暗幕のゲルニカ

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暗幕のゲルニカの評価:

4.19/5点 レビュー 199件。 B ランク

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全397件 341〜360 18/20ページ
No.57
(5pt)

相変わらず続編希望!

重たさと、華やかさが混ぜあった、力強いお話しでした。相変わらず続編が気になります。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4103317523
No.56
(1pt)

高評価してるひとって

スペイン内戦以後の世界には、ピカソのゲルニカもキャパの写真もヘミングウェイの文学も何の役にも立たなかったことを知ってる現代人にとっては実に空々しい小説です。
芸術による反戦なんて無駄とシニカルなことが言いたいのではありません。ゲルニカさえあれば「戦争と戦える」とか「負の連鎖を断ち切れる」と思い込んでる登場人物の姿がまるで「ゲルニカ教」の信者のように映るのです。憲法九条があれば平和が守れると思ってる輩とかぶります。
「オレは絵を描く。他の事は知らん」というピカソ本人の態度が一番まともに見えます。
大体主人公瑤子と共にゲルニカの借り入れに奔走する上司のルースは、石油利権のために中東に紛争の種を撒き散らした元凶のロックフェラー家の人間じゃないですか。
そのルースが911で夫を亡くした瑤子を慰め励まし、反戦をテーマにした企画展を911以後のニューヨークで開催する旗振りをするなんて言うのは何の冗談かと思います。
911だって元をたどればアンタんちが悪いんじゃん。

文章がとにかくクドく、
「スペインに真の民主主義が訪れるまでゲルニカをアメリカに預かって欲しいというのがピカソの意思」という記述が何回出てきたか、数えるのもバカバカしいです。
パルド・イグナシオという人物が出てくるたび「伝説のアート界の巨人」とか「アート界を司る神」とか「芸術の守護神」とか「美の巨人」とか仰々しい
修飾語付きで鬱陶しいことこの上ないです。「民族の太陽」とか「偉大なる領導者」とか「敬愛する将軍様」とか言われてるアレを思わせます。
「ゲルニカの前でナチスと闘うことができるのは、この世でたったひとり、パブロ・ピカソだけだったからだ」
「幾千万の銃よりも、一本の絵筆のほうがはるかに強いと証明された記念碑的作品」
このように読んでるこっちが恥ずかしくなるような肩に力の入り過ぎた大げさな描写が次から次えと出てきます。
著者がリキめばリキむほどこちらの心は冷えて行き「ナチスと実際に戦って死んだ兵士に失礼だろ」とか「そんな証明がされたのはお前の脳内だけだろ」と思ってしまいます。
脂っこいというか暑苦しいというか。
文体を絵画に置き換えることができるならば、こんな風に過剰に装飾的で押しつけがましく単調なモチーフを繰り返す作品をみたら、元美術館のキュレーターだった著者だってうんざりするのではと思います。

真ん中あたりでもう止めようかと思ってたら、ゲルニカを狙うバスク地方分離独立を目指すテロ組織が出てきて「ほう、そう来たか」と読み続けました。
反戦のシンボルであるゲルニカがバスク独立戦争の引き金になるという皮肉な逆説に、どう落とし前を付けるのか見てみようと思ったからですが結果トホホです。
瑤子はテロ組織に誘拐され、ゲルニカを手に入れるための人質にされます。
必然性が全くありません。
ゲルニカの所有者であるスペイン政府に対し、人質の身柄と引き換えに作品の譲渡を要求するのであれば人質は誰でもいいのです。人質を取る必要もありません。「要求に応じなければどこかに仕掛けた爆弾を爆発させる」という声明を出せばいいのです。
必要もないのに人質なんて厄介な物のために警備員と監視カメラに囲まれた高級ホテルに宿泊する瑤子を狙うほどテロリストってバカでもヒマでも無いと思います。
だから監禁された瑤子の不安も恐怖もアホくさくて共感できません。

ついでに言って置きますがテロリストって書いてあるからそういってますが文化も言語も違う地域の住民が独立を望むのはある程度理解できるので「独立派の活動家」ぐらいに描くのが穏当じゃないかと思います。独立派=悪=テロリストとというのは体制側の視点であって小説家のとる態度じゃないと思います。無知です。

この後はネタバレになるので控えますが、ゲルニカは最後まで神聖にして侵すべからざる反戦のイコンで、皮肉な逆説のオチはありません。
どうやら著者自身がゲルニカ教の信者だったようで自分で書いた逆説に気が付いていなかったみたいです。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4101259623
No.55
(1pt)

高評価してるひとって

スペイン内戦以後の世界には、ピカソのゲルニカもキャパの写真もヘミングウェイの文学も何の役にも立たなかったことを知ってる現代人にとっては実に空々しい小説です。
芸術による反戦なんて無駄とシニカルなことが言いたいのではありません。ゲルニカさえあれば「戦争と戦える」とか「負の連鎖を断ち切れる」と思い込んでる登場人物の姿がまるで「ゲルニカ教」の信者のように映るのです。
「オレは絵を描く。他の事は知らん」というピカソ本人の態度が一番まともに見えます。
大体主人公瑤子と共にゲルニカの借り入れに奔走する上司のルースは、石油利権のために中東に紛争の種を撒き散らした元凶のロックフェラー家の人間じゃないですか。
そのルースが911で夫を亡くした瑤子を慰め励まし、反戦をテーマにした企画展を911以後のニューヨークで開催する旗振りをするなんて言うのは何の冗談かと思います。
911だって元をたどればアンタんちが悪いんじゃん。

文章がとにかくクドく、
「スペインに真の民主主義が訪れるまでゲルニカをアメリカに預かって欲しいというのがピカソの意思」という記述が何回出てきたか、数えるのもバカバカしいです。
パルド・イグナシオという人物が出てくるたび「伝説のアート界の巨人」とか「アート界を司る神」とか「芸術の守護神」とか「美の巨人」とか仰々しい
修飾語付きで鬱陶しいことこの上ないです。
「ゲルニカの前でナチスと闘うことができるのは、この世でたったひとり、パブロ・ピカソだけだったからだ」
「幾千万の銃よりも、一本の絵筆のほうがはるかに強いと証明された記念碑的作品」
このようにリキみまくった大げさな描写が頻出します。
脂っこいというか暑苦しいというか。
文体を絵画に置き換えることができるならば、こんな風に過剰に装飾的で押しつけがましく単調なモチーフを繰り返す作品をみたら、元美術館のキュレーターだった著者だってうんざりするのではと思います。

真ん中あたりでもう止めようかと思ってたら、ゲルニカを狙うバスク地方分離独立を目指すテロ組織が出てきて「ほう、そう来たか」と読み続けました。
反戦のシンボルであるゲルニカがバスク独立戦争の引き金になるという皮肉な逆説に、どう落とし前を付けるのか見てみようと思ったからですが結果トホホです。
瑤子はテロ組織(と書いてあるけど私は思ってない)に誘拐され、ゲルニカを手に入れるための人質にされます。
必然性が全くありません。
人命と交換にゲルニカを要求するのであれば人質は誰でもいいのです。人質を取る必要もありません。「要求を飲まなければどこかに仕掛けた爆弾を爆発させる」という声明を出せばいいのです。
必要もないのに警備員と監視カメラに囲まれた高級ホテルに宿泊する瑤子を狙うほどテロリストってバカじゃないと思います。
だから監禁された瑤子の不安も恐怖もアホくさくて共感できません。

この後はネタバレになるので控えますが、ゲルニカは最後まで神聖にして侵すべからざる反戦のイコンで、皮肉な逆説のオチはありません。
どうやら著者自身がゲルニカ教の信者だったようで自分で書いた逆説に気が付いていなかったみたいです。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4103317523
No.54
(3pt)

うんちく部分は文句なく楽しんだ・ネタバレあります

が、拉致の場面で「なんか多分ヘンな展開に行くぞ」のイヤな予感。そんでもって、昨日今日会った人の為に「身を挺して」主役を庇う脇役が出てきたトコで白けきった。社会派ドラマの展開が、クライマックスで急に「パニック」物に変わっちゃったわ、的な。
「連行される」なんてぬるい事に気配れるなら、全部が済むまでマイテに引っ付いてろよ。撃ちたくても撃てないように。…もろともに撃たれるかもしれんが。
うんちくは堪能したから、それで良しとしておこう、という感じだった。
概ね楽しみました。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4101259623
No.53
(3pt)

うんちく部分は文句なく楽しんだ・ネタバレあります

が、拉致の場面で「なんか多分ヘンな展開に行くぞ」のイヤな予感。そんでもって、昨日今日会った人の為に「身を挺して」主役を庇う脇役が出てきたトコで白けきった。社会派ドラマの展開が、クライマックスで急に「パニック」物に変わっちゃったわ、的な。
「連行される」なんてぬるい事に気配れるなら、全部が済むまでマイテに引っ付いてろよ。撃ちたくても撃てないように。…もろともに撃たれるかもしれんが。
うんちくは堪能したから、それで良しとしておこう、という感じだった。
概ね楽しみました。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4103317523
No.52
(5pt)

至福の時間でした

キュレターという職業の方が書くアートの世界のミステリーってホントに読み応えがある。
フィクションにしても、まるでその時代に、その場所に自分がいるように夢のような場所に連れて行ってくれたこの作品がとても好きです。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4101259623
No.51
(5pt)

至福の時間でした

キュレターという職業の方が書くアートの世界のミステリーってホントに読み応えがある。
フィクションにしても、まるでその時代に、その場所に自分がいるように夢のような場所に連れて行ってくれたこの作品がとても好きです。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4103317523
No.50
(3pt)

ピカソに惚れた

登場人物の心情をくどくど書いている部分が多くて,途中何度も本を閉じようとしてしまった。テンポが良くないのだ。心情の部分は半分にして,登場人物の動きをもっと入れてほしかった。物語構成も,最後の方は唐突に思える。ピカソが良く書けている。昔から「女たらしの天才か」くらいに思っていたけど,この小説を読んで画家ピカソに惚れてしまった。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4101259623
No.49
(5pt)

「ゲルニカ」誕生の背景がよくわかった

「ゲルニカ」誕生の背景や経緯がよくわかった気がする。「楽園のカンヴァス」以上に興味深く読んだ。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4101259623
No.48
(3pt)

ピカソに惚れた

登場人物の心情をくどくど書いている部分が多くて,途中何度も本を閉じようとしてしまった。テンポが良くないのだ。心情の部分は半分にして,登場人物の動きをもっと入れてほしかった。物語構成も,最後の方は唐突に思える。ピカソが良く書けている。昔から「女たらしの天才か」くらいに思っていたけど,この小説を読んで画家ピカソに惚れてしまった。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4103317523
No.47
(5pt)

「ゲルニカ」誕生の背景がよくわかった

「ゲルニカ」誕生の背景や経緯がよくわかった気がする。「楽園のカンヴァス」以上に興味深く読んだ。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4103317523
No.46
(3pt)

期待ほどではなく

「カフィーに待ちわびて」「楽園のカンバァス」の大ファンなので
期待して読みましたが
今回は人物 瑤子、ピカソ、ドラにも感情移入できなかった。
誰にも感情移入できないと、私にとって普通の本になります。
それぞれが本当に話しているように感じられず
こじつけているような感じでした。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4101259623
No.45
(4pt)

ピカソの章はよかった

ピカソの章は、どこまでが史実でどこまでが脚色なのかわからないくらいリアリティがありグッド!現在の911との対比も良い。人間がずっと戦争を続けていて少しも成長していないことが感じられて切なくなる。ただ、現在の章は少し嘘くさい、薄っぺらさも感じるし、オチも、なるほどー!とはならなかったかな。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4101259623
No.44
(3pt)

力が入り過ぎ…?

「楽園のカンヴァス」が面白かったので、ハードカヴァーを購入。

史実を緻密に調査し、現在と過去が交差する構成は評価できる。
よく書けているとは思うけど、
話が大きくなり過ぎて、どこか絵空事、滑っている印象を受けました。
主人公の日本人キュレーターに感情移入ができないので迫ってくるものがない。
題材は、例えば生前には評価されなかった芸術家の生涯や
贋作にまつわる少々胡散臭いアートの話だけでいい。
この著者にはそういう小品を書いてほしいと願う。

世界有数の資産家 スーパーエリート日本人 9.11 テロ組織
芸術にそういう“次元が異なるもの”を絡めてほしくない。
史実であったとしても偉大な創造者ピカソと絡めてほしくない。

登場するのは画家と恋人、画商や鑑定士くらいでいいのでは?
ピカソと比べると“モノを作らない”周囲の人たちのなんと陳腐なことか…
読み進めるうちにだんだんと白けてきました。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4101259623
No.43
(3pt)

期待ほどではなく

「カフィーに待ちわびて」「楽園のカンバァス」の大ファンなので
期待して読みましたが
今回は人物 瑤子、ピカソ、ドラにも感情移入できなかった。
誰にも感情移入できないと、私にとって普通の本になります。
それぞれが本当に話しているように感じられず
こじつけているような感じでした。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4103317523
No.42
(4pt)

ピカソの章はよかった

ピカソの章は、どこまでが史実でどこまでが脚色なのかわからないくらいリアリティがありグッド!現在の911との対比も良い。人間がずっと戦争を続けていて少しも成長していないことが感じられて切なくなる。ただ、現在の章は少し嘘くさい、薄っぺらさも感じるし、オチも、なるほどー!とはならなかったかな。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4103317523
No.41
(3pt)

リアリティ―に欠ける

「カフィーに待ちわびて」「楽園のカンバァス」の大ファンなので読みましたが
今回は人物 瑤子、ピカソ、ドラにも感情移入できなかった。
それぞれが本当に話しているように感じられず
こじつけている感じだった。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4103317523
No.40
(3pt)

力が入り過ぎ…?

「楽園のカンヴァス」が面白かったので、ハードカヴァーを購入。

史実を緻密に調査し、現在と過去が交差する構成は評価できる。
よく書けているとは思うけど、
話が大きくなり過ぎて、どこか絵空事、滑っている印象を受けました。
主人公の日本人キュレーターに感情移入ができないので迫ってくるものがない。
題材は、例えば生前には評価されなかった芸術家の生涯や
贋作にまつわる少々胡散臭いアートの話だけでいい。
この著者にはそういう小品を書いてほしいと願う。

世界有数の資産家 スーパーエリート日本人 9.11 テロ組織
芸術にそういう“次元が異なるもの”を絡めてほしくない。
史実であったとしても偉大な創造者ピカソと絡めてほしくない。

登場するのは画家と恋人、画商や鑑定士くらいでいいのでは?
ピカソと比べると“モノを作らない”周囲の人たちのなんと陳腐なことか…
読み進めるうちにだんだんと白けてきました。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4103317523
No.39
(5pt)

パリ→ニューヨーク→マドリッド

ゲルニカには他ならぬメッセージ性があります。またパリで描かれニューヨークに渡り、そしてマドリッドへ・・・何よりもゲルニカの歴史に驚きました。虚実織り交ぜたミステリーような作品は大好きです。ピカソにもゲルニカにもアートにも原田マハさんの愛があるように思います。また読みながら私もその場所に居るような臨場感さえあります。過去にタイムスリップしたような気になるのも凄いです。こんな作品をこれからも期待します。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4101259623
No.38
(5pt)

パリ→ニューヨーク→マドリッド

ゲルニカには他ならぬメッセージ性があります。またパリで描かれニューヨークに渡り、そしてマドリッドへ・・・何よりもゲルニカの歴史に驚きました。虚実織り交ぜたミステリーような作品は大好きです。ピカソにもゲルニカにもアートにも原田マハさんの愛があるように思います。また読みながら私もその場所に居るような臨場感さえあります。過去にタイムスリップしたような気になるのも凄いです。こんな作品をこれからも期待します。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4103317523