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陽気なギャングが地球を回す
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陽気なギャングが地球を回すの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 21~38 2/2ページ
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ストーリーは他に見たことがないものでその点はおもしろかった。 一人一人のキャラクターの描写がしっかりしていて、他の小説でたまに起こるような 「あれ?これは誰だっけ?」という様な事がなかった。 しかし、言葉遣いが若干昔風?でそんな些細な事でもキャラクターに入り込むのを難しくした。 そして主人公達が特別な才能を持っているにしても意図も簡単に強盗を繰り返す等、 実際ではあり得ない様な展開と先の読める展開に、少しがっかりさせられた。 | ||||
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特殊な能力を持つ四人の銀行強盗。思わぬ誤算により事件に巻き込まれる。各々の登場人物の特性が確立されており、臨場感溢れている内容となっています。全ての事象は繋がりを持っており、それは偶然でなく必然なのかもしれません。 「何が起きるかわからないほうが、生きていくのは楽しい」 | ||||
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映像にしたり,実際に作品中のギャングになったりすると面白そう。映画にはなってるみたいだけど。 数年前に,書店で平積みされていて面白そうだと思って手には取らなかった本。読んでみると,表紙やタイトルほどのインパクトは無く,面白みにも欠ける。その分,辻褄の合わない部分は少なかった印象も。読んでいて何だかくすぶる感じ。もう少し,はっちゃけて書いていただければと願う。 なんだかこの人,あたりはずれが多い気がする。 | ||||
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個性的なキャラクター達の強盗劇。 ある事件現場にたまたま居合わせた4人が、 ひょんなことから奇妙な強盗仲間となり、 華麗な手口で強盗を行う、、、ようになってからのお話です。 主人公4人は皆、伊坂作品にいかにも出てきそうな、 カラっとした性格の、かつインテリ感のある人物。 彼らの掛け合いはテンポよく読めて、キャラが生かされていて楽しい。 (特にボケの響野さんと、冷静な成瀬さんのが) その代わり、この人物描写に物語の大くの部分(前半ほとんど?) 占められてしまっていて、物語の大筋の、 “彼らの敵対勢力”との対決、それに到るまでの盛り上げに関しては、 少し薄っぺらい印象でした。先が見えてしまいます。 しかし、彼らには続編があるようなので、 キャラを頭に叩き込んだ上で、それを読めば、 面白みは倍増ではないでしょうか。続編でのパワーアップに期待。 | ||||
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『本屋大賞』を受賞し正に今ノリにノッていると言える伊坂氏のとってもポップで親しみのある一品♪ 少年心を無くしてないっていうよりは少年そのもの、そしてクセのある特技を持った4人組+サブメンバーのあくまでポップな銀行強盗小話。 おそらく登場メンバーが勝手に動き過ぎていつの間にか小説になっちゃった(失礼)みたいな空気感は読んでて気持ちが良い。 DVD化もイメージが浮かびやすくて納得。 今伊坂作品は何を読んでも外れが無いが敢えて個人的好みで順位付けして☆3とした。 もちろん読んで損なし♪ | ||||
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2003年にノン・ノベルとして出たものの文庫化。 ギャングの話である。でも、気のいいやつらだ。とぼけた味わい、妙なのんびり感がある。一方で、「本物の悪」も出てくる。 テーマ的には、悪事の肯定、私刑の問題など。 と書いてみると、この著者はいつも同じ話を書いているのだなと分かる。 本書なんかは、まあ、取っ付きやすいのではないだろうか。ミステリの読者にとっても安心して読める話だ。 ストーリー展開や人物造形には改良の必要あり。 | ||||
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最後の方、どうもちょっと無理があるよな、という感じでした。 ウソを見破る天才が、いつの間にか万能の神みたいになっちゃった。 意味なさそうだったアイテムが突然威力を発揮するけど、「伏線」と呼べるほどの こともなかった。 夜更かしして読み切る価値はあったかも知れないけど。 | ||||
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著者が文庫版の後書きに「九十分くらいの映画が好きです。」と書いてあって、その点についてはウチも同感。人間の集中力は90分くらいが限度だと言うし、1時間のドラマはちょっと物足りない、2時間の映画はトイレに行きたくなって困ってしまう。 伊坂幸太郎さんの作品はこれが映画化されると聞いたときに面白そうだなぁと思いながらなかなか手に取るところまでいかず、かなり前に図書館で予約してようやく順番が回ってきました。 「嘘を見抜く」「スリ」「演説が巧い」「1秒単位で正確に時間を計ることができる」というそれぞれの特異な能力をもった四人が「ロマンはどこだ」とスマートな銀行強盗を実行しますが、逃走中に現金輸送襲撃強盗に遭遇に現金を横取りされてしまいます。ロマンも何もないそのやり口に憤慨した四人は奪回を試みるのですが…… 非常にテンポの良い語り口調で、すっと物語の世界に馴染んでしまいます。銀行強盗が日常の出来事のように思えてしまうほど自然な……違う、自然に見せてしまう展開で楽しいなぁと感じました。伏線の張り方も巧く、物語の終盤でそれが登場してくるとちょっと顔がほころんでしまいます。 ウチは結構好きですねぇ。映画の方もちょっと見てみましょうか。 あ、ちなみに90分では読み終えませんでした。 | ||||
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他の伊坂作品と比べると、上滑りしていると思う。単純に楽しむならいいのかもしれないし、それこそが作者の意図なのだろうけど、『オーデュボン』や『ラッシュライフ』より現実的でありすぎ、『重力ピエロ』より非日常的すぎる中途半端感がある。 たとえば、主人公4人組の「特殊能力」がそうだ。人間嘘発見器や人間時計の能力は、まったく非現実的で、浮遊している。しかし、スリがうまいのといつでもどこでも饒舌なのは、ほとんどぼくたちにとって馴染みの世界だ。このアンビヴァレントがいいのだ、という方もいるだろうが、ぼくはちょっとなじめなかった。 | ||||
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軽いテンポの作品。銀行襲撃、いじめ、殺人など、内容は深刻なのだが まったくそれを感じさせない。読んでいて、何とかなるのだろうという 楽観的な気持ちになるから不思議だ。合わなさそうで、ぴったりと 呼吸が合っている4人。作者は強烈な個性の4人をうまくまとめて いる。でも、実際にこんな4人組がいたらかなり目立つのでは?と 思うが。最初から最後まで飽きることなく楽しめた。ピースがおさまる ところにきちっとおさまったラストもお見事♪ | ||||
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文庫化されたので読んでみた。 読んだ感想としては、可もなく不可もなくというところ。 オーデュポンの祈りやラッシュライフのような 不思議感がなかったからか、あんまり心に残らなかった。 また先に「死神の精度」など、他の伊坂作品を読んじゃったから、期待感が強かったからがっかり感があったのかもしれない。 逆にいえば、伊坂作品は最新作ほど面白くて、内容が深い。 とはいえ、話自体は気軽にさくさく読めるので、その点を評価して★3つ。 映画の成功を祈ります。 | ||||
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あーーーー。よみきりましたぁ!!!!。私は、この本は、お父さんが読んでて、何となく題名とか、いろいろ凄いので、読んでみました。 そしたら内容はえぇ!!!そうなるか!! という読んでみての驚きが凄くあって久しぶりにビックリしました。 まさか、あれがああなるとは。。。。。!!!!!。。。 えいがも、みにいきたいです。人それぞれだと思いますが、楽しい作品だと思います。 | ||||
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批判するつもりは毛頭にない。 設定は、多分良かった。 ストーリー展開にも、問題はない。 最後のオチも無難に良かった。 ただ キャラクターのそれぞれの魅力が十分に発揮されなかったこと。 これは何よりの原因だったと思う。 「個性」と「魅力」は違う。 それに、こういう類の話を読み込んでる人にとっては 私だけに限らず、最初の数ページの時点で全てお見通しだったのではないだろうか。 「それはわざとです」と言われてしまえばそれで終わりなのだが… しかし、「設定」が「ストーリーに追いついていない」と言うわけではない。 もう、ひとひねり欲しかった。まぁこの「ひとひねり」が何よりも難しいことは十分にわかっているのだが。 | ||||
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4人の銀行強盗の話なんだけど、章ごとについてる用語の解説がおもしろい。たとえば、こんなの↓かいわ【会話】二人あるいは少人数で、向かい合って話し合うこと。また、その話。成立することは困難。どちらかが満足を得ると、どちらかは忍耐を強いられることが多い。軽い文体でキャラの個性が活きてて時間があるならオススメです。 | ||||
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楽しいですね。ジャンルで言うとユーモア・ピカレスクって言うのかな?とにかく何も考えずにさくさくと読み進められます。この作品を好き!と思った方には、赤川次郎氏の「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズをお薦めします。似てます。 | ||||
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とにかく常に読者を楽しませようと企んでいるクライムコメディです。ルパン一味のようなキャラ設定といい、ユーモア満載の会話といい、サービス精神に溢れた作品です。銀行強盗という凶悪な部類の犯罪をするにも関わらず、なぜかイベント屋のようなノリでことを進める4人には、後ろめたさや、暗さなどは全く感じられません。当然人は傷付けませんし。散りばめられた伏線を一つのエンディングに向けて、きっちり収束させた手腕も見事でした。敵の黒幕の人物像が薄かったのは多少残念でしたが、大した瑕疵ではないかもしれません。それと、どちらかと言うと若い人向けの作品ですね。私は「重力ピエロ」の方が人を選ぶ作品だと思いますので、本作はどなたでも安心して読めると思います。 | ||||
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になりうるでしょう。漫画なら。登場人物たちは、それぞれが特殊能力を持った曲者揃い。という、ありがちではあるが、嬉しい設定。○ギャングの頭 成瀬 嘘を見抜く天才 常に物事の先を見据えている○成瀬の古くからの友人 響野 演説巧(好)者 自称元ボクサー とにかくお喋り○若者 久遠 スリの達人 動物愛護家○紅一点 雪子 母 正確無比な体内時計を持つ 息子が絡めば悪人の一人や二人・・ そして、各々がジョーク大好き。 コメディ・ミステリーなので、ジョークのおもしろさと、謎解きの展開、伏線のたたみ方などが全てなのかと思われます。そして、それらがなかなか盛り沢山でいい感じです。ちょっと技巧的すぎるかもしれませんが、サービス満点、という感じです。 そのせいか、登場人物達の各々の内面的リアリティというか、人間らしさについては、なんだか少し薄い感じがしました。 余計なことを考えず、暇を潰したいときには最適でしょう。 | ||||
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銀行強盗の逃走の途中、お金を奪われた「陽気なギャングたち」。お金を取り返すために、犯人を追いますが・・。ヒタスラ、くだらない(?)ギャグを飛ばしまくりです。しょもないことが多いですが、これだけ、連発されると、笑えてくるから、あーら不思議。地球が回ります。謎もありますが、ギャグに心を奪われて、謎解きどころでは、ありませんでした。楽しいですよ。 | ||||
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