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陽気なギャングが地球を回す
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陽気なギャングが地球を回すの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全211件 121~140 7/11ページ
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作者が後書きに書いているように、アクション映画のようにテンポよく、90分で読めます。が、途中で先が読めてしまうところもねらいなのか。 | ||||
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響野:レンジャーで言うとレッド。ただし、このレンジャーのメンバーは他のレンジャーに比べより協力が必要。 成瀬:選択と判断ができる。選択と判断の材料に可能性を組み込み精確に状況を把握する。そんな成瀬は実際にあってみると自信と確信と落ち着きをもった目をしていそう。 雪子:もってる能力が時間を刻む。読み手に、進む時間がゆっくりになり、徐々に時間がとまっていくように感じさせる。 久遠:時々、本当に犬のように思える。そういえば、この文庫本にある著者の写真はどことなく犬に似ている。頭の良い、誠実な犬だ。ただ、自分で物事を決める事もできる。 | ||||
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結論としてはめちゃくちゃ楽しいです。読んでください。どんなに本苦手な方でも読めますよ。内容はというと、一人ひとりの言動に魅力があり、読み進めていくにつれてなぜか「皆、今何してんだろ?」みたいにどんどん惹かれていき、そうしてるといきなり仕掛けてきたりと、このやられた感は完全に小説の域を超えています! | ||||
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まず、あらすじに記載されている登場人物を見てもらいたい。三人の男に一人の女、全員特殊な能力を兼ね備えている。 「これは、ルパン三世ではないか!?」それが私の第一印象です。興味を持ち、購入して読んでいると、なるほど、非常に面白い! ストーリーは単純なサスペンスものだが、それらに特殊能力が加わると、ここまで面白くなるのかと驚いた。 逆に言うなら、特殊能力がある以上あまり複雑には出来ないのだろう。まさしく「ルパン三世」現代版だった。 ストーリーも非常に読みやすく、字さえ読めれば、小学生でも楽しめると思う。 この本の素晴らしい所が、終盤には全ての伏線を綺麗に収束させるところだ。 この手のサスペンス物でよくあるのが、登場人物の凄さを読者に判らせるために冒頭で小さな事件に巻き込ませる。 無論、主人公たちは難なく解決していき、読者が登場人物の凄さを理解したら、そこで事件はおわる。 しかし、この物語の凄い所は、そんな忘れ去られた事件をも伏線にしてしまうところだ。全ての文字に意味がある、一言一句見逃せない物語である。 とにかく、非常に読み応えがあります。老若男女、サスペンス嫌いな方でも、これなら楽しめる事間違いなしです。 | ||||
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今まで読んできた本のなかで、一番面白いと思いました。 ありえない設定の登場人物達なのに、全く違和感を感じませんでした。 無駄なシーンが無く、全てが何かと関係している点が すごいと思いました。 読んでいると、あのシーンはここに繋がっていたのだと、 驚かされます。 リズミカルに物語が進む作品だと思いました。 是非、読んでみて下さい。 | ||||
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主たる登場人物「成瀬」「響野」「久遠」「雪子」のそれぞれの能力は、「嘘が必ず見破れる」「おしゃべり」「動物好き」「体内時計あり」。これで銀行強盗ができる。どうやって?と思う。でもきっちり成り立っている。 そこが一番面白い 個人的に脇役の「田中」も気になる存在。ぜひ映画も観てみたい。 | ||||
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本に書いてあることは、たいていデタラメで、目次と定価以外全部ウソ。 だけど、リアリティを感じてしまう。超人的な能力を持つ登場人物たちにも憧れに似た親近感を持ってしまう。 そもそも、人間が頭で考えることはイメージに過ぎず、実体がない。 とくに1人でいるとイメージの膨張は止まることを知らない。厄介なことに実体がないので破裂することもない。 この本を読むと、自分が現実的に生きることはあっても、現実のみでは生きられないことがよくわかる。 まぁポストが赤いのも、野球に延長戦があるのも、人間のせいなのだから仕方がないだろう。 | ||||
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陽気でした。文句なく面白かった!! 裏かかれて、またかかれて、更にまたかかれて、そのまた裏を・・ って展開がサスガ。 登場人物の天然っぷりも森奈津子も真っ青(比較対象正しいすか?)って感じで まさーに、まさーーーに、、、伊坂ワールド全開。 ・・・表紙さえもう少し冴えてたらなぁって思ってるのは私だけではない筈。 ザンネン!! | ||||
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仲間に入りたいよ〜、一緒に銀行強盗したいよ〜と思ってしまった。 軽〜く読めるけれど、ワクワクするそんな1冊です | ||||
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テンポもいいし、伏線も効いてる。 そして作品全体に漂うユーモアとウィットにとんだ会話。 あまり頭を使わずに、一気に読めます。 とにかく楽しみたい人におすすめの一冊。 | ||||
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最初の数行を読むだけで、伊坂ワールドに「帰ってきた」感が溢れます。 なぜかこの本だけ手に入りにくく、他作品を読破した後なので、なおさらなのでしょう。 「アヒルと鴨」の次に好きな作品です。 | ||||
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映画と原作というのは私の中では両立しない。 どちらか先の方は楽しめるが後の方は楽しめないということばかりだ。 しかし、今回はちがった。 映画を先に観て、原作を読んだのだが存分に楽しめた。 むしろ先に映画を観ておいてよかった、と思ったほどだ。 そもそも原作がよかったからなのか、映画のできがよかったからなのか あるいは両方か。それはわからないが 映画と原作の両方を楽しめるものとして数少ない中のひとつである。 それでも原作を先に読み、映画を後から観た人には 映画を酷評する人が多いことを考えると この作品は、映画を先に観て原作を読むという流れの方がいいのかもしれない。 『オーデュボンの祈り』や『ラッシュライフ』のような 最後まで読まないとわからない、パズルの1ピースが最後に埋まる というようなミステリとは趣向が違う。推理小説とも違う。 そんな風に読んでしまってはおもしろさが半減してしまう。 本作の特徴はテンポのよさ。リズムのよさ。 響野のセリフを、弾むように流れるように読めればいうことなし。 それこそ、あたかも佐藤浩市が喋っているかのように。 その意味でも、映画を先に観たほうが楽しめるのかもしれない。 | ||||
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ギャング団が主人公なのは初めてのはずなのに、すっかりお馴染みの感覚がある。 オーデュボンの祈り、アヒルと鴨のコインロッカー、それからチルドレンに<強盗シーン>がちょろちょろ出ていたからだろう。 例によって、複数の主人公が一人称で語るシーンをつなぎ合わせたやり方で、これも伊坂のスタイルである。 ラッシュライフでは このやり方に慣れていなくて読むのがしんどかったが・・・あれは時代も行きつ戻りつしたから余計にだったが・・・今ではすっかり馴染んでいる。 楽しく読めました。 今回の作品では、直接は登場しない成瀬の息子の印象が強い。 成瀬の息子は自閉症児である。 自閉症については相変わらず(≒無知)な私ではあるけれど、この小説を読んで実感した。 もちろん小説の中のことだし、ストーリーに合わせての脚色もあるだろうが、それでも私の中ではとっかかりができた。 | ||||
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初めて伊坂作品を読みました。 内容を全く知らずに、書店で目だし帽の表紙に「なんだこりゃ」と惹かれ、「タイトル『ギャング』って・・・(笑)」って感じでジャケ買い。うちに帰って早速読んでみたら、登場人物の突飛さと、テンポの良さに止まらない止まらない。ひたすら読み耽り、トイレにまで持っていく始末・・・。個人的に「演説の天才」が、自身の奥さんと織り成す会話が好きです。 全然レビューになってない気がしますが、とりあえず読み出したら止まらないよって言いたいっす。 ただ、途中でオチが読めてしまったのはちょいと残念・・・。でも、オチが読めたからって、その後もつまらなさを感じさせなかったのは凄いと思います。ほじゃ、ぜひ読んでみてください☆ | ||||
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最高におもしろかったです。 内容もよく練られているし、テンポもよくあっという間に読んでしまいました。 各エピソードが結末まで、無駄なく生かされていて、全く飽きがきません。 各主人公の視点で物語が進んでいくのも、わかりやすくてよかったです。 伊坂幸太郎の作品を読むのが楽しみになりました。 皆さんもぜひご一読を! | ||||
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読んだあと、理屈抜きに「あー、おもしろかった!」と思える小説が好きです。この作品は、まさにそんな小説。テンポのよい展開、それぞれの個性がよくわかる洒脱な会話。映画にしたらおもしろそう・・・って、映画になってたのね、既に。 それぞれのキャラクターがとても魅力的で、よく人物像が描けていると思います。私が好きなのは成瀬さん。強盗4人組のリーダー格に当たる人ですが、嘘を見抜く天才で、冷静沈着、驚くことがあまりない。かといって、いやみな性格でもない。その成瀬と20年来のつきあいという響野さん。この人はいうなれば演説の天才か。強盗してる最中に演説する人も珍しい。 実は、途中で何となく筋がわかってしまうというか、何となくこうなるんだろうなあと見当はついてしまうのですが、それでも読んだあとにすごくおもしろかった!と思えます。横取りされたお金を取り戻せるのか、逆に罠にはめられてしまうのか、それを考えるのも楽しいですが、この4人のかみ合ってないようでしっくりかみ合っている会話を楽しんでほしいと思います。 DVDのレビューを見たら、思いのほか評判がよくなかったのですが、原作はとことんおもしろいです。買って損はしないと思います。これが伊坂作品初体験だったのですが、ぜひ他の作品も読んでみたいです。 | ||||
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相変わらずユニークなことを考えますね。 成瀬(リーダー)は人間嘘発見器、さらに天才スリ&演説の達人、精確無比な体内時計の持ち主――彼らは百発百中の銀行強盗(その他ゲスト?あり)だった……はずが、その日の仕事(ヤマ)に思わぬ誤算が。 ほかの作品でもそうですが、設定が突飛あ場合、その設定に負けてしまう作品があるのですが、伊坂さんには、それがまったく無いところがすごいですね。 | ||||
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TVで紹介されたとき、伊坂氏の作品を最初に読むのならと言ううことで紹介されていた。 実際は3冊目なのですが、やはりどれも面白く、最近のエンタメ小説にしては文体が思いのですが、内容はテンポ良く誰でも楽しめる作品だと思います 作者のギャング映画の愛着が感じられ、ネタフリからどんでん返しの展開がハリウッド映画を感じさせられ、痛快な展開が好感を感じます。 いつもながら、キャラクタ−の表現も魅力的で最後まで楽しめました。 | ||||
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読み終えた後、「あー面白かった」とだけ思った小説。 まるでマジック。 本編で魅せるだけ魅せておいて、最後にドロン。 何も考えずにストーリーだけ追って読むのが好きな私にはうってつけの本。 仲間の中での裏切り者は誰か、どんな理由で裏切ったか・・・なんて勘繰りながら読んでしまうような人にはオススメできない。 マジックでいうなら、ハンカチを見せられただけで中からハトが出てくるのだろうと予想してしまうようなものだ。 何が出てくるかわからないから楽しめる。 内容は、それぞれちょっと特殊な才能を持つ大人たちが愉快な銀行強盗と化する話。 登場人物全員が明るい性格なわけじゃない。 ユーモラスな展開が、話を明るく魅せているのだ。 読んだ後、何も残らない。 それでも読んでいる間楽しめればいいじゃないか。 そう思える人にだけ、オススメする。 | ||||
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この作品は一人の天才(笑いの)の物語、そういってもいいほどに響野氏の言動は面白いです。 響野に始まり響野に終わる、そういっても言い過ぎではない、といえます。 映画化もされましたが、響野氏を活かしきってはいませんでした。演説もよく聞こえなかったですし。なので、本のほうがいいかと思います。 とにかく、響野氏を知らない人すべてにこの本を薦めます。 | ||||
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