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空飛ぶタイヤ
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空飛ぶタイヤの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全699件 521~540 27/35ページ
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なかなか逆転が始まらないので、ハラハラドキドキします。 とてもよい作品です。 | ||||
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視線を落とす先の表現法など、独特でリアル。 ストーリーを追うことだけにとらわれず、この小説のそういう部分が気に入りました。 上下巻とも、1.5日で一気に読んでしまいました。 | ||||
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父の後を継ぎ運送会社・赤松運送を経営する赤松徳郎。 ある日赤松運送のトラックがタイヤ脱落事故を起こし、死傷者を出してしまう。 事故原因を一方的に整備不良とされた挙句、「容疑者」と決め付けられた赤松は警察からの執拗な追及を受ける。 さらには事故をきっかけに会社も信用を失い、倒産寸前の状態に追い込まれてしまう。 しかし赤松は、事故原因は整備不良ではなく、事故を起こした車両自体に欠陥があったのではないかと考える。 自社の無実を信じる赤松は家族や社員たちのために、トラックの販売元である巨大企業の自動車会社に潜む闇に戦いを挑む。 というストーリー。 舞台が近所だったので風景がイメージしやすかったです。 エリートの風を吹かせて横暴の限りを尽くす大企業や、非情すぎる取引銀行。 父親として、また二代目の社長として決して満点ではなくても必死に家族や社員を守ろうとする赤松のまっすぐさに心打たれます。 読者が辛くなるほど赤松が窮地に追い込まれていく中、 ひとつの光明が差し込み、やがては巨大企業がガラガラと音を立てて崩れていくさまは痛快そのものです。 | ||||
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三菱自動車のリコール隠し事件を題材にしています。 とにかくこの物語の主人公の赤松とともに一喜一憂して手に汗を握り、嘆声を発し、泣きながら読みました。 一度でも大企業で仕事をしたことがある人ならばハッと気付かされることがいくつも有りました。 私の過去のサラリーマン経験でも会社の常識は世間の非常識という状況や驕りは時として陥りやすい心理だと思います。 巨大財閥の三菱が題材なだけに映画化(csでドラマ化はされていますが)は難しいと思いますが是非勇猛果敢な方が映画化して欲しい作品です。 | ||||
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第五章のタイトル『罪罰系迷門企業』が物語を象徴している。 大企業のコンプライアンスに深く斬り込んだ傑作小説。 非常に面白い。 不幸にも加害者の扱いを受けることになり、苦境に立たされた中小企業の赤松運送と事故原因を隠蔽しようとする財閥系大企業のホープ自動車の闘いの行方は… 大企業病という言葉があるが、物語に描かれるホープ自動車は、まさにこの病気に冒されているようだ。 恐らく、ホープ自動車のモデルは戦車も製造しているあの財閥系大企業だろう。 下巻に急ぎたい! | ||||
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まだ、読んでいないけれど、上巻から察して多分面白い展開になりそう。 | ||||
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読後に震えるような感動を覚える作品には、なかなか出会えない。 この作品がまさにその一つである。 上巻の感想にも書いたのだが、財閥系大企業のコンプライアンスに深く斬り込んだ傑作小説。 赤松という熱血漢の愚直な社長が率いる中小企業と財閥系大企業の闘いが、学校、警察、出版社、銀行をも巻き込み、ダイナミックに描かれている。 赤松の勝利も嬉しいのだが、事件を巡る被害者遺族、赤松の家族、赤松運送社員の大きな変貌も非常に嬉しかった。 また、逆の見方をすれば、品質上の大きな欠陥を隠蔽しようとする大企業の失墜の過程も非常に興味深いものであった。 | ||||
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大きく、ある意味、重いテーマを見事にさばき、最後まで飽きませんでした。 | ||||
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企業の欠陥品隠し、銀行の融資、中小企業の奮闘。 さまざまな立場の人々をうまく配置してあって面白かった。 | ||||
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一気に読みました。 初めて池井戸さんの本を読みましたが、他の作品も是非読んでみたいと思いました。 | ||||
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できました。 下巻の方が先に届いて、上巻をまっていました。 読み終わって、すっきりした作品です。 | ||||
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骨太な社会派サスペンスです。 息を詰めて一気に読んでしまうこと間違いなし。 | ||||
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事実を元にフィクションを交え構成された作品のようです。 母子死傷事故、名門財閥企業によるリコール隠し、それによって伴う事象 これらの出来事はすべてフィクションだろ?・・・ こんな事あってはならない、ありえないよと思いたくなる事実的内容を 爽快痛快なエンターテイメントとして成立させ、万人に受け入れられ読み継がれるであろう 作品に仕上げてる作者に敬意を表したい。 素晴らしい作品である。 | ||||
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私も大企業に勤めているサラリーマンの一人です。(女性ですが) 企業に必ず存在する政治力と軋轢、取引企業間で行われる信頼と裏切り どのパーツをとってもリアルすぎて痛かった。 私の勤めている企業は全く違う業界ですが、自分の会社を見ているようでした。 また、銀行側の視点で語られるプロットは 「自分の会社もこんな風に言われているのか・・・」と思わずにはいられませんでした。 そんな中で赤松氏のブレない行動に勇気づけられ、忘れてはいけないものを思い出させてくれました。 ジェットコースター並みのストーリーテリングに安堵の気持ちと緊張、不安の波に何度ものまれ 読み終えるまでは落ち着けませんでした。 サラリーマン人生を送る全ての人に読んでほしい。そして眠っている勇気を起こさせてほしい。 赤松氏のように勇気を持てなくても、少しでも赤松氏そして沢田氏のようにありたい。 そんな風に思いました。 池井戸さんすごすきです。 | ||||
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実際にこんなことが社会の裏側で起こっているのかもしれない、本当?という疑問と、その中に引きこまれる現実がある。 | ||||
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面白かったです 傑作ですよ 引き込まれてしまったので、寝不足になりました | ||||
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池井戸さんの小説は上下巻でもぐいぐい引き込まれてあっという間に読んじゃいますね。 面白いです。 | ||||
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巨大グループ企業の立場を利用してあらゆる方面に圧力をかけ、徹底的に隠蔽を図るホープ自動車。 ちいさな運送会社の危機がさらに深刻さを増す中、社長の赤松は闘い続ける。 様々な人間模様。 左遷。 良心との葛藤。 保身。 遺された被害者の家族たち。 マスコミ。 警察。 メインバンク内の動き。 この下巻も、ぐいぐい引き込まれる。 著者は銀行に勤めていたことがあるそうだが、この作品でもその経験が生きている。 大企業と中小企業のそれぞれが事件に関連して資金繰りに苦しむ中で、それぞれが関係する銀行の関与が物語にリアル感と立体感を与えている。 面白い。 秀逸な作品である。 | ||||
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池井戸さんの小説はぐんぐん入り込んじゃいますね。 相変わらず面白いです。 | ||||
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走行中のトレーラから外れたタイヤが母子を直撃。夫と子供を前に病院のベットでその母親は息を引きとる。わずか従業員90人の赤松運送は警察の捜査を受け、マスコミが大々的に報じた事故原因はトレーラの整備不良。社会的信用を失墜し、被害者の家族と世間の憎しみの中で窮地に立つ小さな運送会社。影響は大口顧客、運転資金融資をあてにしていた銀行、さらには小学校に通う子供にまで及ぶ。絶体絶命の危機に追い込まれる2代目社長の赤松徳郎。 一方、トレーラーの製造元である大会社であるホープ自動車。大企業の組織の理論。社内抗争。過去の不祥事。内部告発。隠蔽工作。かぎつける雑誌記者。グループ企業支援をめぐるメインバンク内部の争い。そして。。。 いやー、これは面白い。非常に面白い。実際に発生した自動車会社のリコール隠し事件を題材にして書かれた社会派小説。事件をめぐり、中小企業の赤松運送と、大企業であるホープ自動車の2つの企業を軸に、様々な人間の思惑が、悲しみが、怒りが、苦しみが、文字通り渦を巻き、交錯し、ドラマチックに展開してゆく。見事な傑作である。 | ||||
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