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陽気なギャングが地球を回す
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陽気なギャングが地球を回すの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全211件 81~100 5/11ページ
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4人の銀行強盗が銀行を襲ってお金を奪うことに成功したが、同じ逃走中の現金輸送車襲撃犯に襲われたという。その後、4人の現行強盗はそれを奪還しようとするが、どうなるのか。 4人の銀行強盗(主人公たち) 成瀬:リーダーかつウソを見抜く名人 響野:演説の達人 雪子:正確な体内時計を持つ女 久遠:スリの達人 話の展開としてはベタな感じがするけど、スピード感があるということとキャラクターのわかりやすさも相まってすごく良かった。読後感もいいし、スカッとする。 | ||||
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伊坂さんは大体読んでるんですが、映像が頭に浮かんでくるのがいいですね。 映画は見てないのですが、映像化したくなる気持ちは分かります。 タイトルの通り、陽気なギャングの小説なので、伊坂幸太郎の名前を知らない方も楽しめるかと思います。 | ||||
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自分が伊坂幸太郎を知ったのが約3年前だが、この作品の名前と評判はそれ以前に聞いていたという変わった背景を持つ思い入れ深い小説。 約400ページ、630円で価格はまずまず。 ※ページ単価については、一般書籍3.2円/頁、文庫本1.6円/頁程度が標準という認識が自分にはあるが、人それぞれだと思うのでご了承アレ。 内容は基本的に特殊な能力(特殊かどうか疑わしいものもあるが)を持った4人がギャングとして銀行を襲うというもの。その4人は、普段は一般人として生活しながらも、 ・他人のウソが見破れる ・極めて正確な体内時計を持つ ・天才スリ ・人の気を引く演説の達人 という裏の顔を持っている。 これまで100発100中だった銀行強盗がとある事故をきっかけに失敗し、それに関連してさまざまな事件が起きていくというもの。 読み進めると「そうか、ナルホド」と思う部分が結構出てくるにもかかわらず、後でよくよく考え直してみると「・・・あれ?」と思うことがしばしば。 非現実的なことをあたかも現実であるかのように見せる伊坂幸太郎の才能がなせる業だろう。 特に数学の問題の部分は必見。思わず紙に書いて解こうとしてしまう。 欠点としては、伏線が少しあからさまだったことだろうか。 伏線を張った場所が結構イメージに残りやすいというのがあって「これ後で出てくるだろ・・・」と結構簡単に分かってしまう。 一度目の最後もしくは何度か読んで気付いて「ナルホド」というのが伏線だと思うのでソコが少し残念だ。 あまりバタバタと人が死んだり、エグい描写も無いということもあり、伊坂幸太郎の本を読み始めるという人には「ラッシュライフ」とともにオススメの本である。 | ||||
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相変わらず、伊坂さんの登場人物のセリフが好きです。 今回は、特に"成瀬"ですね、あの坦々とした感じ。 動物が好きな"久遠"も好感度が高いし、ベラベラとしゃべるおしゃべりな"響野"もしゃべってる内容とまわりの反応がとてもおもしろかったから好き。 "雪子"にはあまり感情移入できなかったけれど、彼女の彼女らしさがとてもうまく出てると思いました。 なんて、そんな評価とかどーでもいい。 最後の赤ん坊が泣き止んだことの意味、ココロがほんわかしました。 そして「ロマンはどこだ」とか、惚れちゃいます。笑 | ||||
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この銀行強盗にならあってみたい。 恐怖とエンターテイメントの5分間は一生の自慢になりそう。 自分が銀行員だったら絶対に嫌だけど。 | ||||
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CDのジャケット買いはしませんが、この本は面白そうなジャケット(表紙)だったので買いました。 伊坂さんは何冊か読んでますが、今回も楽しめました。 4人の特殊能力を持った銀行強盗が登場します。 本場アメリカのドンパチギャングではありません。 スマートに脅し、手際よくお金を奪い、誰も傷つけることなく、あっという間に逃げていきます。 この作家のキャラクター設定はいつも面白いです。 おしゃべりで理屈っぽい強盗に、それをいつも軽くあしらう冷静沈着な強盗。 この二人の掛け合いが好きでしたね。 個人的には嘘発見器人間とスリの達人に惹かれました。 「ロマンはどこだ?」 という台詞、日常でも使ってみたいものです。 この続編もなかなか面白いですよ。 | ||||
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伊坂作品の中でも特に「軽妙」「洒脱」という言葉が似合う作品。 読みやすい作品が多い中で、特に読みやすい作品なので、伊坂初心者に おすすめかな? いつもながら、本筋とは関係無さそうな会話の中に、あとで生きてくる 小道具やワードが散りばめられているので、「これはどんな使われ方する のかなあ?」と考えながら読み進めるのも楽しみの一つ。 伊坂作品は舞台が仙台という先入観で読んでいたら、横浜を舞台に書く こともあるのかとちょっとだけビックリ。 | ||||
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伊坂幸太郎作品のなかでは、異質なくらいにエンターテイメントに徹しています。 最初から最後まで軽快に読み進めます。 4人組の銀行強盗の話。 この4人の個性がありえないほどに際立っていて魅力のひとつ。 ストーリーもコミカルに面白おかしく進みます。 伏線の張り方、回収の仕方は、さすがだなと思わせます。 読後感もさわやかで、お勧めの1冊。 | ||||
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知り合いから「これは絶対に面白い」とかなり強く推薦されて 読みました。小説としては、読み易いし登場人物のキャラも立って いるし、非常に面白いと思います。 ただ、ミステリーと言う意味で言うとどうかなあ・・・。 最後の場面は決して想像力が豊かでない自分でも想像出来てしまった し、冷静沈着な成瀬が最後の最後まで冷静沈着。「成瀬の手の平で 踊る登場人物」と言う感じ。成瀬が焦る場面なんかあると、ミステリー と言う意味ではより完成度が高かったような気がする。 ま、そんな細かい事抜きにして楽しめよ!と言う事なのかも知れません が・・・ | ||||
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「銀行強盗」から私がイメージするのは、社会に恨みなり不満を抱えた陰湿で暗い存在。 でも、物語にでてくるギャング達はとにかく明るくて、世間に不満があるわけでもお金に困ってるわけでもない。 銀行のお金を奪っても銀行は保険がおりるから、銀行的にもお金を預けている人達にとって何もマイナスはない。 みたいな事をギャングの一人が言ってます。 悪い事をしておいてそんな自己中な。と思いますが、彼らの仕事ぶり(銀行強盗の)を見ていると何だか許せてしまう程みんな陽気でおもしろい。 むしろ、彼らが銀行強盗をする場に居合わせてもおもしろいのかもと思ってみたり。 何も考えないでさくさく読めて、笑えるお話です。おすすめ。 | ||||
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とにかくおもしろかったです! 伏線回収が気持ちいい! | ||||
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他の作家さんの作品の合間に何か暇潰しは無いかと探していたところ、アマゾンからのお薦めにてゴールデンスランバーから入ってみました。 前半はダレた感じでしたが、後半はそれぞれのキャラの個性が立ってきて楽しめました。 ただ、伏線がやや目立ちすぎていてパズルが一気に組み上がる様がお好みの方には向きません。 でも作者も言うように、エンターテイメントとしては十分過ぎるくらい楽しめます。 このシリーズは3作だけみたいですが、続編を期待せずにはいられません。 | ||||
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今時じゃ「ギャング」というと、10代の暴力集団を思い浮かべてしまったが、これは懐かしい正しい?ギャングなのがうれしい。 一人一人のキャラクターがはっきりしていて、このまま映画になりそう。(既になってるらしいが) ポンポンと軽妙な会話をかわし、テンポよく読ませる。 電車で読むと時々吹き出してしまい恥ずかしいが、時間が経つのを忘れるので、降りる駅に要注意。 | ||||
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それぞれが特殊な才能を持った4人組の銀行強盗. まんまと手に入れたお金を別な強盗に奪われてしまうという意外な展開と,その真相という謎を軸にストーリーは進む. 真相には意外性があり,ラストで展開される騙しあいでは伏線がしっかりと回収されてよくできたプロットである. とはいえ,この小説の最大のウリはなんと言っても際立ったキャラクターの魅力だろう. 個性的なキャラクターと,軽妙でテンポのよい会話だけでも十分に楽しめる. また,動物へのこだわりや,人に頼るのにもコツがいる,といったメッセージから 単なるウケ狙いだけでない人間的な魅力が感じられる. これだけの魅力的なキャラクターを自在にあやつって生き生きと動かしていく伊坂氏の実力には脱帽である. | ||||
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最近面白いことないな…って人にオススメ。 こういう強烈キャラが強烈なバカをやる話が大好きな私には、久しぶりのヒット作でした。 いや、ヒットというかむしろ満塁ホームラン(笑) 切なさとか癒しとか考える時間とかそんなのはいらないからすっきりしたい!!ってときに読むと、登場人物たちが清々しいギャングに見えてくると思います。 陽気だー。 陽気で痛快でカッコいいギャングだー。 私の周りにもこんな『ありえない人たち』いないかな…。 濃いキャラたちのハイテンポな会話文もとても面白く、読みながらちょいちょい吹き出しそうになりました。 たぶんこの先も、事あるごとに私はこのコメディ本を開いて笑うと思います。 | ||||
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魅力的なキャラクター、台詞回し、そして物語。一気に読めて面白い。もはや死語のような「ギャング」という言葉がおしゃれにさえ感じる。項が変わる時に辞典の様な表記と共にその言葉へのいやみや皮肉、俗な意味を併記していて面白い。最初にブッチとサンダンスが出てきたり、最後のどんでん返しなんかは「スティング」に似ているし、この作者は、映画が好きなんだなぁ、と常々思う。 映画化するそうで、響野が佐藤浩市、成瀬が大沢たかおだそうだ。イメージは逆のような気がする。。原作どおり映画化するといいなぁ。。 | ||||
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間違いないです。面白いです。 失敗なく全て旨くいくのが、面白くないと感じられるかもしれません。 でも、思考が疲れている時、逆に考えないといけない事柄のある時にぜひ!!! しかも言葉が素敵なのはご存知のはず。 脳を豊かな状態に戻してくれる、まっさらな空気・クールなそよ風のような 作品です。 疲れた時におすすめです。 | ||||
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ギャングとして加担する各登場人物が独特な能力を持っており、キャラクタが良く出ている。それに加え、癖の無い文章とテンポの良さゆえ非常に読みやすい小説だった。前半に裏付けのある知識ネタが散見されたが、全体を通して散りばめられていると尚嬉しいと感じた(あくまで個人的に)。僕は30代で十分楽しめたが、内容としては10-20代の方に望ましい内容のように思った。 | ||||
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映画を先に観てしまった。 よって、映画の印象が薄れてきた今これを読んでみた。 うーん、面白い! 映画よりさらに面白テイスト満載だ。 会話のおしゃれさ、テンポの良さ、魅力的な登場人物たち、成瀬の自閉症の息子までみごとに魅力的だ。 そして最後の伊坂氏のあとがき。 これもまたおもしろさ絶品だ! 伊坂ワールド、まだまだお腹いっぱいにはなりませぬ、さあ、次は何を読もうか? | ||||
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4人のかわった力を持つ男女の強盗団のお話。銀行強盗じだいがリスクが高い割に実入りが少ないので、今時はやらない。銀行強盗など馬鹿が突発的にやることだ。詐欺のほうがよっぽど安全で持続的に高額に儲かるので、悪人たちはそちらに流れている。頭のいい、綿密に研鑽して行う銀行強盗なんて、映画でしかあり得ないのだが、それに挑戦しようというゲーム感覚なのがおもしろい。いわゆる劇場型犯罪。最後のおちはさすがとうならされた。続編が読みたくなる傑作コメディだ。 | ||||
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