 三菱リコール隠しをモデルにした作品。 何よりも、これだけ多くの登場人物の視点や、企業の内実を描ききっているのがすごい。 中規模の運送会社の社長、自動車会社のカスタマー部課長、その融資担当の銀行の課長、を主軸にして、警察、同じく事故を起こした運送会社、赤松の子供達、PTA、と広範に事件の余波は広がっていく。 話がどんどん展開していくので、「一度読んだら最後まで読んでしまう」作品だ。 あと、企業の中にいる人も、そうでない人でも楽しめる作品だと思った。 組織の中で生きていくのも大変です。 | ||||
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| とある書評で絶賛されていて、つい最近読みましたら、 これが本当に読み始めたら止まらない! 財閥系大手メーカー、関連銀行、中小企業の運送屋さん、小学校PTAの内情・・・ 経済小説プラスヒューマンドラマですね。 一母親としては ショッキングな哀しい事故として、まだ記憶に新しかったので、 読む前は、正直、書評の「面白い」という表現が不快だったのですが、 実際に読んだら、著者の人間観がにじみ出ている、 よい意味での勧善懲悪的ストーリーにはまってしまいました。 この方のほかの小説も読みたいなあ、とおもっていた矢先、 著者の直木賞受賞のニュースに嬉しくなりました。 ぜひ受賞作品ほかも読んでみたいです。 | ||||
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| 立ち上がり、拍手をしたくなる小説に久しぶりに出会えた。 超一級のエンターテイメントである。 本作のすごいところは二点。 悪役と主人公の造形が抜群にうまい。 悪役は、徹底的に憎く、またどこまでも強大に書かれている。 偶然や、作者の都合では倒れない、まごうことなき悪役として書かれている。 主人公は、度重なる危機を乗り越え、健気にがんばる中年男。 毎度の危機は、毎回、乗り越えられないだろうと思われるほど、過酷で、それを知恵や勇気や仲間やで乗り越えていく。 悪は悪らしく、主人公は主人公らしく。 読んで損失なし。 すかっとしますよ。 | ||||
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| 内容は他の方々が書いている通りなんですが、本当にわかりやすくて、ドキドキハラハラさせられて、 泣けて、怒って、ハッピーエンド☆なハリウッド映画みたいな起承転結のしっかりしたエンタメ本です! 社会派ミステリーが好きな方にもニューマンドラマが好きな方にもオススメしたい私のベスト5に入る本です | ||||
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| 大企業対極小企業、犯罪容疑者対世間の目…… この小説を通じて感じたことは、 家族やごくわずかな協力者をのぞいて 自分が「敵ばかり」の状況に陥った際の 矜持といったものだった。 それは池井戸作品全般で言えることかもしれないが、 「空飛ぶタイヤ」はそれが際立っていたように思う。 後半に進むにつれ体験する感情の高ぶりは いまになって読書の楽しさを思い出させてくれる。 | ||||
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| 実在した事件をベースにしたフィクションです。 殺人事件やセンセーショナルな事件が起きる訳ではないですが、 登場人物の心理描写が絶妙でとにかく先が気になります。 主人公の赤松がどんどん追い詰められていく様に感情移入でき、 真実が究明され救われる事を願ってしまいます。 とにかく夢中で読める本です。 | ||||
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| 上巻がとにかくおもしろかったので、 下巻でトーンダウンしないか心配しながら読み始めました。 登場人物がそれぞれの行動に見合った結末を迎え、 本当にスッキリできるラストでした。 池井戸さんの本は初めて読みましたが、 これから他の本も読んでいきたいと思います。 | ||||
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| 沈まぬ太陽と同じぐらい面白い小説でした。沈まぬ太陽を面白いと思った読者にはお勧めです。 | ||||
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| 沈まぬ太陽と同じぐらい面白い小説でした。 沈まぬ太陽を面白いと思った読者にはお勧めです。 | ||||
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| 大企業対極小企業、犯罪容疑者対世間の目…… この小説を通じて感じたことは、 家族やごくわずかな協力者をのぞいて 自分が「敵ばかり」の状況に陥った際の 矜持といったものだった。 それは池井戸作品全般で言えることかもしれないが、 「空飛ぶタイヤ」はそれが際立っていたように思う。 後半に進むにつれ体験する感情の高ぶりは いまになって読書の楽しさを思い出させてくれる。 | ||||
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| 素材となった事件(=三菱ふそうトラック脱輪死亡事故) 及び、その背景(=三菱のリコール隠し)が 有名過ぎるので 大筋の展開や結末は 容易に想像できてしまうだろう。 専ら 主人公の赤松の視点で読み進めてしまうと 事件当時の世論そのままの感情しか湧き出てこないので 赤松の目線に代えて、自動車メーカーの沢田、 或いは都銀 行員の井崎の目線で、事の成行きを追いかけると面白い。 沢田にせよ、井崎にせよ 財閥系の組織の論理の下で 「自分が正しいと信じることを貫く」のか? 「現実判断で自分が得することに甘んじる」のか? の葛藤があり どちらを選択するのかで苦悩している。 目の前の利害を見るか? 長期展望で判断するか? 余分なことは考えず、己の本能のままで決めるか? 人間の本質が浮き出てくる。 | ||||
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| 財閥系自動車メーカのリコール隠しがテーマのノンフィクション。 実際にもあった例の事件のときも、関係者の間ではこんなやりとりがあったんだろうなと 思ってしまう、そんなリアリティ。 けっこうドロドロしているんだけど最後にスカッと気持ちよくさせてくれるラスト。 おすすめです。 | ||||
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| 財閥系自動車メーカのリコール隠しがテーマのノンフィクション。 実際にもあった例の事件のときも、関係者の間ではこんなやりとりがあったんだろうなと 思ってしまう、そんなリアリティ。 けっこうドロドロしているんだけど最後にスカッと気持ちよくさせてくれるラスト。 おすすめです。 | ||||
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| 経済小説というと、城山三郎という作家が思い浮かび、彼の作品を何冊が読んだのだが、いつまでも記憶に残るものはなかった。ところが、「空飛ぶタイヤ」はグイグイと引き込まれるように読んだ。さまざまな人物が登場し、それだけ主人公の赤松社長の輪郭がぼやけてしまうではないかと不満もないわけではなかったが、大財閥をバックにもつ銀行、自動車会社の幹部の動き、それに比べて弱い立場の雑誌記者の無念さ、警察などとからめることで、赤松氏のゆるぎなき人間性の強さを引き出したのだと読後に思った。 現実の社会では、むしろ反対に大企業に呑み込まれて沈みゆく人材が多いかもしれないが、杉田が沢田にパソコンデータを託したように、沈みゆく社会的な地位の影に、正義を証明する手がかりが託されることもあるのだろう。信念を貫く赤松の周囲に暖かい人々の群れがある一方で、エリートコースの只中にいる人間の渦は、双方が刃の磨き試しをしているようであった。 城山の経済小説では、大企業で働くエリートや政治家のかけひきや男の本懐であろうか、どこか高いところを見上げる白々しさがあったが、「空飛ぶタイヤ」は焦点が赤松という中小企業家であり、地に足のついた倫理、道徳、心意気というものが貫いていて、すがすがしい生き方に拍手したくなった。長い(短い)人生の中で、最終的に何を最優先するかという疑問が湧いたら、赤松氏の生き方を見習いたいと思う。 | ||||
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| 経済小説というと、城山三郎という作家が思い浮かび、彼の作品を何冊が読んだのだが、いつまでも記憶に残るものはなかった。ところが、「空飛ぶタイヤ」はグイグイと引き込まれるように読んだ。さまざまな人物が登場し、それだけ主人公の赤松社長の輪郭がぼやけてしまうではないかと不満もないわけではなかったが、大財閥をバックにもつ銀行、自動車会社の幹部の動き、それに比べて弱い立場の雑誌記者の無念さ、警察などとからめることで、赤松氏のゆるぎなき人間性の強さを引き出したのだと読後に思った。 現実の社会では、むしろ反対に大企業に呑み込まれて沈みゆく人材が多いかもしれないが、杉田が沢田にパソコンデータを託したように、沈みゆく社会的な地位の影に、正義を証明する手がかりが託されることもあるのだろう。信念を貫く赤松の周囲に暖かい人々の群れがある一方で、エリートコースの只中にいる人間の渦は、双方が刃の磨き試しをしているようであった。 城山の経済小説では、大企業で働くエリートや政治家のかけひきや男の本懐であろうか、どこか 高いところを見上げる白々しさがあったが、「空飛ぶタイヤ」は焦点が赤松という中小企業家であり、地に足のついた倫理、道徳、心意気というものが貫いていて、すがすがしい生き方に拍手したくなった。長い(短い)人生の中で、最終的に何を最優先するかという疑問が湧いたら、赤松氏の生き方を見習いたいと思う。 | ||||
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| 一気に読んでしまいました。モデルとなったのはよく知られた事件ですが、大企業と戦う主人公に声援を送りたくなりました。テーマもいいし、ストーリーの展開もナイスです。特に経済小説がお好きな方にお勧めです。 | ||||
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| 読み終わったときは勧善懲悪ですっきりしたのですが、作者は勧善懲悪に描いたつもりはないとおっしゃっていて、よく読み終わった後反芻してみると、ひとりひとり個人の顔、社会の顔、そういうものがあってグレーゾーンの中で人は加害者にも被害者にも、善にも悪にもなりうるんだと読後ひしひしと感じています。しかしやはり正しいことが明るみに出ないこの世だからこそ、正義が旗を掲げるラストには涙が出ました。消費者と企業、その誰もがひとりひとり「個」である「人間」であるからこそ、温室である大企業に慢心したり底辺を這いずり回ってでも這い上がったりするのですね。ここにはたくさんの人生がある。そしてそのどれもが自分にあてはめてみたくなる、そんな思いで読みました。テンポもいいのでむさぼるように読みました。とにかく小説として「面白い」です! | ||||
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